子どもの自己肯定感とは?「褒める」より「認める」で高めていく事

子育て
とも先生
とも先生

こんにちは!ともや先生です!

自己肯定感って知ってますか?

他サイトや書籍で調べてみるとなかなか難しく書いてあったりします。

実は、それだけ奥深いものなんです!これが非常に大事なんですね!

できるだけ難しい言葉は使わずに自己肯定感の説明、高め方などを紹介していけたらと思います。

※けっこう長くなってしまったので、知りたいところだけ「目次」を使って見ていただけたらと思います。

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自己肯定感とは?

独学園長
独学園長

まず一言で言うと自分を大切に出来る力のことです。

逆に低いと自分のことを大切にできません。となるとどうなってしまうのでしょうか?

「低い」ということは?

愛情に飢えている子どもは「自分は愛情を与えられる価値のない人間」と解釈します。

つまり自分のことを

独学園長
独学園長

「いらない人間」
「必要のない人間」
「価値のない人間」

と、思い込むようになります。それではつらいので、問題を起こす等、周りにSOSのサインを出すのです。

空腹と同じ

例えるなら「自己肯定感が低い」ということは「空腹」と同じです。

食事を必要としない人間はいません。

お腹が空いて死にそうだと、どうなりますでしょうか?

生きていく為に人のモノを奪おうとしてしまいませんか?道ばたに生えている雑草でも口に入れてしまいませんか?

食べなくては死んでしまうので当たり前です。

それが問題行動を起こしてしまう正体なのです。

自己肯定感の場合、食料は「愛情」です。

周りに与える影響

「どうせ自分なんて・・・」と言っていても本気で思っている人はいません。

本当は「愛情」のようにプラスの感情が欲しいのに「迷惑をかける」等のマイナスの感情でもいいから欲しくなってしまいます。

つまり、周囲に迷惑をかけて自分に注目を集めようとするのです。

心の奥底で「愛情が欲しい」と叫んでいます。
そのサインに大人は気付かなくてはいけません。

いくつか例をあげてみましょう

  1. リストカットはその典型です。本当は死にたくてしているわけではないんです。「私ここにいるよ!見て!」心が叫んでいるんです。
  2. 暴走族の迷惑行為も同様です。親も先生も見てくれないので、迷惑行為をすれば「警察」は見てくれます。
  3. 親に反発して、わざと親が困るような問題を起こすケースもあります。

いずれの行動もどんどんエスカレートしていくことがあります。

問題を起こす子どもに原因があるのではなく、問題を起こさざるを得ない状況を作った大人に原因があると考えます。

「高い」ということは?

自己肯定感が高いということは、愛情で満ちているという事。

バケツの中に「愛情」がたくさん入っていて、溢れている状態のことです。

自分を大切にし、他者も大切にします。すると周りに与える影響も変わってきます。

人に優しくなれる

自己肯定感が満ちている人は、他人に優しくなれます。

「愛情」が満ちている子は周りに「愛情」をわけてあげるようになります。

バケツから溢れでてしまう愛情を「もったいない!」と周りにわけてあげるようになるのです。

例えば田舎から大量のミカンが送られてきたとします。

食べきれない場合周りにお裾分けしませんか?

自分を大切にできる子は相手も大切にします。

ピアノを弾けない人がピアノを教えられますか?
ピアノが上手に弾けないと、相手に教えることは出来ません。

独学園長
独学園長

「優しさ」を知らないと人に「優しさ」を伝えることができません。

「土台」が出来ていれば大丈夫!

一度満たされた愛情は、大人になった後も本人の心を支えていきます。

大人からの愛情で満たされていれば子どもは、これからなにがあっても大丈夫です。

建物に似ています。土台がしっかりしていればどんな大地震が来ても倒壊することはありません。逆に手抜き工事で土台が不安定だと、ちょっとした地震でもすぐに壊れてしまいます。

愛されている自分には価値がある。つまり自分に自信を持つことが出来ます。

自分に自信があれば新しい事にもチャレンジしていくことができます。

独学園長
独学園長

しっかりと愛情の土台を作ってあげれば大人になってからもブレません。

思春期に道を踏み外すこともないでしょう。

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自己肯定感を高める「認める」ということ

子どもを「認める」と言うことは聞いたことがありますか?

新米パパ
新米パパ

「初めて聞いた!」
「なにそれ?知っといた方がいいの?」
「そもそも必要あるの?」

という方もいるのではないでしょうか?

独学園長
独学園長

特に「自己肯定感」に非常に深く関わってくるのです。

「認める」とは?

