【超ファシリテーション力】読んだ感想!アベプラ司会者平石直之さんの極意とは?

書評
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ともや先生
ともや先生

こんにちは!ともや先生です!

今回は会議で重要な「司会者」の役割についてお話しします!

皆様の職場では、会議はどういう風にされていますか?

会議といえば討論!討論と言えばアベプラ!僕もけっこう見ています!毎回濃いゲストをお招きして熱い討論を交わしますね!

その司会進行が平石直之アナ!

そして今回、平石直之さんが本を出しました!その名も「超ファシリテーション力」です!

平石さんといえば、アベプラの猛獣使い!

ABEMA Prime…通称「アベプラ」ですね…世の中の気になる事は勿論、テレビでは扱ってくれないような時事ネタ等、幅広く熱い議論を繰り広げる、とっても勉強になる番組です(唐揚げにレモンをかけるか!かけないか!論争までやっていたのは感動しました)

平石さんの、お喋りモンスターを次々とさばいていくその姿は、もはや番組名物!僕自身も、その平石さんの「仕切り」を見たいが為に番組を見ていると言ってもいいほど!

そこで、ファシリテーションとはなにか?

簡単に言うと「会議や議論等の話し合いを仕切って、スムーズに、そして有意義なもの」にする「司会者の力」の事です

人は喋りたい生き物なので、各々が好き勝手に喋ってしまうと収集がつかなくなってしまいますからね…

僕自身も、会議はせっかくみんなが集まる貴重な時間…それをムダにはしたくありません

ですがこの著書によると、平石さん自身が「自分から場を仕切っていくようなタイプの人間ではない」と名言しています…

えー!以外ー!あの素晴らしい仕切りをしているのに!?なんという衝撃!

そして、様々な失敗を!傷つきながらも!乗り越えてきた!とういうことです…あの平石さんが!?これがもう面白くないハズがありません!

僕自身も、読んでみてますます平石さんのファンになってしまいました

平石さんの、仕事に対する姿勢や日常からの心構え、いろんな考えをとても深く知ることができてよかったです

ともや先生
ともや先生

中には訓練や場数が必要な「平石さんだからできるのでは…」というようなレベルの高いこともあったのですが、僕のような素人が明日からすぐ真似できるようなこともたくさんありました

メッチャ激アツな内容でしたので、僕なりの解釈で感想を皆様にお届けしたいと思います!

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司会者:三つの極意

本の冒頭に司会者にとって大切な 極意を3つに分けて紹介されていました

※平石さん自身「司会とファシリテーションは別モノだ」と述べていますがファシリテーションは、まだ一般的には耳馴染みがないと思うので、「司会」という言葉で一括りにさせて頂いております

①本番までに可能な限り調べておこう!

司会者として、まず初めに大切なこととは「準備力」だそうです

調べてわかるような事は、事前に調べておきましょうね!という事ですね

平石さん自身も、共演される方の、ネットで調べられるような、最近の活動をチェックするそうです

会議でも同様ですよね…出席される皆さんが、最近なにをしているか?や仕事の成果も確認しておきたいところです

確かに会議では、司会者でなくとも、その日なにについて話し合うか全く知らないで挑むのは無謀ですよね

現段階で知り得る情報は事前に確認しておくのは社会人としても基本と思います

僕も思いますが、そう堅苦しく考えず「みんな最近なにしてるのかな?」とか「あの件はあれからどうなってるかな?」とか、会議が始まる前に誰かに聞いたり確認しておいてもいいと思います

過去の資料をチェックしたり、先輩に今までどうだったか聞く…等、できることはあるかも!

会議では「準備」が非常に大切で、不安になる原因は「情報」が不足しているから!と述べています

ともや先生
ともや先生

確かに!「知らないからコワイ!」になっちゃってるかもしれませんね!

③場を回すにはまず、聞こう!

司会者は、準備も大切ですが、いざ始まったら「まず聞く事が大切!」と平石さんは仰っています

ここでも出ました!「聞く力」です!

