こんにちは!ともや先生です!
悟飯の可能性って未だに未知数ですね!
今回は「セル編の超サイヤ人2に覚醒前の悟飯は悟空より強かったのか?」について僕なりの考えをお話ししたいと思います
子どもの頃は僕も、この時点では悟空より悟飯の方が上だと思っていました
ですが大人になってから読み返してみて、悟飯はこの時点でまだ悟空に、は及ばないのでは?と思うようになりました
それでは早速いってみましょう!
※この問に答えはありません、全て僕の偏見です
悟飯の方が上だと思う理由
僕自身も、昔子どもの頃に読んだ印象では悟飯は悟空より強いような印象でした
しかし、それらは全て悟飯の「感想」なんですよ…!
その根拠を原作の描写を踏まえてお話ししていきます
カリン様に見てもらった時の悟飯の反応
ドラゴンボールカラー33巻59P
なぜ超2に覚醒前の悟飯は悟空よりも上!と言われているか?それは悟飯の反応です!
一つの根拠はカリン様に見てもらった時の悟飯の感想です
悟飯は悟空の判断で【精神と時の部屋】の修行を早めに切り上げ、周りを驚かせました
そして、更に猶予があるにも関わらず悟空は「部屋はもう使わない」と言い宮殿を後にします
そこでカリン様の所へ寄り道を…
悟空はカリン様の前で気を半分ほど解放して見せ「今の自分とセルではどちらが強いか?」ということを聞きます
ここで悟飯は心の声で「え?そんなに凄かったの?」みたいな感想を抱きます
この言葉の裏を読み取ると…「こんなんで半分?本気を出したら僕の方がもっと強いぞ!」ともとれてしまいます
少なくとも子どもの頃の僕はそのように受け取っていました
因みにですが、このシーンが原作でのカリン様の最後の出演になります…(正確には最終巻の最後のページ等には出ていますが、セリフ付きでの出演はこれが最後です)
悟空とセルのバトルを見た悟飯の反応
ドラゴンボールカラー34巻86P
セルゲームでの悟空とセルとのバトルを見た時の悟飯の感想です
フルパワーになった悟空を見て、みんな「スゲェ…」と言葉を失うほどだったのに対し、悟飯は「え?そんなにすごいと思う?」みたいな反応を示します
そして、悟空はセルとの対戦を途中で降参し、悟飯を次の対戦相手に指名します
そこで悟空は「今の戦いはスゴすぎてついていけないと思ったか?」と問います
それに対し、悟飯は「思わなかった!」と言い切っています
以上の言葉の裏を読み取ると上記同様に「本気を出せば僕の方が強いのに!」とも受け取れてしまいます
オマケ:ピッコロの発言
ドラゴンボールカラー34巻125P
悟飯とセルの戦いの最中にピッコロが悟空に発したセリフです
悟空はセルにやられる悟飯を前にして「セルに勝つためには悟飯の覚醒にかけるしかない」とみんな伝えます
それに対しピッコロは「実力はナンバーワンになっても悟飯はまだ子どもだ!」というようなこと言い放ちます
ここでピッコロにより「悟飯がナンバーワン」と言及されます
当時の僕はこれを言葉通り受け取っていましたが…
もしもの話ですが「(仮に)悟飯の実力がナンバーワンだったとしても…」という風にも解釈はできると思います
※ピッコロさんは「ブゥ編」で悟空と無邪気ブゥでどっちが強いかはわからなかったので、精度はちょっと疑わしいと思います
悟空の方が上だと思う理由
仕事とかでもそうですが、大切なのは自分の評価よりも、周りの評価の方が大切な場合があります
第三者の方が客観的に見たりできますからね
周りがそう言ってるから
ドラゴンボールカラー34巻85P
世の中では、自己評価よりも他者評価のほうが重要だったりします
引きこもりのニートが「オレはまだ本気を出していないだけだ!」なんて言ってても寒いですよね?
ピッコロからも「みちがえるほど実力はあがった」とは言われてますが、それでも無理だと言われています
セルなんて「ふざけおって…」と言って、メッチャ怒ってます
気を開放したときの周りの反応を見るに、トランクスやベジータよりは上ということはわかります
悟飯をぶっ飛ばしたセルに「仙豆を食ってもう一度たたかえ!」と言われています
そうこうしているうちにセルジュニアが現れ、仙豆がセルに奪われてしまいます
そしてセルから仙豆を奪い返そうとする悟飯ですが、セルに軽くあしらわれています
いくら戦闘が好きじゃないとは言え、以上の描写から、悟飯は悟空よりまだ実力は下ではないか?と推測します
悟飯は悟空をもっとスゴイと思っていた
悟空の闘いぶりを見て、そこまでスゴイと思わなかった悟飯ですが、それでも悟空の方が強い!と思えます
なぜかと言いますと…悟飯は悟空の事を「世界で一番強い!」と思っています
なんて言っても、自分の目の前で手も足も出なかったあのナッパを圧倒し、リクームを一撃でダウンさせる…フリーザすらも倒してしまう自分の父親である孫悟空…
悟飯からしたら、悟空という存在は遥か雲の上の…自分では到底手の届かない存在と思っていたのではないでしょうか?
