ついに 見てしまいました…!Netflix 限定のデビルマンcrybabyです!
あの 原作版デビルマンを ラスト まで描き切ったという、当時 わりと話題になってた気がします!
というのも OVA 作品では、途中で終わってしまったり、終末の中間の部分の作品はあったんですけれども、きちんと原作のラストをアニメ化した作品はこれまでずっとなかったんですよね
一応 実写版では 世紀末が描かれましたけれども、あれはまた別の話です
自分で言うのもなんですが、僕は自分なりに良いところを探したりして楽しむのですが…この作品はヒドイです(ネトフリ製作で期待値が高かったからかもしれませんが…)
せっかく来ていただいて非常に申し訳ありませんが、不愉快に感じましたら引き返すか、全文読んだうえでの批判コメントをお願いします
最初聞いたときはワクワクしたのですが、蓋を開けてみてガッカリです…正直かなり酷いです
結論:ひどい、見る価値ナシ、ヤバイ
今更ですが「Netflix版デビルマン」を見てみました!公開が確か2018年でしたから、6~7年経った今!ついに見ました!
何故見れないでいたのか…ウチは貧乏なので、配信が有料サービスのネットフリックスだったから…ではありません
やはり キャラクターデザインガラリりと変わってしまったのと、時代設定が 現代風にアレンジされてしまったところに抵抗を感じたからです
僕としてはやはり 原作漫画はそのまま アニメにして欲しいんですよね…しかしそれは叶わぬ願いなのか…
結論から言います…ヒドイです…ヒドイヒドイ…どうしてこうなっちゃったの?正直一話一話見るのが苦痛でした…
しかし全て見ないと評価はできないということで頑張って最後まで見ることにしました…
Netflix が!あの世界のネットフリックスが!「本格的に 原作通りのデビルマンを作る!」ということで僕はめちゃくちゃ 期待していたんですけれどもね…ガッカリすぎです…
実写版デビルマンの方が全然ましです。あれはまだ別ものと割り切れます。
ところどころ「おっ…!」と驚かされたり、良い改変もありましたが、全体的にひどいです。
もちろん高評価をつけている人もたくさんいることは知っています…が、僕にはあいませんでした。
一応これでもデビルマンの大ファンです。原作なんて何週したかわかりません。
以下は Netflix 版デビルマンの解説 感想です!ネタバレ全開でお届けします!
第一話:さっそく絶望的な気分になる
明くんと了の過去の回想から入ります。二人とも5~6歳くらい?でしょうか
捨て猫が死んで悲しむ少年明くん…泣き虫なんですね…ここでもうタイトル回収?(そういえば実写版も少年時代の回想から入ってましたね、原作には二人の過去回想なんてないけど)
猫の死に対して、冷たく言い放つ了にも「了ちゃんも泣いてる!」と若干意味深ことを言います←結局コレなんだったんだろうと思いましたが、おそらく泣き虫な自分の為に冷たい態度をとっている。本当は了も泣きたい。でも明のためにその感情を押し殺している。という風に僕は解釈しました。
場面は現代に
ミキとミーコ、そして明くんは高校の陸上部に所属しているという設定になっています
ミキは陸上部のエースで「上岡学院の魔女」と呼ばれ、ちょっとした有名人で グラビア雑誌にも出ていてSNSではインフルエンサーだそうです
ミーコはポニーテールのグラマーな可愛い女の子に描かれていました。原作だと途中から出てくる不良少女でデーモンの無差別合体の被害者だったんですけれども、かなり変わってますね(この改変は悪くない)
明くんも 陸上部に一緒に所属しています。そしてめちゃくちゃ感受性豊かで、殺人事件のニュースを見て泣いてしまうほど
そして、陸上部の監督は既にデーモンな描写があります…長い舌で虫を一瞬で食べていたのでカメレオンのデーモンかな?あとでデビルマンと戦うことになるんでしょうか?
学校の帰り道、ミキはよくわかんない変なラッパーに絡まれます…多分これが原作で言うドス六や木刀政の変わりの不良達かな?令和の時代ではもうヤンキーは流行っていないのでこの改変なんでしょうか…でもなんでラッパー?
そこで車に乗って、唐突に現れる飛鳥了…!「一緒に来てくれ!」どうやら久しぶりの再会なようです
Netflix版の了は登場の仕方がなかなか強烈でした。原作では影のある雰囲気でのっそりと?出てきたイメージでしたが、本作では妙に明るくノリが軽いキャラになっています…ちょっとここに違和感が…原作通りでよかったのに…
そして明くんの反応…「了ちゃん?」まさか、このアニメは明くんは了を「了ちゃん」と、ちゃんづけで呼ぶのです!なんか本作の明くんは幼い感じですね。
そして原作では銃を一発ぶっ放すだけで不良たちは去って行きましたけれども、このアニメではマシンガンをバララララララとぶっ放しまくります。かなりやってくれますね!
了は明を車に乗せ、ミキを置いてどっかに行ってしまいます…
そして了の口から色々語られるのですが、原作では自分の父親の話をするんですけれども、Netflix 版では了自身が教授だからなのか、お父さんがいません
その代わり、アマゾンの奥地で一緒に研究をしていた仲間の研究者のフィキラ博士が亡くなった話を始めます。いや「フィキラ博士って誰やねん!」おそらく原作での了の父、飛鳥教授の代わりでしょう…なんで変えたんでしょう?父親のままでよくない?