もはや世の中の全ビジネス書、ありとあらゆるコミュニケーション本に書かれているといっても過言でない「聞く力」です

それは司会者であっても例外ではないどころか、非常に重要なスキル となっていきます

平石さん自身も「準備したことは全て脇に置いてもいい!」と仰るほど、かなり大切なんです

確かに聞く力がないと仕切ろうにも仕切れませんよね

考えてみると、司会者が「的外れ」だったり「見当違い」なことを言ってしまうと、場が混乱してしまいます

きちんと聞いて、上にもあげた準備したことを織り交ぜる!それが仕切る力には必要だと、僕も思います

ともや先生
ともや先生

何回でも言います!「聞く力」これが非常に大切!

③みんなが話しやすい空気を作ろう!

会議、議論を盛り上げていく為に大切なのは「ムード作り」と平石さんは仰っています

やはり番組で、初めてカメラの前で喋る方もいる、とのこと

ともや先生
ともや先生

僕はてっきり皆さんテレビ慣れしているプロの方たちだと思ってました

そこで、どうしたらその人が話しやすい雰囲気が作れるか?ということが司会の腕の見せ所なわけです

確かに、ただ座って話を聞いているだけだと会議をやる意味もあまりありませんものね

発言しづらい人にも、話しやすいような空気を作る!それがとっても大切なんですね

それを聞いて、僕も深く感心いたしました!確かにその通り!

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司会者は話しやすい雰囲気を作ろう

はい!いざ会議や討論が始まったとします!

まずやるべきことはなんでしょうか?

司会者は「発言者の味方」

司会者として大切なのは「自分はあなたの味方ですよ」と相手に伝えることだと、平石さんは仰っています

特に全員がズラッと並ぶ大きな会議や、あんまり喋ったことない人がたくさんいると緊張してしまうかもしれません

確かに、そんな中に「味方が一人でもいる!それが司会者さん!」…と思えたら心強いかも

では、それをどうやって伝えるのか?そんな時に平石さんは…

  • 深く相槌を打つ
  • 共感する
  • オーバーリアクション
  • 表情

これらの行動で「自分は味方だ」と伝えるそうです

これらは会議でなくとも、一対一で話を聞く際にやってもいいですね!

そういった行動で、話し手は安心するそうです!ちょっと難しい言葉で言うと「心理的安全性」というやつですね

こういった行動の一つひとつで「安心してお話しできる!」という空気が作られていくそうです

ともや先生
ともや先生

僕自身も、会議でなにか発表する時とか、頷いて聞いてくれているだけでも安心します

けっこう話し手って、そういうところ気付くので、スッゴク大切かもしれません

やりづらい相手がいた場合…

司会者は「出演者」を守るのが使命!…とは言うモノの…司会者もやはり人間なので、合う合わない…好き嫌い…というも勿論あるんだそうです

なんと、あの名司会者の平石さんにも、「やりづらい相手がいる」というので驚きです

司会者として、苦手な人とはどう接したらよいか?

答えは「相手の良いところを探す」だそうです

極端に言うと、相手が喋ったことに対して「それ大切ですね!」と褒めること

確かに、そう言われて嫌な気持ちになる人って少ない気もします

ともや先生
ともや先生

僕としては「相手への感情は置いといて、相手が指摘した!という事を認めて褒める!」というものと解釈しました…これは上手いですね!さすが平石さん!

そして、僕的に響いた言葉は「司会者はフェアである」という言葉

スポーツでいう審判みたいなものでしょうか?審判が好き嫌いでどちらかに偏った判定をするなんて、あってはなりません

会議でも、特定の一人が責められている状況はよろしくない…(仮にもし、なにかしらやらかしてしまった人であっても…)

会議の目的は、個人への攻撃、つるし上げではありあません

最悪の場合、公開処刑…イジメにも発展しかねないので気を付けたいところ…

そういう人を守ることも、司会者の仕事!ということです!感動しました!やっぱりそうですよね!

これは会議やちょっとした議論以外でも、あらゆる場面で大切な事ではないでしょうか?

ちゃんと発言させる…それに寄り添う…コレ本当に、司会者でなくとも皆が忘れてはならないことだと思います

強い言葉は司会者が「言い換える」こと

司会者が、発言者の言葉を、柔らかく言い換える事も大切だそうです

議論が過熱していくと、言葉が強くなったり、言い方が悪くなったりすることありませんか?