そう、「認める」とは

私は貴方のことをちゃんと見てますよのメッセージなのです。

上司や先輩、友達にも認められるのは嬉しいものです。
実の親に認められるのはさらにもっと嬉しいものですよね!

逆に誰も自分のことを見てくれない・・・それは悲しすぎますね。
「認めてくれない」とはそうゆうことなのです。

「褒める」と「認める」の違い

「褒める」と「認める」は「同じ」じゃないの?

同じなようで違うのです。「褒める」というのは「認める」の中のごく一部です。

図にするとこんなもんです。

例えるならば「食べ物(認める)」の中の「カレーライス(褒める)」みたいなものです。

それほど「認める」ということは幅広いものなのです。

なので、「認める」ということは「褒める」よりも多用な場面で使うことが出来るのです。

「褒める」は結果にしか使えない

それは、「褒める」ということは、「結果」があることが前提だからです。

独学園長
独学園長

なにもやっていないのに褒めることはできますか?
おそらく難しいのではないでしょうか。

それ以上に子どものマイナスな部分が目についてしまい、ついつい口うるさくなってしまうのではないでしょうか?

プラスよりもマイナスが目についてしまうこと。それは心理学上でも、仕方のないことです。

「褒める」の危険性

皆様も経験はおありでしょうか?

特に頑張っていないことや、手を抜いていることに対して、過剰に褒められた経験です。

例えば、
保育園で絵を描いてきたとしましょう。
本人的にはそれほど力を入れていない絵だとします。
それを見て親が

お母さん
お母さん

「スゴイ!」
「うまいね!」
「天才!」

子ども
子ども

「僕って、手を抜いててもすごいんだ・・・」

子どもは親の言葉をそのまま受け止めますので、子どもに勘違いさせることになってしまいます。

ジャ○アンのリサイタル状態です。
みんなジャイ○ンが怖くて「いい歌だ~」と褒めますよね?それが本人の勘違いを増長させます。

「褒める」というのは、子どもが本気で頑張ったことにこそ最大限の効力を発揮します。

自己肯定感を高める認め方3

それでは具体的にどうやって認めるかを話していきます。

「褒める」は良い結果にしか使うことはできないのはわかりましたね?

「認める」は3つにわけて使うことができるのです。

①見たままを認める
②頑張った事を認める
③存在を認める

1つづつ説明していきましょう!

①見たままを認める

一言で言いますと、「見たままを伝える」です。

上記の「絵の話」を例にしてみましょう。

子どもがそれほど頑張らずに描いた絵に対して
「スゴイね!」

ではなく、「認めて」みましょう。
「見たまま」を伝えるのです。

パパ
パパ

「青色をたくさん使ったんだね!」
「大きなマル描いたね!」
「糊も使って貼ったんだね!」
「動物を描いたんだね!」

これらは、見たままを言っただけで褒めてはいませんよね?

認めることは
・一生懸命描いた絵
・なんとなく描いた絵
どっちでも出来るのです。

見たままを具体的に伝えることで、

子ども
子ども

「お父さん、お母さんは僕のことをしっかり見てくれている」

と感じるのです。

②頑張った事を認める

もう一段階上にいきましょう!
例えば、子どもが
「テストで100点をとった」場合です。

『100点なんてすごいね!』

つい言ってしまいますよね。(そう言うことが悪いわけではありませんが・・・)

それをさらに良くしていきましょう。

独学園長
独学園長

100点をとったことは勿論素晴らしいことです。
しかし、本当にすごい部分
「100点をとれるまでにした努力
ではないでしょうか?

なのでこの場合は

『毎日1時間勉強したからだね!』

『毎日宿題きちんとやってたからだね!』

『ゲーム我慢して勉強したからだね!』

どうでしょうか?

「褒め」ともとれますが、この場合は「毎日勉強した」という「事実」を言っただけです。

「褒め」と合わせると効果抜群!
「毎日1時間勉強したから100点が取れたんだ!すごいね!」
褒められた上に、具体的になにをしたか、努力まで認められます。

過程を認められると、何に対して認められたかが明確ですので、より一層やる気を燃やします。

③存在を認める

3ステップ目ですね!
結果行動ときて次は存在です。ここが1番深いんですね。

簡単に言いますと「なんにもしてなくても認める」です!

「なんのこっちゃ!?」

「なんにもしてないのにどうやって認めるの?」
「そんなことできるの!?」

特に子どもはこれが大切なんですね!