フィキラさんは、どうやら悪魔の力を手に入れようとして失敗したそうです
了はさらに続けます。急に身体能力を上げたスポーツ選手や、人が変わったように粗暴になった人とか、世の中に悪魔は広がっていて、世界もそれに気づいてはいるがパニックを恐れ、公には発表していない…とのこと
そこで了ちゃんは、個人的に悪魔の証拠を掴んで世間に訴えようとするんです!でも一人だと怖いから明くんのところにきたんですね。
原作とは違い自分自身が悪魔になって戦おうとするのではなく、悪魔の証拠を掴もうとします
「信用できるのはお前しかいない!2人で一緒に悪魔の証拠を掴むんだ!」と言い、明くんもすごいお人好し設定なのか了ちゃんを疑うことすらせずに、了ちゃんに連れられるまま、そこからいきなりダンスパーティーのフロアに2人で潜入します
決意を固めて扉を開く原作に対し、本当にアッサリすぎて…
原作だったらここで 怪談話 な展開で、頭に被り物したりして、時間をかけて恐怖を煽り…突然デーモンに襲われたりとかして かなり 盛り上がるんですけれども…そこら辺がまるまる カットされちゃってますね…個人的には ここら辺のくだりはかなり重要だと思っていたんですけれども…
原作にはあった 悲壮感はどこへやら…涙を流して自分自身が悪魔になる決意を固めるシーンもありません…それどころか、孤独に二人で闘う阿修羅地獄のはずが「生きて帰れば周りから感謝される!」みたいな 意味不明なことも言い出す始末です…
原作どこ行っちゃったの?正直 許せないレベルの改変ですね…こんなのデビルマンじゃない…もうこの時点で駄作認定ですよ
しかし、見なくては作品の評価はできません!頑張って見続けます…
サバトパーティーで悪魔が人間に憑依する現場となっているところまでは掴んでいる了ちゃん、
デーモンは血を好むと言い出し、暴れ始める了ちゃん…もうこれかなりヤバイ奴全開。まぁここらへんは原作でも似たような感じでしたね。明くんも巻き添えでボコられます…そこで突然デーモンによる合体が始まります!
そこで了ちゃんが悪魔に押しつぶされ 今にも食われそうになり、絶対絶命のピンチ!それを何とか救おうとする明くんですが、明くん自身も食べられそうに…そこで明くんも変身!
デビルマンのデザインは自体はとてもかっこよくて、暴れ回るシーンもすごい良かったのですが…それだけに残念…誕生過程を丁寧に描くのがデビルマンという作品なのに…
そして、了ちゃんからしたら明を悪魔にしてしまったのは誤算のようです…まぁ確かにデーモンが存在するという証拠をつかむためにパーティー会場に潜入していますからね。計算違いはわかりますが、これは原作にケンカを売ってるんですかね?
そして、若干ですかね?アニメのアングルがお色気狙っている感じになっているんですよね。個人的にですけれども本気でこういうのはいらないと思っています。
Netflix 版ということで 表現の規制が結構 緩くなるので 原作の展開もそこまで変更しなくて、きちんとした原作デビルマンのアニメが見れると期待したのですが…第1話を見た感想は、正直かなりガッカリ…現代風にアレンジする部分はまぁいいとは思うんですけれども…原作と違いすぎて慣れるまで時間がかかりそうです…
見てる途中、切ろうかどうしようか迷っていましたけれども、デビルマンがカッコよかったのでもうちょっと見てみます
因みにですが、合体した後は、原作だと了が巻き込まれて死んだような悲壮な描写がありましたけれども、それもありませんでした(あれが誕生編の舞台を締めるのによかったのに…すぐに生きてるのわかるけど)
第二話:学園ライフが見れたのはよかったが…
第2話のタイトルは「片手で十分」です!これは原作で、デビルマンになって人格が変わった明くんが序盤で絡んできた不良を片手でぶっ飛ばした時の有名なセリフですね!
Netflix 版では このセリフをどう回収するんでしょうか?