そこで司会者の出番!

例えば「バカヤロー!」と言ってくる人に対して、司会者が間に入って「そんな言葉言ってはいけません!」と注意してしまうと、どちらか一方に加担しているように見えてしまうこともあるかもしれません

ともや先生
ともや先生

上記でも、司会者はフェアである…というお話しをしたばかりです

だったらどうすればいいの?…そう「言葉の言い換え」をすればいい!と平石さんは主張しております

本書では様々な例が載っていますが、その中で一番、僕が感心したのは出演者さんの…

出演者
出演者

そんな卑怯なやり口はいつまでも通じないぞ!

…に対して

司会者
司会者

〇〇さん、その手法はあまりフェアではないということですが、どうすればいいのでしょうか?

瞬時に「卑怯なやり口」という言葉を「その手法はあまりフェアではない」という言葉に言い換えています

コレ、本当にスゴイですよね…脱帽です…

確かに「卑怯なやり口!」なんて直接言われたら、言われた側もカーッと頭に血が上って議論でなくケンカになりそうです

そこをうまく否定せずに、柔らかい言葉に言い換え、そして相手にちゃんと発言を促している!

ホントに!それだけで、相手の受け取り方ってかなり変わる気がしませんか?

これはもうさすがですね!

こんな司会者に、僕はなりたいっ…!!!

でも、その場ですぐにサバける力が必要そう…語彙力も…けっこう勉強して場数を踏まないと難しいかもしれませんね…

会議を始める前にルールを決めておこう

上記でも少し触れましたが、僕が会議で最も恐れていること…

それは【公開処刑】になってしまう場合です

意図せぬ展開で、特定の誰かが皆の前で「つるし上げ状態」になる…これは最も避けなければならない状態と、僕も強く思っています

(問い詰めている本人からしたら、正義感で、そんなつもりないかもしれませんが…)

そんな時は、きちんと会議の前にルールを決めておくといい!と平石さんは主張します

ともや先生
ともや先生

繰り返しますが、大勢の前で特定の誰かが攻撃されてしまう事態はあってはなりません

例えば「お互いを尊重する気持ちを持って、個人攻撃はしない」と決めてみてはどうでしょうか?

毎回会議の前に伝える…年度始めとかに確認する…とかでもいいかもしれませんねっ!

これは、個人的にも非常に大切な事と思います

「オウム返し・共感」を使って進めていく

話しやすい雰囲気を作る為に、平石さんも様々な工夫をなさっています

本書では、様々なやり方を紹介していますが、僕は実際に読んでみて、その中で特に「オウム返し・共感」が大切と感じました

共感・オウム返しは!と言うと…

ともや先生
ともや先生

夏はとっても暑いんです!

司会者
司会者

確かに夏は暑い!仰るとおりです!今、ともや先生が仰った「夏は暑い」についてですが…

…これが共感・オウム返しです

「仰るとおりですね!」と共感をすることにより、上記でも書いた「味方だよ!」という気持ちが得られて、話し手も喋りやすくなります

「要約」という高等スキルもありますが、慣れていないのであれば、そのまま「オウム返し」をして、共感して、その他の出席者に話を振る方が無難に感じました

特に、司会者に肯定されるというのは発言者にとって大変嬉しい言葉だそうです

確かに!司会者ってほんと大事ですね!

司会者でも「共感できない!」場合

司会者であっても、やはり人間ですから「同意できない!共感できない!」という場面もあると思います

とはいえ、やはり司会者はフェアでなくてはなりません…

そんな時は、この言葉がいいと思います…!

確かに一理ありますね!

というように共感する方法です

会議でなくても いろんな場面で使えると思います(例えば、 X(旧Twitter)でも有効です)

ともや先生
ともや先生

この言葉、僕も以前から使っていました!自分とは真逆の意見に対しても使えるので非常に有効と思います

物事には必ずいい面やそうでない面があると思います…なにか問題があったとして、100対0でどちらかが悪いということなんて、そうそうないように感じます

そんな時にこのような「一理ありますよね」という言葉が使えるのです

そもそも議論は相手を言い負かしても何の意味もありません

反対意見を聞いて、その中でどうするか?を考えるのが建設的な議論と僕は考えます

司会を担当する人は、このような言葉を使って公平にいろんな人の意見を拾っていきたいですね…!

