書評

『11歳から親子で考えるお金の教科書』で学ぶ!子どもに伝えたい金融教育の第一歩

2025-04-09

ともや@tomoya45108)です!

お金のことって学校じゃ教えてくれませんね!

お金の勉強ってとても大切です

しかし、お金のことって誰も教えてくれません…生きるために必要不可欠なお金!

実は子どものうちからたくさん知っておいた方がいいことがあるんです!

僕自身、お金のことが全くわからないで大人になりました

いざ勉強してみると、あれもこれも!もっと早く知っておきたかったな!ということばかり!

日本ってお金に関することは「汚いことである」というイメージが強い

そこで今回ご紹介するのがこの本書なのです!

そこで「なぜ11歳なの?」というと、小学五年生頃が割合や%を、ちょうど学ぶ時期でもあります

そのタイミングでお金に対する知識を身に付けられたらいいですね!

子どもに説明するということを前提にして、会話形式で書かれているので、大人にもメッチャわかりやすいです

子どもに年収を聞かれたら?

お子さんに自分達の年収を聞かれたらどうお答えしますか?

結論から言うと、正直に答える必要はありません

ただ、お金に興味を持っているというキッカケですので、そこから学びに繋げていきたいですね

答えない代わりに、日本人の平均的な年収を答えてみてはどうでしょうか?

日本の会社員の年収は443万円(ボーナス込み)

…それを12ヶ月で割ると、一ヶ月だいたい37万円(勿論、税金や社会保険料を抜かれる前の金額)

しかし手取りとなると、年収の20%を引かれるので354万4000円ほどになります

それを12ヶ月で割るとだいたい約30万円

ともや先生
ともや先生

ここで税金や社会保険のこともあわせて伝えてあげたいですね

詳しく話すとかなり長くなるので、簡単にでけっこうです

税金は、みんなが利用するものに対して使うお金のことです

例えば以下↓

  • 交番
  • ごみ収集
  • 救急車
  • 学校

税金がなかったら救急車を呼ぶだけでも大変なお金を払わなくちゃならないかもしれません

税金は悪者!みたいな扱いもされる時ありますが、生活をする上でとても大切なモノ!ということです

社会保険は、働けなくなってしまった時に助けて貰う為の仕組みのことです

具体的な年収は答えずに、子ども自身に調べてみてもらうのも面白いかも知れません

ともや先生
ともや先生

僕が子どもの頃は、お金について勉強をする…という概念がありませんでした…もっと早くに知っておきたかった…

ユーチューバーって稼げるの?

出ました!ユーチューバーです!

子どものなりたい職業ランキングでもちょいちょい顔を見せますね!

今の時代、けっこう興味のある子も多いのではないでしょうか?

子どもがユーチューバーに興味を持ち出したら、どうやって収益を得ているのか説明してあげたい

ともや先生
ともや先生

僕も実は、密かにYouTuberデビューを狙っていたり…笑

収入源の一つとしてはやはり「広告収入」です!

動画を見るときに「広告」が入りますよね?

YouTubeもテレビと同じで番組の間にCMを流すことによって、そこから収入を貰っているので、テレビはタダで見られるんです

ここだけ聞くと「なんか楽!」みたいなイメージを持たれるかもしれません

しかし、収益をもらう為にはまず「チャンネル登録者数1000人」が必要となります

1,000人…そこまでいかないで挫折しちゃう人多そう…

だからみんな動画内で「チャンネル登録お願いします」と自分で言っているんですね

そして、なんとか登録者数1,000人いけたとして…だいたい1再生0.1円ならいいほうといいます

単純計算で、1万再生でも1,000円ほど…なかなかシビアですねぇ…

収入を得ている人は人はごくわずかで、それだけで生活している人はそれよりもさらに少ない…うーん、厳しい…!

