こんにちは!ハンターハンターのファンなら誰しも気になる「休載」の話題をお話しします!
僕も大好きな作品なので、一緒に振り返りながら楽しんでいきましょう。
あ、電子書籍でカラー版もあるみたいですね!
ともや先生です!X(旧Twitter)、Youtube、Yahooニュースやってます
休載の一番の原因は「腰痛」
ハンターハンターが休載が多い一番の理由は、いろいろと言われたりもしていますが、冨樫義博先生の腰痛です。
30年以上前から続く慢性の痛みで、椅子に座って描くのがとても辛い状態が続いています。2014年頃から特に悪化し、「座れないから描けない」と本人が何度も語っています。
ベッドに横になって作業するスタイルに変えたものの、長時間の集中は難しいようです。2024年にはカラー原稿の作業で再発したり、トイレ中に腰を痛めて数日寝たきりになったり、手術を受けたことも明かされています。
痛みが日常生活にも大きく影響しているのが伝わってきますね。
長時間座りっぱなしの職業の人は、けっこうこの腰痛に悩まされているそうですよ
そこでなんと「うつ伏せ」になって描いたりしているそうなんですよね。僕も実際にやってみましたが、わりとキツイです…肩と首がすぐにしんどくなって、これじゃまた別の病気になってしまうかもしれません…
富樫先生お大事にしてください…
完璧主義とストーリーの深さにも関係が?
腰痛以外にも、冨樫先生の「完璧主義」な性格が休載を長引かせています。
納得いくストーリーが出来上がるまで描かない、途中で中途半端なものは出さない、という信念があります。特に王位継承編は複雑に人間関係が絡み合い、陰謀、謀略エトセトラ…ファンですらもワケわかんなくなっちゃうような、緻密なストーリー…
そして暗黒大陸編は、それはもう壮大な世界観!…と思うので、今までのクオリティを保ちながら週刊連載するのは不可能かと、続きは読みたすぎるんですが、質が落ちてしまうのだったら休載してくれたほうがいいと、僕は思います
1話一話に詰め込む情報量が他の作品の何倍もあるので、考える時間も描く時間も膨大にかかります。
週刊連載のペースではどうしても追いつかず、「描ける時に描く」スタイルになっていったと言われています。
絵よりストーリーを重視する?
冨樫先生の有名な言葉で、漫画家を志す人達に
「漫画家になりたいなら、話の勉強をしろ!それが無理なら凄いキャラを作ってそいつに動いてもらえ!絵を描いてる暇なんてないぞ!」という旨の発言をしています
これは「絵の練習ばかりしていてもプロにはなれない」という意味です。売れるストーリー、読者が「お金を払ってでも読みたい」と思う構成こそが大事だと考えています。
僕も幼い頃に漫画家を目指していた時あったので、そりゃあもう刺さりましたよ!漫画っていうとまずは「絵」みたいなイメージありますが、ストーリー作りのほうが大切なんですね!
まぁ確かに、絵はそこまでではないけど、めちゃくちゃ面白い漫画ってありますよね。でもその逆ってなかなか思いつかないかもしれません。
絵がうまくても内容がつまらなかったら読めませんよね…と、言いながら富樫先生も絵はメッッッチャクチャ上手いですけどね!!!
この考え方が、描く作業を後回しにしがちな休載スタイルにもつながっているのかもしれませんね。
休載中も実は頭の中で物語が進んでいる
休載中は「何もしていない、遊んでるだけ」と思ってる方いますか?実は違います
冨樫先生はX(旧Twitter)で「頭の中ではストーリーが動いている」と語っています。ゲームをしながら、寝る前に、日常のちょっとした瞬間にアイデアを練っているそうです。
2022年の連載再開時には、休載中に溜めていた10話分を一気に発表しました。
そうなんです!休載中に乃木坂のライブに行くのも、作家としての感性を磨くため!作品のクオリティを高める為なんですね!実際に念能力で「サイレントマジョリティー」とかあります!
これは乃木坂のパワーが富樫先生のペンを動かしました!その瞬間です!僕はそう信じております
その完成度の高さから、休載が「考える時間」としてしっかり機能しているのがわかります。
なんと「暗黒大陸編」の構想も休載中にけっこう出来上がってるのだとか!暗黒大陸編…早く見た過ぎる…やっぱりゴン帰ってくるのでしょうか?
打ち切られないのは「儲かるから」だけじゃない
休載が多いのに打ち切られない理由は、単純に「面白いから」です。
確かに漫画を描くのもボランティアじゃありません。実際にハンターハンターは単行本は休載中も年間100万部以上売れ、再開時にはニュースにもなり、旧巻が爆売れします。アニメ配信も常に人気で、グッズや舞台も好調。
出版社にとって「休載中も儲かる宝の作品」なんです!こんなビッグコンテンツ、みすみす逃すはずがありません!