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会議を盛り上げる方法

話を膨らませ、盛り上げていくには、なんといっても司会者の「質問力」です!

そしてなんと、質問をしなくても場を流す方法だってあるらしいです!

それではいってみましょう!

アイコンタクトを意識しよう

司会者として、どうやって出席者に話を振ったらいいか?

中には「自分には振らないでー!」と思っている人もいることと思います

そんな時は、平石さん的には「アイコンタクト」が重要になってくると言います

平石さんによると、言いたいことをガマンしている人は、姿勢や表情で見ればわかるとのこと

これはスゴイですね!さすがプロ!と思うところです

具体的には、司会者に積極的に目を合わせたり、身を乗り出したりしているそうです

ともや先生
ともや先生

アベマを見ていて思う所です

平石さんが「〇〇さん、言いたいことがありそうなので、どうぞ!」という風に話を振る場面もけっこう見ます!流石ですね!

司会者は、そういったサインを見逃さないように常に目を光らせておく必要がある…!と平石さんは仰っています!

実は、これは僕自身もリアルの会議で意識していることです

聞かれるまでは、なにを思っていても黙っていよう…これは会議やその他議論でも同様です

聞いてもいないのに自分語りを始めだしたらウザがられることもありますからね

話し手もそれを察知しているようで、話したい人は視線を司会者に積極的に送ってくるそうです

司会者はそこをうまく取りまとめ、あえて視線をあわせたり、場合によってはハズしたりするのがコツということです

白熱する討論でも、そうでない場合でも、アイコンタクトって重要になってくるのですね!

特に、皆が発言しづらそうなテーマでは、その「アイコンタクト」が、より一層大切になってくるそうです

輪に入れない人にも話を振ろう

大勢が集まる会議…積極的に話したい人、そうでない人がいるのは当然です

僕も思いますが、せっかく出席しているのに「ただ座っているだけで終わる…」これはなんとしても避けたいところです

そこで司会者の采配が大切になってきます

〇〇さんはどう思われますか?

と、一旦場を落ち着かせ、周りの意見を取り入れるという手法です!コレ非常に大切だと、僕も思います!

中でも「これは上手い!」と思ったのは…

これは重要なテーマですので、他の皆さんのご意見もうかがってみましょうか

というパスの出し方です

急に他の人に話を振られると、今喋っている人の機嫌を損ねてしまうかもしれませんが、それをさせないで回す、とっても良い手法だな!と感じました!

ともや先生
ともや先生

今喋っている相手も持ち上げつつ、他の人に話を振るナイスな回しですね!

そうすることによって、熱くなっていた人も一旦クールダウンさせつつ、新しい意見も取り入れることが可能…これは一挙両得ですね!

わかりやすく話を噛み砕こう!

繰り返しになりますが、ただ座って話を聞いているだけの会議にあまり意味があるとは思えません

話が難しくなって参加者が置いてけぼりな時は、司会者が分かりやすく噛み砕いてあげることが大切!と平石さんは仰っています

なるほど!そこで上記の「準備力・聞く力」が大切になってくるのですね!

平石さん的には…

  • 今の点についてもう少し補足お願いできますか
  • それはつまりこういうことであっていますか

というように言葉を足してあげたらいいと言うことです

事前準備をしてきた司会者ですら知らない言葉や文言だとしたら、視聴者はもっとわかりません

なので、このように司会者が代弁して話をわかりやすくしていきたいところです

ですね!その方が全体の共通理解が深まります!

そして司会者は、難しい言葉・単語を使っていた場合も噛み砕いてあげたらいいと思います

自分が知らない言葉が出てくると人は途端に眠くなってしまいます

僕の思いついた例で言うと…

ともや先生
ともや先生

アタッチメントについて〜という話が出てきたら「愛着形成について」ですね!

もしくは…

ともや先生
ともや先生

マルトリートメントについて〜と言われたら「不適切な関わりについて」ですね!