子どもの夢を壊してしまいそうですが、事実なら伝えてあげてもいいと思います

そして視聴者を常に飽きさせない企画力と継続力も必要で、楽して稼いでいるわけではない…ということも伝えていきたいですね

やっぱり楽して稼げる仕事なんてなさそうですね…

でもどうしてもユーチューバーはそんなイメージあったりしますね

ここで世の中の仕組みを伝えてあげたいですね

オンラインサロンや自社サービスへの動線にもなっている場合がありますが、それはまた別の話ということで…

実際にうちの子も「ゲーム実況」に興味津々です

常に新しいゲームを購入して投稿する等、たゆまぬ努力も必要不可欠です

ともや先生
ともや先生

ただ、僕としてはそこから動画編集、画像編集、ワードプレスみたいに、ネットの知識を深めるキッカケにもなるかもしれないので、学びに繋げられるなら悪くはないと思います

収益に繋がらなくとも、その経験は武器になっていきます

人間はAIに仕事を奪われてしまうのか?

世の中もどんどん便利になってきていて、昔はあったハズの仕事がどんどんなくなってきています

今の子どもは知らないと思いますが、昔は駅に入るのに一枚一枚駅員さんがキップを切っていましたが、それもかなり前になくなりましたね!

そういった事がこれからの時代、どんどん増えていくのです!

そう!「AI」が注目を集めています

例えばファミリーレストラン

メニューを店員さんが聞きに来るのが一般的ですが、机に備え付けのタブレットで注文できてしまう…寧ろQRを使って自分のスマホで読み込んでタブレットさえいらないところも増えてきています

料理も機械が運んでお会計もセルフレジで、本当に人がいらなくなりつつあります

研究では、これからの時代、およそ49%がAIやロボットに仕事が奪われてしまうそう

特に「税理士」や「会計士」は危ないんですって!なんていっても、数字を計算する仕事はAIの得意分野ですからね

自動運転が実現したらタクシー運転手もいらなくなります

お医者さんもレントゲン診断ではAIには適わないそう

ただ、AIは人の気持ちを理解することが苦手だから、コミュ力が必要な仕事は生き残りそう…との見通しです

誰かがワクワクするようなアイデアを出すのは人でなければ厳しいかもしれない

ともや先生
ともや先生

保育士さんとかは生き残りそうですね…!

AIは過去にある材料からしか生み出せませんからね

なので、今の子どもはそのAIを使いこなすようなスキルを身に付けていきたいところです

AIに使われるのではなく、AIを使う側にならなくてはなりません!

今の時代、スマホに使われてしまっている人もいます

ただでさえ少子化の日本…AI化はどんどん進んでいくでしょう

これからの時代に生まれて行くであろう新しい仕事にも注目していきたいですね

メルカリで世の中の仕組みを知ろう!

メルカリというアプリは、世の中の仕組みを知るのにとてもいいアプリなのです!

子どもでも、身の回りにあるものを実際に大人と一緒に売りに出すと、いろんなことが楽しく学べます

昔は近くのお店に持って行って買い取ってもらわなくてはなりませんでした…しかも、お店だと驚くほど安く買いたたかれることもあります

ただ処分したい、というだけならいいかもしれませんが…

ともや先生
ともや先生

僕は実際にリサイクルショップで、新品未開封のベビーゲートを持って行ったら40円と言われたので2度と売りに行かないと心に決めました

スマホの普及により、個人で売買できるようになりました

お店では驚くくらい安値をつけられても、個人でやれば高く売れる場合も珍しくありません

かくいう僕もメルカリは一時期かなりハマっていました…夜遅くまで服を採寸したり、少しでも送料を抑えようとあの手この手で梱包したり…笑

ここで、どうやったら買いたくなるか、子どもと一緒に考えていくのも面白いと思います

もう遊ばなくなったゲームソフトとか売れそうですね!

ただ出品すればいいというものでもありません!

既に売れている商品を見て参考にする…でもいいですし

同じ服を出品している人がいたら、採寸をそのままコピーしちゃえば自分で測る必要はありません

子どもにも、モノを売るためにはどのような工夫が必要か学んで欲しいですね!