第2話は 学校が舞台で始まります。雰囲気が変わった明くん、女の子に囲まれキャーキャー言われます。原作ではこのあたりあっさりだったので、アニメでやってくれてよかったです。過去のOVA版でもそこら辺のご褒美がなかったですからね。
特にNetflix版では顔つきや髪型はもちろん、骨格、顎の形まで全部変わって全くの別人というレベルになっております
ファンの女の子たちからもらう お弁当を次々と 完食し、ドラゴンボールやワンピースの主人公 並みに食べます
視聴覚室を使って堂々と 大音量で AV 鑑賞とか、ハードボイルド過ぎな一面も見せます
学校で結構はっちゃけた明くんが学校で回りを巻き込んで注目されるシーンを見ることができて僕は結構満足です。ここは元祖なろう系かと!本当に良い改変!合体後に学校で大暴れする場面は、原作でも欲しかったかもしれません
力を持て余す明くん、第1話に出てきたラッパー たちに自分から喧嘩をふっかけてぶっ飛ばしてしまいます…そこで「片手で十分」とタイトル回収
そこら辺は 原作と一緒なんですね…物語のかなり始めの方に回収されてしまいました…しかし、自分から喧嘩をふっかけるなんて…なんか明くんらしくないですね…
というか 原作に出てきた不良たちがラッパー集団に 改変されていますね、まあ 現代風にアレンジしたら そうなってしまうんですかね?もう不良軍団なんてこの時代 ほとんどいませんしね。
学校帰りに、了から送られてきたバイクで了の病院に向かう明くん原作通り了はちゃんと生きていました。
そこに了の秘書がご飯を運んできます。名前は「ジェニー」…これもう隠す気ゼロ ですね、あからさまにサイコジェニーやんけ
そこで明くんは、了とともにデーモンを見つけ出し やっつける計画を立てます
人間が食べられている現場に駆けつける明くん…どうやら食べられた相手は知り合いだったようで、涙を流します…やはり優しい心を失っていませんね
めちゃくちゃ 腕を伸ばして、デーモンを攻撃し 引きちぎります…デビルマンに腕を伸ばす 能力 なんかあったっけ?と突っ込むのは野暮なものでしょう…これはおそらく アニメの演出です
ですが、デビルマンに変身するところを記者に撮られてしまいます…!
このままでは明くんの正体が世間に公表されてしまいます…!どうするデビルマン!?というところで 第2話はおしまい
最初の片手でラッパーをやっつけたあたりからもう全部オリジナル展開ですね。
正直、原作の展開を肉付けしたり、当時の表現を若干現代風に置き換えるのはいいのですが…オリジナル展開なんて求めてないんですよね…
冒頭のキャーキャー言われて噂になる明くんとかはよかったんですけど…
第1話の時点では 途中 もう見るのやめようかなと思ったりましたが、デビルマンという作品を切り離して考えると、これはこれで面白いと言えるかもしれませんが…
しかし、無駄にエロいシーン 本当にいらない…デビルマンにそういうの 求めてないし…エロは好きだけど、ストーリーに関係ないところで本当にいらない…
まぁ原作にはありませんが、撮られてしまった以上、続きが気になるので3話も見ます
第三話:エロの暴走でげんなり…
イミフなラップから始まります。まぁ不良達がラッパーになってるくらいの改変ならまだ全然いいんですけどね
3話のタイトルは「オレは撮ったんだ」でした
ミキに粘着してエロいことやらせようとした記者に正体を撮られたところから始まります。完全にオリジナル展開…これは原作を読まずに見たほうが楽しめたかもしれませんね
了がお金を渡してホームレスからとか情報をかき集めます
そうこうしてるうちに、なぜだか知りませんが、その記者もいつの間にか デーモンに乗っ取られてしまいます
ミキを家に招き入れる、デーモンにのっとられた記者…
ミキのお風呂のシーンを盗撮するシーンとかもあるんですけれども そういうの 本当にいらない…こういう性的なシーンがちょいちょい入る度にガッカリします…不愉快にしか感じません(他人の家の風呂に入るミキもミキですが)
そのまま記者は、入浴中のミキに襲いかかります。どうやら原作でいうアグウェルみたいです。
その後、明くんが駆けつけます…が、そこにいるのはアグウェルに乗っ取られたミキ…
もちろん了の援護もあって明くんへの騙し討ち は失敗するんですけれども…そこからもエロいシーンが続くんですね。本当にうんざりする…こういうムダなエロは作品の質を下げるだけだとなぜ気付かないんでしょう…
そこで了がかなり残酷!人間に戻ったはずの記者をも撃ち殺し、秘密を知ったかもしれない人も殺します。
そして、ミキも秘密を知ったかもしれない…ということで 殺そうとします。
CMでも有名な了のセリフ「俺と生きるか、その女と死ぬか!」というのがここで出てきます。こんな風に二人が対立するシーンなんて原作にはないんですけどね…
ここで第3話 終了
原作であれば ここで勝利を確信した明くんの隙をついてシレーヌが不意打ちをかますのですがそれはなさそうです
オリジナル展開はまだいいんですけれども、無駄にエロいシーンがあってすごい萎えますね…
続きを見ようかどうするか迷う レベルです…それさえなければまだ悪くないと思うんですけれどもね…最後の対立が後を引くので 続きが気になるので見てみようと思います
第四話:ガッカリなジンメン編
ここから、更にけっこう見るのがしんどくなってきていて、サブタイトルもどうでもよくなってきました…
前回盛り上がりましたが、なんとも都合よくミキはなにも覚えてないとのことで了は様子見をすることに
そこで場面は変わり、明くんにお母さんから電話が入ります
お母さんの名前は「カオリ」でお医者さん。牧村の両親とも親友なようです
お母さんは明くんに会いに飛行機で日本に帰国してきました。この時点でなんとなくは予想していましたけれども…やはりデーモンにやられてしまいます…
OVA版のシレーヌ編を彷彿とさせますね
もちろんジンメン登場です。ここはOVAのオマージュですかね。OVAでは確かジンメンの声優は青野武さんで、良い仕事してましたね
やはりシレーヌ登場の前にジンメンが登場しました。OVA でもそうでしたけれども やはり 原作では登場が早すぎたんでしょうかね
涙ナミダにジンメンを貫いて倒します…が、原作と違い甲羅を引き剥がす時の「お前も死ぬんだろう?」というセリフとか……哀愁漂う最後の詩の「悲しみのデスマスク」もありませんでした…好きだったのに…残念至極…
そしてやはり…Netflixといえども幼い少女のさっちゃんを犠牲にするわけにはいかなかったのでしょうか?そのたびに明くんのお母さんが犠牲になりますが…
ジンメンとのバトルは終わり、場面はミーコのパートへ
ミーコの名前もミキらしいですね。でも陸上でミキがすごすぎて、それと区別するために「ミーコ」になってしまったという、ちょっとかわいそうな設定が明かされます。そこがミーコ的にもかなりコンプレックスを感じている模様です
そのミーコがデーモンに襲われる!!!ところで物語は幕を閉じます
えー!ミーコ襲われちゃうの?かなり危うい存在だったけど、どうなっちゃうんだろう?原作とは全く展開違うけど、後に引きますね…ということで次回も見てみましょう!