寧ろ、休めば休んだほど、再開時に爆発的な利益をもたらすという見方もできるんですね
連載しなくても儲かるってホントに凄いですよね。連載終了後も広がっていくコンテンツはあれど、休載中に広がっていくコンテンツってのはなかなかない気もします
でもそれ以上に、編集部は「冨樫先生の作品は特別」と認めています。
完結まで待つのがジャンプの伝統であり、信頼関係があるからこそ不定期連載が許されています。
【大事】休載をも愛すこと!4つの心得
ハンターハンターのファンは特別です。休載を「待つのがつらい」ではなく、「待つのが楽しい」と感じています。
僕も若い頃は「早く連載してくれよ!オイー!続きを読ませろー!」なんて思ったりもしていた時ありました…いや、普通に今でも思いますが、それは「甘い」んですよ。激烈に甘いんです!
繰り返しますが、断じて「休載=苦痛」ではないんです!真のファンは「休載=快楽」なんです。休載を楽しめっ!休載を楽しめないのは真のファンじゃないっ!もしそう思えないのであれば、早くコチラ側にこれるよう努力してください
具体的な楽しみ方は以下ー…
①冨樫先生のX投稿で盛り上がれ!
続きが見たい気持ちは痛いほどわかる…でも真のファンなら休載すらも楽しめなくてどうする!僕はそう思います
まず一つ目、冨樫先生のX投稿で盛り上がれ!
富樫先生はSNSフォロワー日本一の漫画家なんじゃい!その投稿に沸け!知肉躍れ!

2025年10月31日現在!なんとフォロワーは342万4千人越え!これかなりヤベー数字です!フォロー人数0なところもまた憎いっ!!
特に個人的に印象深かった投稿は、一日一キャラずつ増えていくポスト、アレには僕も熱くなりましたよ!
「次ハンゾーくんじゃね?」と思ってマジで来たときは感動しました!
②考察を楽しめ!妄想を膨らませろ!
次に、考察を楽しめ!休載中に続きを妄想するんだよ!もしくは今までの出来事を整理して理解を深めるの!
YouTubeとか見てみなさい!山のようにある考察・解説動画!メッチャ勉強になりますよ!…ただ気を付けなくてはならないことが一つ…時間が一瞬で溶けてしまう…
個人的なYouTubeのオススメは「岡田斗司夫さんの完全解説」です!三時間ほどあるので、二倍速で見ても一時間半ほどかかります!でもメッチャ面白いですよ!オタクを自称するなら必修です!
見てくれたところで僕には1円の利益にはなりませんが、ガチで一番オススメな動画です!
他にもオススメしたい動画はたくさんあります!
例えば「クロロVSヒソカ」とか!解説見ても今一つピンと来ないこともあります!それは僕がお馬鹿さんなのもあると思いますが、それがまたいいんです!完全に理解できるより、空想できる余地があるということですから!
「想像の美」というやつです!そこがまたハンターハンターの魅力に繋がるのです!
③記録更新を祝え!
そして、記録更新を祝え!休載日数をカウントして記録更新を祝う!伝説誕生の瞬間を噛みしめろ!
だって考えてみて下さい?完結しちゃったら休載できないのです!休載とは、ある意味連載中だからこそできる、今しかできない所業なのです!
記録更新をするとのことで、毎日毎日が輝いて見えるのです!
こうなったらもう打倒「ガラスの仮面」ですよ。なんと休載しながら50年連載中なのです!50年ですよ50年!今のこの現状ですら序の口です!
他の漫画にこんなことできますか?まずムリでしょう!そういった意味でも伝説の漫画なのです!
そう!記録更新してからの毎日が記念日なのですよ!
④待てることの喜びを嚙み締めろ!
最後に、待てることの喜びを嚙み締めろ!こんな名作傑作の連載中に、まず立ち会えたことに感謝をするんだ!ハンターハンターの連載再開を待てる!それ自体が幸せなことなんだ!
「感謝の正拳突き」を実際にやって動画を上げるファンもいます。休載への愛を、ユーモアと拳で表現しているんです。待つこと自体が、作品の一部になっているのです。
ただ、苦痛に感じてしまう人の気持ちもわかります…僕もそうでした。確かグリードアイランド編あたりは僕は高校生でしたね
その頃はまだ少年だったっていうのもあってか休載期間が途方もなく長く感じられたものです…「あ、これ未完で終わるやつだわ…」と思って絶望していましたよ…
しかし、オッサンになった今、子どもの時とは時間の感じ方が違います!こんな傑作を読めるなら、何年でも待ちます!寧ろ「真のファンは休載をも愛する!」これなんです!
まとめ:ハンターハンターはいくらでも待てる作品!
ハンターハンターは、1話一話の価値がとても高い作品です。20年前の伏線が今につながる感動、再開時の興奮、ストーリーの深さ——それらすべてが「待つ価値」を生み出しています。
冨樫先生も「健康第一で、描ける時に描く。完結まで待っててくれ」と約束してくれています。だからこそ、ファンは優しく見守りながら、次の1話を心待ちにしているのです。
勝手に「真のファン」とか言っちゃってごめんなさい
とりあえず、コミックス持ってる人たちもカラー版を電子で買いなおして楽しみましょう!(笑