といったように、アシストする方法です

もしくは「こういう解釈であってますか?」と、その場で一度情報を整理するのも大切ですね

全員出番があると伝えておこう

平石さんは、討論が始まる前に「参加者全員に意見を聞く」ということをお伝えすることもあるそうです

ともや先生
ともや先生

僕としても、これはかなりいい方法だと思いました

司会者から突然「これについて、どうですか?」と聞かれたとしても、うまく答えられる人ばかりではないと思います

しどろもどろになってしまっては大変…!みんなの時間も奪ってしまいます…

なので事前に…「このことについて みんなに聞くからね、ちょっとしたことでもいいから気づいたこと教えてね」という風に伝えてみてもいいかもしれません

ただ座って聞いているだけの会議と、自分の意見を言えば が用意されている会議…始まる前から身の入り方が違いそうです…!!

しゃべる人がいつも決まっている…他の人はただ座っているだけ…それだと ちょっと 会議している意味がないかもしれませんね…

いろんな人からいろんな意見が出れば、それに刺激されていい意見がもっと出てくる!そんな会議にできたらステキですね!

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会議のムダを省こう

会議をより良いものにしていくためには、ムダを排除することも大切です

なにを話し合うのか司会者も意識しよう

会議をすることそのものが目的となってしまい、ダラダラと時間だけが過ぎていく会議…覚えはないでしょうか?

  • どうせ誰かが決めてくれる…
  • 自分が何を言っても変わらない…
  • そもそもなにを決める会議?
ともや先生
ともや先生

僕自身も、メチャクチャ覚えがあります

司会者だって参加者の一人です!無関係ではありません!

なにを話し合うか、なにについて議論するのか、それを司会者がハッキリさせるケースも大切と平石さんは考えています

そう言われてみると、なにを話し合うのか決まっていなければ、会議なんてやる意味がないかもしれません

会議で話す内容が決まっているのであれば、司会者なりになにかしらできることはあると思います

なんとなく、どうでしょう…?と聞いても皆さん回答に困ってしまうのではないでしょうか?

それでは大変効率が悪くなってしまいます

そんな場合は「あえて極端な事を言う」ということもあるそうです

なるほど…極端な意見ですね…!

例えばですが「今後の運動会の在り方」を話し合うとして…話が盛り上がらない時は…

司会の方から「いっそのこと、運動会を無くしたらどうか!という意見もありますね!」というように話を振ってみてもいいのではないでしょうか?

これ、メッチャ極端ですよね?ですが、前に進まない議論を進めるためにも非常に有効だと、僕は考えます

現実離れしているような意見をあえて拾い上げることで、議論が盛り上がる!ということですね!

これも、確かにー!と思いました!スゴイですよね!

要するに、司会者であっても「ただ回すだけでなく、ちゃんと自分なりの考えを持っておきましょうよ、それが役に立つこともありますよ…」という風に僕は解釈しました

司会者なのに個人的な意見を発信するの?と思われるかもしれませんが、会議の空気が悪い時とかはなにかしらのキッカケになりえるようです

その方が質問の仕方も代わり、知らない情報が出てくるとそれを深堀りして聞くことも可能だそうです

手ぶらで会議に臨むより、準備をしておいた方がいいかもしれません!

ただ、その「自分なりの考え」にもこだわる必要はないそうで、あくまで司会者の仕事は、話を前に進めることだそうです

沈黙があったら、まずは経験者にパスを!

みんなが集まる会議…沈黙の時間があればあるほど、全員の「時間の無駄遣い」になってしまいますね…

そんな時は、司会者が手助けしてあげたい!ですね!「沈黙が一番キツイ…」とも平石さんは仰っています

確かに…もし自分が意見を求められて「えぇと…」と言葉を詰まらせてしまうと、参加者全員を待たせてしまうことになりますからね…圧がスゴイですよね…

そこを助けるのが司会者の仕事!

焦ってなんか変なコト、余計なコトを言っちゃうと今の時代炎上案件ですしね…

そこで、最初は経験のある人に話を振るというのはどうでしょう?

ともや先生
ともや先生

やっぱり新人さんとか、異動してきたばかりの人って、みんなの前で喋りづらかったりしますよね

経験のある方であれば、見えてくるものもたくさんあるので、たくさん喋って貰えると思います

これを聞いて(ベテランの)〇〇さんはどう思いますか?