まだ半分もいきませんが、かなり見るのが辛くなっていきます…あんまり覚えていませんが、この頃から動画視聴で「2倍速」を使っていたかと思います
第五話:シレーヌ編の原作再現はちょっと良
衝動が抑えられない明くん…性欲もギンギンです!寝ている間に天井を全て濡らしてしまう夢精には度肝を抜かされました!ホントにこの描写はちょっと見ていて爽快でしたね(笑
透視能力も強くなってきてしまったようで、ミキの裸も見えてしまいます…(ホントにこのムダなエロ展開いらない)というかそもそもこの透視能力は特になんの伏線でもなかったですし…(強いて言うなら永井豪先生の他漫画の「凄ノ王」のパロディでしょうか?)
場面は学校です
あからさまにデビルマン化して雰囲気変わったミーコが出てきます。前回にデーモンに襲われはしたものの、なんとかして向こうの意識を乗っ取ったようですね!外見もなんか「トゥームレイダー」みたいになっちゃってます。どうやらデビルマン化したことで自信がつき、ミキと陸上で勝負して自分の方が真のミキだと 見せつけたいようで、公式戦で負かしてやる!と意気込んでいます!
場面は変わり飛鳥了。なんと、遂に秘書の顔の初お披露目です。もう顔面からして強烈にサイコジェニー なんですよね…ここは普通な美女にしても良かった気もしますが…製作陣も結構やりすぎを喜んでいるトコありますね(僕としてはもう少し、そういうの隠してもよかったと思ったのでガッカリです。原作読んでますが、ちょっと露骨すぎだと感じました)
そして 劇的に記録を伸ばして人間が変わったスポーツ選手を調べ上げます。どうやら了の作戦も 第2段階に入るとのこと
獣のような衝動を抑えられない明くんは、風俗街にいって鬱憤を晴らそうとし、人間態のシレーヌに声をかけられます
個室に入ってくんずほぐれず…(ほんとにこういうのいらない)ですが、突然明くんを足の鉤爪で掴んで 空に飛び立ちます
原作でしたら ここでデビルマンに変身できないんですけれども、Netflix 版ではここで普通に変身します
了のサポートシーンもありません
カイムは最初からシレーヌの相棒 ポジションで、人間隊もあります、けっこう渋くてカッコいいです
変身してそのまま 翼を生やすも、なぜかそのまま落っこちてしまう明くん…まだ能力をうまく使えないのか?
そして、シレーヌのリモートコントロール鉤爪攻撃によって左手が切断されます
そこで 原作でも有名なセリフ「美しい月よ…」のセリフ(本来なら襲撃前に入る)がココで入ります。こういうのがいいんですよ!原作のアニメ化が見たいの!本当に原作からかけ離れた変な改変とかエロなんて究極にいらないのよ!
それから割とあっさりとシレーヌは自分の鉤爪が自分の腹に刺さって、明くんに頭の羽をもぎ取られ、空中で◯ァックする展開になっていきます。
また変な改変…と言いたいところですけれども、激マンを読む限り空中での◯ァックは原作者の最初の構想に入っていたそうですね。ある意味 ここで 映像化が叶ったということで感動ポイントかもしれません
そして、原作のシレーヌはもうちょっと強かった気がするんですけれどもね…ネトフリ版ではけっこうあっさりやられちまいます。
そこまでされて黙って見ていられるはずがないカイム。デーモン態に変身!雷を落とします!
これ 原作 同様カイムは、自分の死を覚悟して、シレーヌと合体しようとします
シレーヌに対して「血まみれでも、君は美しい…」という有名なセリフを放ちます。そうそう、こういうのを求めてるの!
カイム…切ないですね…シレーヌの本命はアモン…!自分は二番目でもいいから、とことん惚れた女に尽くす…!命を懸けて…!原作と同じようにカイムは男ですね!渋い!渋すぎるよカイムのアニキ!こういうデビルマンが見たいのよ!
繰り返しますが、本当にコレなんですよ!アニメでこういうのが見たいんです!意味不明な 変にエロい改変とか全部いらないんですよ
概ね 原作通りのバトルでした
あと一歩というところで、カイムシレーヌが佇む姿が凛々しく…明くんが「デーモンにも愛があるのか?」と疑問を持ったところで終了…デーモンに対する価値観がちょっと変わったのはみてて「おっ!」とは思いましたが
そして、シレーヌがどうなるか?と気になってはいましたが 1話で終わってしまいましたね
ここまででストーリーは半分終了です!残りは 5話!