難しく考えることはありません。ちょっとした働きかけで大丈夫です。

  • 名前を呼ぶ
  • 視線を合わせる
  • 挨拶する
  • お礼を言う
  • ただそれだけのことが非常に大切なのです。これも毎日の積み重ねですね。

    そうすることによって「ありがとう!」「生まれてきてくれて、心から嬉しいよ!」という気持が伝わるはずです。

    特に子どもの場合はスキンシップも重要になっています。

    抱っこしたり、背中を優しくさすってあげたりしただけでも伝わります

    この人はいつも僕の事を見てくれてるんだ。嬉しいなぁ。

    実の親でなくても大丈夫!

    愛情を与えるのは実の親じゃなきゃダメ?

    いいえ、そんなことはありません。

    親戚、祖父母、保育園、幼稚園、学校の先生その子に関わる大人全員できます。

    お腹いっぱいに愛を注いであげて下さい。「無償の愛」です

    「貴方のことをちゃんと見てますよ」
    「気に掛けてますよ」
    のサインを送ってあげて下さい。

    漫画などで悪役の生い立ちが語られる時ありますよね?

    ダークファンタジーモノの場合
    「オレは親の愛情を知らずに育った…オレはこの世界を憎んでいる!全てを破壊しつくしてやるぞ!」

    ヤンキーモノの場合
    「愛を知らず、グレていたオレだった…が、ある一人の教師がオレを変えてくれた!」

    よく聞きませんか?

    そこにいる大人との関わりで子どもの心は良い方にも悪い方にも転がっていくのです。

    ですがその子の側に、きちんと愛情を注いでくれる大人がいれば大丈夫です。

    自己肯定感を下げる行動

    自己肯定感についてさらに理解を深める為にも、マイナスの行動も知っておいてもいいかもしれません。

    体罰や侮辱するような言葉をかけることは勿論なのですが、特にお伝えしたいことは下記2点です。

    条件をつける

    「ご飯食べるからいい子!」

    「100点取れたからいい子!」

    のように条件は付けないで下さい。

    それではただの、親にとって都合のいい子なだけです。

    独学園長
    独学園長

    条件を付けてしまうと出来なかった時に「出来ない自分に価値はない」と思うようになります。

    キミは、キミだから必要なんだそういうことがとても大切なのです。

    ただそこにいてくれるだけで

    特に親は覚えておいて下さい。

    漫画とかで見る設定ですが
    「○○家の人間は、完璧でなくてはならない!」
    とかいうやつですね。

    無条件の愛を与えてあげて下さい。

    「あなたがあなただから愛している」と!

    これが本気で大事です!言葉にしないと伝わりません!

    他の子と比べる

    ハッキリ言って他の子ができているかどうかなんて関係ないのです。

    子どもには個性・性格があります。

    家では甘えているだけかもしれません。

    そういえば、〇〇くんはやってたなぁ・・・と世間話をするくらいはいいかもしれませんが、〇〇くんもやってるんだからやりなさい!と責めるのはもってのほかです。

    家では一切野菜を食べない子も、保育園では普通に食べている。なんてのは珍しい話ではありません。

    出来ている子を引き合いに出すのは無意味ですし、マイナスしかありません。

    ここで気を付けたいのは、できている事に対して比べること。

    「お支度終わったの1番だね!」等です。

    大切なのは1番になったことでなく、お支度をきちんとやったことではありませんか?

    まとめ

    普段からの地道な積み重ねが大切なんですね。特に子どもが

    「なにに対して感心があるか」「どんなことを努力しているか」

    を、見てあげて下さい。そして、気付いたことは、ちゃんと認めてあげて下さい。

    しかしそれはその子のことをちゃんと見ていないと、できないのです。

    僕自身も日々頭を悩ませる日々です。

    僕も自分の子どもに
    「あぁ、もっと違う言い方あったかなぁ・・・」
    「もっとうまい言い方あったなぁ・・・」
    と反省することばかりです。

    僕の話で皆様の子育てに対する理解が少しでも深められたなら幸いです。

    自己肯定感が満たされれば大人になってからも必要です。

    「認める」というスキルが身につけば「子育て」「職場」「夫婦間」で使うことができるのです。是非、身に付けておいて損は無いスキルでしょう。

    親は勿論、子どもと関わる大人は全員知っておいて下さい。

    繰り返しになりますが、愛情が足りないと他人のものを奪おうとします。

    ただ一人だけでも、自分を認めてくれる大人がいれば、子どもは救われます。

    是非、周りにいる子どもたちに愛情をたくさん注いであげて下さい。全ての大人に子どもを救う力があります。

    大人で例を1つあげてみましょう。

    新入社員の自分に社長から

    「キミ、いつも早いね」「ウチのために働いてくれて本当にありがとう」

    と言われたらどうですか?
    「自分のことを見てくれている!」
    と思って嬉しいものです。

    大人でも嬉しいのですから、子どもはもっと嬉しいハズです。

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