ですが、そんなベテランさんでも答えにくそうにしている場合は、引き出すことも大切だそうです

確かに、今までやったことない未知のチャレンジだったらベテランさんでも話しづらそうですよね…

だから、司会者が言葉で間を埋めて考える時間を与えたり、促してあげることが非常に大切ということです

例えば、「ラーメン屋さんが更なる集客のためにハンバーガーを売ってはどうか?フィットネスジムを始めてはどうか?」とかだと、その道30年の麺職人でも答えづらいかもしれません…

そこで…

「前にラーメン以外にやりたい!と仰っていましたよね?」

「ラーメン屋さんを始めたばかりの頃はどういった苦労をされましたか?」

このように経験者に過去の話を振ってみると、考えが整理されて、議論が前に進むかもしれません

喋り過ぎの人への対応方

お喋りが大好きな人っていますよね…

平石さんが仰るには「封じるのではなく、あえて先に喋らせる!」ということが効果的と言います

そこが司会者の腕の見せ所らしく、同じ事何回も話そうとしたり、関係無いことを語りだしたらすかさず軌道修正!

わかりました!ありがとうございます!

先に喋らせたのであれば…

後ほどご意見お伺い致しますので、少々お待ち下さい

といったコトも言いやすそうですし、受け入れて貰いやすそうですね

それでも引いてくれない場合は

〇〇さんのご意見は先ほどお伺いしたので、他の方のご意見も伺っています、時間も限られていますのでご理解下さい…

それでも食い下がる場合は、「マナー違反です」とピシャリ…(これはちょっとな難易度高そうですが…)

ともや先生
ともや先生

流石ですね…ちょっと僕はここまで強く言えないかもです…

そこで、他の方の意見を聞いて、整理した後で…

お待たせしました、ご意見お願いします

…と、そこで改めて意見を伺えばいいのです

相手が上司の場合の軌道修正

上司が全く関係ない話をしだした時…そしてそれが長い時…本題に戻したくてもなかなか言い出しづらいですよね…

話したいことがあるのに全く関係のない話題でだらだらと 引き伸ばされたら結構 つらいですよね

これは、そんな時に使える方法です

全く関係のない話題から関連するキーワードを探し出し軌道修正するという方法です

平石さん的には「これは是非改めて時間を設けて話し合いたいテーマですね!」というように相手を立ててテーマを変える方法を紹介していました

本当に必要であれば、改めて次の会議に詳しく話し合えばいいですし、それほどでなければ、冷たい言い方になってしまいますがその場限りでいいでしょう…とのことです

相手もまたチャンスがあるなら引き下がってくれそうですし、本当に必要ならまた話題になりますよね!

こうした方が相手も「無下に却下された…」と感じることなく話題を戻せるいい方法だということです

これは本当に上手い言い方ですね

ともや先生
ともや先生

これと同じではないですが、僕も似たようなことは、よく使います

僕が個人的にオススメしたいのは「その話を聞いて思い出したのですが!」戦法です

上司が話している最中に隙を見て…

なるほどー!そうなんですね!ありがとうございます!そこで、その話を聞いて思い出したのですが…

ちょっと強引ですかね?

このように伝えることで、話題が広がった事も上司の手柄になるので、機嫌を損ねることも若干抑えられると思います

何か一つとっかかりさえあれば誰でも使える方法だと思うので司会になった方は耳を尖らせてみてはいかがでしょうか?

知らない話題には「わかりません」と伝える

周りからなにか突っ込まれた時、想定してない質問だと慌ててしまうのではないでしょうか?

平石さん的には、そこは素直に「わかりません」で大丈夫とのことです

ただ「わかりません」で終わらせるのではなく

  • 次回までに準備しておきます
  • 来週までに結論を出しておきます

…等の返しができたらいいですね!

ともや先生
ともや先生

できたらですが、具体的になにをいつまでに、どこまで調べておくか言えたら、よりいいですね!