次回は学校の蜘蛛の話かな?と思いながら…
第六話:了の計画が動き出す
第六話から原作でも有名な勘違い教授の雷沼教授さんが出てきます
了は、前に話した「いきなり性格が変わって記録を伸ばした陸上選手」と対談をします。名前は幸田。一応了は原作と違って大学教授で、専門家で、ちょっとした有名人でしたね
そしてその陸上選手、どうやら同性愛者らしいんですよね。何なんですかこのよくわかんない無意味な追加設定…本当にこういうのは冷めます…ガッカリ…一体なにに配慮してるんだよ…
了の計画は、その陸上選手の正体をテレビの生中継で暴いて、デーモンの存在を全国に知らしめることだったのです
もしかしたら隣人が人間ではなくデーモンではないか?ということに気づかせることであった…もう、了の性格からなにまで全然原作と変わっちゃってますね
どうやら明くんもミキも参加する 陸上の大会で暴くようです。忘れてましたが、そういえば明くんも陸上部でしたね
了は怪しげな液体を幸田に飲ませ…幸田は暴走してしまいますが、幸田は実はデーモンではなくデビルマン だったようです。それに気づいた明くんは競技中に接触を試みます
「もしかしたら分かり合えるかもしれない…!」と思った明くん…ここは原作にありませんが、熱い展開ですね!しかし、了は計画の変更はしません…無慈悲に実行されます
必死に 呼びかける明くんの声も聞こえないようで、その場にいる人間を踏み潰し喰らい尽くします
了の計画通り 全世界に 悪魔の存在を知らしめることができました
そして テレビは放送を中止しましたが ネット番組を使って周知する あたりが 今の時代ですね
なんという狂気でしょう…
原作の了はデーモンの無差別合体あたりから「これもう無理ゲーじゃん!」と諦め開き直り、タガが外れてしまった感じだったんですけれども…それまではけっこう味方してました
Netflix版では計画的ですね…
了は幸田選手を始末したかどうか明くんに電話をかけますが、明くんは「もう倒した」と嘘をつきます
幸田はまだ引き返せると思った明くんは、なんとかしようと了には内緒で幸田を匿います
ここで終了
原作漫画の蜘蛛のエピソードはやらないんですかね…どこかで混ぜるのか?
原作では、デーモンの無差別合体でデーモンの正体が明るみに出ますが原作とは違い、了が計画的な犯行で世界は混乱に陥れられましたね
ゼノンの全世界への宣戦布告シーンを全カットは残念でした…あれ、絶望感というか、全世界を巻き込んで作品の雰囲気がガラリと変わる契機で、けっこう好きなシーンだったんですけども…心から残念です
そして幸田…暴走してデーモンとして明くんに倒されてしまうのか…?ハラハラドキドキの展開が続きますね!
途中まで見るのやめようかなと思っていましたけれども、なんだかんだ話が盛り上がってきましたね!
はたして明くんは幸田を救えるのか?幸田はデーモンの力に飲まれてしまうのか?
日常パートは 6話でおしまいで次からは、最終戦争のアルマゲドン編 ですかね?
第七話:まさかのタレちゃんがデーモンに?
悪魔が世の中に認知されたということで世の中が変わりました。そしていろんな憶測が飛び交います
その中で髪の毛を引っこ抜いて、で悪魔かどうかを見分ける方法があるという噂が広がります(これは寄生獣に関してのオマージュか何かですかね?)
しかし、物語の今の状況説明するのにいちいち ラップで話されるんですよね…これどうにかなんないですかね?監督の趣味かなんか?