そこで自分も超サイヤ人になったとはいえ、その父に並べる存在になったかどうか?
改めて僕が思う事は、なんの根拠もなく僕の偏見でお伝えするのであれば
悟空が100とするなら、悟飯85くらいでは?と思います
父のことを格上と思っている悟飯にとって「自分と父との差が、たったの15くらいのハズないでしょ!」と思うのは不自然なことでしょうか?
自分が85だったら悟空は1,000くらいは余裕でしょ!と思ったりしたのではないでしょうか?
悟空が初めて超サイヤ人になった時の悟飯の気持ちになったらどうでしょう?
以上の事は全て推測ですが、辻褄は合うと思っています
その証拠に「二人とも本気じゃなかったんでしょ!?」という悟飯の発言があります
その方が作品として盛り上がるから
ここから先はメタ的な話にもなっていきますが…
普通に精神と時の部屋で修行していただけですよね?
そこで悟空を上回れるのか?というと疑問です
※悟空独自の修行法を編み出しているので、ベジータとトランクスの上をいくのは、まだわかります
僕としては、超サイヤ人2に覚醒して初めて悟空を超えたと思っています
そっちの方が感動的では?とは思います
精神と時の部屋から出てきた時点で悟空より強い!ではなく、様々な経緯があって、その瞬間についに悟空を超えた!の方が盛り上がりませんか?
余談
悟空は事前に作戦を悟飯に伝えるべきだったのか?
悟空の作戦は「悟飯をキレさせて真の力を引き出す!」というものでした
ですが「それは事前に話しあったのか?」とピッコロに聞かれるシーンがありますよね?
僕的にはですが、悟飯をマジギレさせるのが目的であるなら、事前に話すのはムリがあるんじゃないのか?とは思ったりします
マジギレを狙っているなら、話しちゃダメじゃないですか?
怒れって言われて怒れます?
例えるなら、芸人が事前に「こんなドッキリあるんで、驚く演技して下さいね!」といわれるようなものでは?
それよりも、悟飯以外の人間に、特にピッコロに話しておくべきではなかったのか?なんて思います
例えばですが、悟空が降参した後は、指名する相手をピッコロにするのはどうでしょうか?
そこでピッコロがセルにやられてしまったフリをするのはどうでしょう?
おそらくですが、悟飯は一発でブチギレてしまうのではないでしょうか?
ナッパ戦でもピッコロがやられてしまった際にブチギレています
その時のフラッシュバックもあり、速攻覚醒していたかもしれません
なぜ悟空はセルに仙豆を与えたか
悟空が悟飯と交代する際に、セルに仙豆を与える場面があります
ネットでは「悟空どうかしちゃったの!?」みたいに言われる時ありますが
悟空は実際に闘ってみて「セルにまだ見ぬ未知のパワーがあったとしても悟飯ならいける!」と判断したのでしょう
悟空、完全に親バカになってセルを舐めてますね(笑
メタ的に考えてみても、消耗して弱ったセルを倒しても、物語としてスッキリしませんよね
ただ、悟空の誤算は、悟飯は他人の痛みに覚醒するということを忘れていた
よくピッコロの方が「悟飯の一番の理解者だ!」みたいな意見を見ますが、この件に関しては悟空の方が理解していましたね
結果オーライな部分もあるかもですが、全て悟空の計算通りになりました
悟空の死について
せっかく未来のトランクスによって救われた悟空の命でしたが、結局はセルとの闘いで命を落としてしまいます…
当時少年だった僕は「チックショー!」と思った物です
ですがまぁ、もともとの歴史では悟空は病気で死ぬ運命でした
他のメンバーは人造人間によって殺害されています
殺害は別にして、病死はやはり運命なので、時間軸をねじ曲げて無理矢理悟空を生かしたわけです
みんなを救うために、与えられた命だった…と考えるとちょっとロマンがありませんか?
未来の悟飯は人造人間にやられてしまいますが、悟空はそんな悟飯を強くするために寿命が延びた
それで、悟飯が見事に父を超えたところで死ぬ…メッチャキレイな終わり方じゃないですか?
言うなれば、セル編は悟飯への世代交代をする為に描かれた作品といっても過言ではないかもしれません※実際はまだブゥ編に続くわけですが…
鳥山先生は本当にここで終わらせるつもりだったらしいですね
まとめ
今回は「セル編で覚醒前の悟飯は悟空より強かったのか?」について僕なりの考えをお話しさせて頂きました!
仮にその時の悟飯が悟空より実力が上だったとしても、性格や経験値的に悟空を上回るのは無理なように感じます
なにより、土壇場でとうとう父を超えた!といった方が作品をおおいに盛り上げるので、僕はそっちの説を推したいと思います!
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