一番良くないのは知ったかぶり

取り繕う為に同じような事を何回も言ったり、関係の無い言葉を並べても時間のムダですしね…

そこで、時間を稼いで思考を整理する人もいますが、全員の時間を奪ってしまうこともあるので それは避けたいところだと僕も思います

中には会議で意地悪な質問をしてくる人もいるかもしれません…こっちがしどろもどろしているところを見て楽しんでいるかもしれません…

そこは「わかりません」と潔く伝え、次までにどうするか、具体的にお伝えしていきたいですね!

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ワンランク上の要約力

司会進行で、より場をスムーズに回すためには司会者の要約力が必要になってくると思います

ですが、その要約がけっこう難しい!…と僕は思います

要約力ってどうやったら身につくのでしょうか?

相手の話を要約するのは難しい!

司会者の大切な仕事として 専門的な話もコンパクトにまとめて予約して視聴者に伝えるというものがあります

ですが、はっきり言ってこれって、司会力の中で、けっこうレベル高いと思います

専門家の意見を、全く的外れな形で伝えてしまっては場をますます混乱させてしまいますし、議論が前に進みません…

そして、話し手によっては話し方が上手くない人もいることでしょう

それも当たり前です…専門家はあくまで、その分野の専門家なので、しゃべりのプロではありません

ともや先生
ともや先生

事前に勉強していたとしても、司会者は特定の分野に専門家さんには劣りますからね…

分かりやすく整理するのが司会者の仕事としても、要約力!これはかなりレベルが高いです

こればかりは場数を踏むしかないかもしれません

いくら 相手の話を聞くことに集中していたとしても、やはり 専門外なので完全に理解しきるのは難しいと思います

ただできたら 本当にすごいですね!僕も憧れます!

「要約力」の身に付け方

会議が始まる前に情報収集はとっても大切!事前に調べられることは調べておく!ということは上記でも触れていますが、

集めすぎても何が必要か不要かきちんと理解していないと意味がない!という風に平石さんは主張しております

情報の波にのまれてしまっても大変ですね…

なので集めたデータを一旦整理して何が本当に重要なのかを自分で考えること!

コツはタイトルを考え、箇条書きにする習慣ということです

平石さんはX(旧Twitter)の140文字にまとまる作業を例にして説明していました

ともや先生
ともや先生

確かにそうですね!これは僕自身にも心当たりあります!

僕もXで投稿する際に文章が140字をはみ出してしまった時は、余計な文章を削ったりしています

やっていく中で「この一文まるまる必要ないよね」みたいなこともザラにあります

なのでX(Twitter)の140文字制限は、は絶好の要約力をつける、とても良い修行の場かもしれません

この要約力は、日常でも様々な場面で生きてくるように感じますので、身につけておいて損はないと思います

時には発言者に要約してもらう

もちろん司会者が発言者の言葉をうまく要約できれば議論はスムーズに進んでいくことでしょう

ですが、専門外だったりするとなかなか難しい場合もあると思います

そんな時は司会者が要約を発言者に促すという手法があります

ある程度勉強してきた、しかも聞きのプロの司会者さんの理解が追いついていないのであれば、周りはもっと“置いてきぼり“かもしれませんよね…

議論を一旦落ち着かせるためにも、必要かもしれません

平石さん的には以下のような振り方をなさっているそうです↓

  • 例えばどのようなことですか?
  • そう思われた理由は何ですか?
  • そういった例が他にもあったんですか?
ともや先生
ともや先生

あえて、発言者に丸投げしてしまう!ということですね!

知ったかぶりして失言するより全然いいかもしれません!

その分野に詳しい有識者であれば、容易なはずです

逆にそこで詰まるようであれば…信憑性は疑わしいかもしれません

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まとめ

僕なりに気になった部分を 僕なりの解釈や体験談を添えてお届けさせていただきました

会議をより良いモノにする為にも、とっても素晴らしい書籍でした

この本を読んでから、アベマの平石さんの「仕切り」を見ると…「おー、なるほどー!」と感心することばかりです

正直、番組を見る目が変わりました

その他にも様々なノウハウがぎっしりと詰まっていて、興味がある方は是非とも 一度手を取ってみることをおすすめします

ともや先生
ともや先生

読んで下さりありがとうございました!

またどこかでお会いしましょう!

ともや先生でしたっ!

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