世の中が全員が疑心暗鬼になっていきます…
やはり、デーモン特攻の強制合体やゼノンの宣戦布告のシーンはありそうにありませんね…本当に残念…
そもそもこのアニメで ゼノンの描写なんてありましたっけ?原作漫画では明くんが合体してすぐ夢の中で見ていましたが、今回のアニメではそもそも出てこないのか?ゼノン
話を戻します。その人間がデーモンがデビルマンか?人間なのかを判別する方法にはまだ人間にはありません。世界は混乱です
しかしそれすらも了の計算のうちということ
原作の了は早々と諦めて明くんだけ生き残ってくれればいいという結論に達していましたが
Netflix 版の了は諦めていません。人間も犠牲になっているがデーモンも狩られている。戸惑う明くんに、これは必要悪だと言い切ります。
そして明くんに救われた幸田くん。スパイダーマンばりにビルとビルの間を ジャンプします。どうやらまあまあ元気なようです。
どうやら明くんは、了に内緒でデビルマンを集めようとしているようです
場面はミキに移ります。ミキが一人歩きしてたら変な奴らに絡まれます
そこで ラッパー集団に助けられます。これは原作にないヤンキー集団の代わりにラッパー達がなるって事ですかね
ミーコと幸田くんが会います
原作のミーコは体が変化して 溶解液を吐き出す体質になっていましたけれども、Netflix版では違うようです
圧倒的な力で幸田くんをねじ伏せます。クワガタみたいな力で…ミーコすごいっスね
そして場面はミキのお母さん
なんと!ここも全く原作にはない展開で、ミキの弟のタロウくんが悪魔に体を乗っ取られてしまったのです…悪魔の衝動を抑えられず野犬を食い散らかす姿を見て、戸惑うお母さん…いやもうコレお母さんの気持ち考えたらやりきれない気持ちでいっぱいになるよそりゃあ…(原作ではタレちゃんだったのに、タロウになってますね)
了は人間は自滅する。今は行く末を見守るように…人間には悪魔と戦う術はない…!と明くんに言い切ります
しかし明くんは「人間にも悪魔に立ち向かう力がある!」という風に反論します!デビルマンを集めて戦うことを了に言います
しかし了は「そんなことをさせるために、お前をデビルマンにしたんじゃない!」と言い放ちます(え?ネトフリ版ではそもそもデビルマンになるために合体させたわけじゃなかったですよね?ちょっと発言に矛盾を感じます)
ここで今までの2人が袂を分かちます…そして原作でも有名なセリフ「裏目に出やがった…」が出てきます
ちなみにこの「裏目にでやがった…」というセリフの真意は当時作者の永井豪先生ですらも気づけなかったと言います。サタンである了の無意識で放ったセリフとのことですね。そして了の「人間を脅かすことになる 夢中になってしまった」と戸惑うシーンはありませんでしたね…ここ個人的にけっこう大切な描写だと思ってたのですが…残念…
その後は、ミキのお母さんが悪魔化してしまったタロウちゃんを連れて逃亡!その次は原作にある光の玉の出現で、了がメッチャビビッてこの話はおしまいです
第八話:夢のゼノン戦!明くんの正体もバレる!
光の玉が現れたことで、了は「ここまで計画通りだったのに…ちくしょう!」と悔しがるシーンが挟まれます
しかしそこで、了自身が自分の行動に疑問を持ち始めます…第一話の明くんがデビルマンになったその日、その瞬間に「アモン!チャンスだぞ!明にとりつけ!」と、指示したことを思い出します
これはもう思いっきりサタンですね、というかアモンはサタンの指示で明くんにとりついたんですね…結果的に意識を乗っ取られてしまったのでアモンもかわいそうですが…
場面は変わりミキパパ
タロウを連れて失踪した妻を探します…が、見つけた時は変わり果てたタロウがママを食べているところ…悪魔の衝動が抑えきれなかったんでしょうね…無理もありません…まだ子どもでしたし…自分を守ろうとしていた母を食べてしまうなんて…これはキツ過ぎますね…
途中、明くんが助けに来ますが、間に合わずミキパパは悪魔特捜隊に撃ち抜かれます…
そこで牧村のお父さん…お母さん…タレちゃん、いやタロウちゃんはいなくなります…助けられなかったということで自分を責める明くん…
そこでついに登場!悪魔王ゼノンです!ここで出てきます!
そこで明くんVSゼノン!原作でもスピンオフでもありえなかった夢の対決が実現しました!これにはちょっと熱いな!と感じました!ですが、けっこうあっさりと終わってしまいます。2人のバトルをもうちょっと見たかった気もしますが…
一方的にやられてしまう明くん…他のデーモンにトドメを刺されそうになったところでサイコジェニーがやってきて「不動明を殺してはいけない…あの方のご意思だ…」と伝えられます
そして一部始終を見ていた幸田が「悪魔側に着く!」と宣言します。確かに心は人間でも人間社会で生きていくのは無理そうですから、そう判断してもおかしくはないですね。とは思うものの、救ってくれた明くんを裏切るなんて…
そこで了が今までの体験から自分のルーツを探そうとしたり最初の教授の証拠を探そうとしたりするんですけれども、そこでお迎えが入ります
明くんが目を覚ますとミーコが介抱してくれたようでした。そこでミーコにデビルマンであるということが お互い正体バレします
そして、ミーコと一緒にミキの待つ家に戻ります。けっこうミーコ、物語に関わりますねー!こういうのは嫌いじゃありません!
明くんはミーコを助けるということで負傷したという設定で。家にはラッパー達も一緒に籠城していました
そこで明くんの口から「お父さんとお母さんと、太郎ちゃんが死んでしまった」ことを伝えられます
ミキは部屋に閉じこもります…そらそうですよね…辛すぎますもの…
そこで 政府から緊急速報が入ります!その中継には了が出演しています!そこからの展開は 原作とだいたい同じで、明くんの変身するシーンを全国に流して世の中は さらに混乱に叩き込みます
発表前の、明くんの希望に満ちた表情が見ていて辛い…ここまでの明くんは、了はまだ味方だと信じ切っていますからね…
お父さんやお母さんはいませんけれども、ここら辺の下りは原作と同じですね…
そこで明くんは「自分は悪魔ではない!」ということを ラッパーたちの前で釈明しますが、ラッパー達は明くんに引き金を引きます…
ドン!!!
ここで今回の話はおしまいです
第九話:ネトフリ版で唯一見てほしい回
テレビ中継後、すったもんだはありますが、ミキが明くんを信じて受け入れることでその場は終息します
そして、当たり前ですが、すぐにパトカーが牧村家にやってきます
明くんは、了に会いに行くため家を空けるので ラッパーたちに自分の留守中は頼むということを伝えます
そして了の元へ向かう途中、人間が人間を虐げる様子を発見
そこで明くんから「こいつらが本当に悪魔だったら お前らは一撃でやられちまうぞ!」と言い放つんですけれども これは僕が昔からずっと思ってた言葉でした…これはネトフリ版で「よくぞ言ってくれました!」ってとこですね。
普通の人間が悪魔にかなうはずがないんですよね…
ここで 原作にはない展開、ミキがSNSで全世界にに呼びかけます…「不動明は悪魔ではない、体は悪魔でも心は人間だ」ということを…!これは感動…!
自分のためには負けないけれども 他人のためには泣ける人だということを強調して伝えます
ここでタイトル回収でしょうかね。ある意味ネトフリ版での一番の見どころかもしれません
そこで共感した少年たちが明くんのもとに集まります…虐げられていた人も 解放されます…
ここら辺で感動的な 最終回にしたいところですが…もちろん デビルマンはそうも行きません!
明くんに助けてもらったはずの幸田が乱入して邪魔をします…!そんな…ひどい…
そこからゼノンとの再戦です!そこでそこで、激しい激闘の末、なんと明くんの勝利!ゼノンをぶっ倒しちゃうんですね!スカッとしました!これが見られただけでも Netflix 版のデビルマンを見続けて良かった!…かもしれません
そこから暴徒の牧村家襲撃のパートに移ります
その前にミーコとミキの熱い友情シーンが入りますね
今回は原作と違ってデビルマン化済のミーコがミキ側についているので、どうなるんでしょうか?もちろん ラッパーたちも味方にいます!
これは原作を知っててもソワソワしてしまうところでしょうかね?結末は変わらないでしょうが…
なんとデビルマン化したミーコの背中に乗って、ミキは牧村邸を脱出するのです!
これは拍手喝采雨アラレです!ミーコはとってもとってもいい仕事しましたね!実は僕が 学生の頃からずっと考えていたことで、明くんが、自分がその場は離れるのであれば「代わりの デビルマンをミキのそばに護衛として置いておけばいいのに…」っていう風にずっと思っていました!今回は僕の その願望を叶えてくださいましたね!
もうこれは本当にさすが Netflix 様です!
しかし、追っ手に追いつかれてミキを逃がしてミーコ はその場で死んでしまいます…そしてミキも…
デビルマンだったのにあっさり人間に負けてしまうミーコに違和感がなくもないですが、それはまぁいいでしょう…ミーコの活躍が見られただけで満足です
原作通りにお祭り状態になっているシーンに明くんが駆けつけて「悪魔はお前ら人間だ!」と言い放ち そのまま 焼き尽くして この話は終了です
今回のお話でミキとミーコは退場でしたが、ミーコは本当に今回のネトフリ版では優遇されていましたね!ミキを破滅させるような伏線ありましたが、交流していく中で絆が深まっていき、最後までミキを守ろうとしたのは感動的でした
ミーコに拍手を贈りたい…っ!アッパレ!
最終話:エヴァンゲリオンなアルマゲドン
了のもとに辿り着いた明くん…「なぜ人間を裏切った!」と了を問いただします
それに対し「違うんだ明…」と言い、了はその場でサタンに変身し、デーモンのルーツを色々と話し始めます。
けっこうあっさりとしていた明くんと了の対面シーンがけっこう長く改変せれています
自分と戦うと「お前は死ぬぞ!」とサタンは明くんを煽ります…が、「お前を倒す!自分が死んでもお前を地獄に引きずり込んでやる!」と 啖呵を切ります!
本当にわかってない!少なくともこのアニメの製作者陣は僕の気持ちをわかってない!←知るかよw
その場で、自分がサタンだって カミングアウトしちゃダメなんですよ!去り際に明くんが「サタン…」と、ポツリとつぶやくところに、ちょっとこちらを振り向くシーンがあって、そのまま去っていく…それが哀愁があっていいんですよ…もーそこらへんの原作の雰囲気がまったく再現できてない!ダイナシもいいところです!そこら辺が本当にわかってない!Netflix 版の了は喋りすぎるんですよね!
無言のシーンがいいんですよ、 デビルマンは!
ミキの呼びかけに答えてくれた デビルマン軍団が明くんの味方をしてくれます。デビルマン軍団が集結していきますが、ヒンズー教の修行僧たちも一切出番なしです!
サタンとはサイコジェニューとの会話の中で「これから神がまた来るから先に人間を滅ぼさないといけない…」みたいな会話がありますけれども、そういうのも本当にいらないんですよね、そこは視聴者に想像させんといけんのですよ!
そして始まるデーモン軍団VSデビルマン軍団
終末前の人間を攻撃するデーモン達の描写がなんか知らないけど「エヴァンゲリオンぽいな…」と思っていたんですけれども、サタンがATフィールドを出すシーンは ビビりました…これモロにエヴァンゲリオンやん…やりすぎちゃう?
そして明くんはサタンに右の拳を思いっきり打ち付けます!原作漫画ではサタンとデビルマンの戦闘描写はほとんどなかったので こういったバトルシーンの補完は悪くないかもしれません
原作では完全無欠かに思えたサイコジェニーも、戦争中にしっかりやられます!ここもちょっとスッキリするシーンかも
サタンとデビルマンのラストバトルではドラゴンボールの映画版の「神と神」みたいな感じで宇宙で戦います!ワンピースのエニエスロビー編でのギアサードばりにデビルマンは体を肥大化させサタンに攻撃!善戦します!
途中からもう本当にバトルがドラゴンボールですよ!明くんの欠損した部位もその場で部下のデビルマンが補ってくれたりとスピード感のある熱いシーンももりだくさん!
…そして、決着
ラストのシーンですけれども色々とサタンが喋りすぎです…サタンの一人語りで最後に明くんの下半身がないところで死を示唆するところでアッサリ終わっていいんですよ…
しかしここでNetflix 版では色々回想を挟んだり 余計なセリフが入りすぎです…これでは完璧にデビルマンの良さを殺しています…ラストはあっさりでいいんですよ!
因みにデーモン側についた幸田はサタンと本格的に戦う前の明くんにアッサリやられます…コイツマジでなんのためにいたの?明くんの盾になって「明!お前がオレに人としての心を取り戻させてくれた!この命!お前の為なら惜しくないぜ!」と、華々しく散るなら熱かったんですけど、ほんと雑に処理されます…マジで幸田なんのためにいたの?今までの掛け合いなんだったん?イミフだよ本当に
がんばって全話見た感想
Netflix でついに最初から最後までアニメ化されるということで最初にそのニュースを聞いた時は喜びました…あのNetflix であれば デビルマン を忠実に アニメ化し、世界に名を連ねるビッグコンテンツになる日がきたんだ!という期待がありました
しかし実際に見てみて かなり 残念な気持ちになりました
実写版のデビルマンですら楽しめる ポイントを探して 僕的にはそこまでひどい作品ではない、という評価でしたが、この作品についてはもう絶対にこれから二度と見返すことはないと思います
一応ですが全部見ないのにこの作品を評価することもよくないと思ったので我慢して全部見ましたけれども…本当に残念な気持ちです。ブログ記事で書かないのであれば 多分2話ぐらいで切っていたと思います…それくらいにヒドイです
確かに 作品としてのクオリティは高いと思いますし これはこれですごい楽しめましたが、僕の知っているデビルマンではありません…今一度 原作に忠実な デビルマンのアニメ化を望むばかりです
Netflix 版のデビルマン がいまいち 成功しなかったみたいなニュースは聞いたことありますけれども、この内容なら納得です
オリジナル展開でまあまあ ドキドキ 楽しめはしましたけれども やっぱり 総合的には残念な作品というところです
本当にこんなことを言って印象を悪くしてしまいますけれども、もしこの作品に点数をつけるとしたら20点ぐらいでしょう
この作品のテーマとして「人間のまま、心が悪魔になるのは良くないんだよ」っていうことを伝えることがあったと思うんですけれども、そこら辺が全く描写がされていませんでした
一体何のために Netflix で アニメになったの?というレベルでひどいと思います。全然 実写版デビルマンの方がマシです
サタンの良性具有の描写もないし明くんを特別扱いしたところへの説明もうすっぺらい…何でアニメにしたの?と疑う レベルです
原作漫画ではデビルマン軍団を作るということに明くんは注力していましたけれども このアニメでは勝手にいきなりデビルマン軍団 が結成されてます…
所々で「おっ…!」と思うシーンはありましたけれども デビルマンという作品の全体評価としてはかなり低いです
コレを見るんでしたらOVA版の「誕生編・シレーヌ編」と「AMONデビルマン黙示録」を見ることをおすすめします
よっぽどのファンじゃない限り怖いもの見たさで見るのはいいかもしれません
原作を知らない人なら先入観ナシに作品に入り込んで楽しめるかもしれませんが、原作ファンの僕からしたら、本当にオススメできません…本当のデビルマンはこんなんじゃありませんから…めんどくさいファンでごめんなさい
YouTube で 岡田斗司夫さんの解説動画も見たんですけれども、Netflix が作ったっていうことで海外に向けて 全世界の人に向けて作ったデビルマンらしいんですよね…岡田さんも4話まで頑張ったらしいんですけれども酷評していました…つまり昔から知っている 原作漫画のファンに向けて作ったわけではなくデビルマンもまだ知らない人へ、全世界に向けて作ったアニメ…そういう風に聞いて、意味不明な不自然な設定の改変も妙に 納得しました
あえて良いところをあげるとしたら、ミーコが活躍してくれたところです。デビルマンの派生作品て、実写にしろAMONにしろ、けっこうミーコって優遇されますね。
繰り返しにはなりますが、僕にはあわなかっただけです。倍速があったからなんとか完走できました。記者のくだりとか、余計なオリジナル入れるなら、誕生過程を丁寧に描くとか、デビルマン軍団結成の部分とかいろいろ描く部分あったろうに…
あと、作画はよかったですね、デビルマンがメッチャ動きます。
あと、結局クモの話なかったね、ネトフリ版で膨らませてくれると思ったんだけど
幸田を救おうとした明くんのシーンは熱かったけど、その後雑に扱われて残念
このクオリティだったら全五話くらいで良かった気がします。