それと同時に「信用が大切!」ということも同時に学んでいけたらいいと思います

洋服の汚れを隠して販売すると低評価されてしまい、もう誰にも買って貰えなくなる…とか

お店でも店員さんの態度があんまりだと、もう行きたくなくなっちゃいますよね…それと似たようなものです

加えて「メルカリ自体はどうやって儲けているか」も学びたい

メルカリは手数料として10%の手数料を貰って運営できている…とか、世の中の仕組みを理解するのに絶好のアプリかもしれません

これだけでも、ただモノを売るためだけの便利なサイトではないことが知れます

加えて送料もかかるし、梱包するための準備も必要で「結局儲けはいからになるの?」とか他にも学べる事はたくさんあります

売上から経費を引いたモノが利益となるというのは商売の基本ですね

売るためには買う人のことを考える、相手の立場に立つことが大切で、メルカリは商売というものを手軽に疑似体験できます

AIに仕事を奪われる一方、このような新しいやり方も増えていきますね

ともや先生
ともや先生

お金と一緒に世の中の仕組みを勉強できるのは本当にいいですね!

食べ放題で店は潰れないのか?

食べ放題で食べまくってお店って大丈夫なのか?

僕も子どもの頃に疑問でした…

商売の基本は「売上から経費を引いたモノが利益」でしたね?

だいたい食べ放題の原価は「30~40%」と言われています

なので「3000円で食べ放題」の場合、900円~1200円がだいたいの原価ってことですね

お肉料理は原価率は高めで40%…お米やパスタは低めで20~30%…

高い物と低い物を組み合わせて利益を出す仕組みになっているんですね!

元を取りたい!払った以上に得をしたい!と思うのであれば、お肉ばかりを食べればいいかもしれませんが、やはり白米と一緒に食べた方が美味しかったりするので、そこでうまくバランスをとっているのです

ドリンクバーなんて特に安いとのこと

例えば200円のドリンクバーで、一杯15円としたら、14杯飲まないと得しません…14杯ってとんでもないですね…かなり長時間居座らないと元をとるのは難しそうです…

そして、食べ放題は店員さんが料理を運ぶ必要も注文もとる必要もないのでその分の人件費も浮きます

まとまった料理をいっぺんに作って大皿で出すので、その分の手間も少ない

注文をとってから一人ひとり作ってたら大変ですもんね…

こういった仕組みで経費を抑える工夫がなされていて、これを「ビジネスモデル」と言います

飲食店の原価率はだいたい30%、食べ放題でも30~40%ほど

ともや先生
ともや先生

外食をする時とかクイズ形式で子どもと話してみると面白そうですね!

なぜコンビニはスーパーより高いのか

コンビニは高いから買い物しちゃダメ!

僕の妻もよくこんなセリフを言ったりしています…笑

ですが、正確に言うと「コンビニが高い!」のではなく、スーパーが安く売っているんです

別にコンビニが意地悪して高くしているわけではないのです!笑

会社は「だいたいこれくらいの値段で売ってくださいね」ということを最初に決めます

それが「メーカー希望小売価格」というもの

そこを、スーパーはまとめて大量に仕入れて販売するので安く出来るのです(コンビニは狭いからそんなにまとめて買えません…)

利益が100円を一個売るより、利益が10円のものを100個打った方が長い目で見て儲かります

一方、コンビニは便利です

スーパーが閉まっていて、コンビニは深夜でも営業していたらどうでしょう?

今欲しい!となった時に遠くのスーパーより隣のコンビニの方がいいこともあるハズです

ともや先生
ともや先生

僕も、なんでかは忘れましたが、出先で靴下の替えが急に必要になったので目の前のコンビニで買ったのを覚えています!ほんと便利!

いそいでる時にササッと買い物を済ませたいときはコンビニですよね

人気のスーパーだとまず駐車場にすら入れなかったり、レジも長蛇の列だったり…

週末にまとめて買うならスーパー!みたいに使い分けていきたいですね!

お金持ちになるためには?

わりと子ども達に「将来の夢は?」と聞くと「お金持ちになりたい!」という答えが返ってきます

お金持ち!おおいにけっこうじゃないですか!最高です!

ただ、お金持ちになりたいなら、稼ぎ方だけでなく「使い方」が大切ということを覚えておきたい!

いくらお金を稼いでいても手元にお金が残らなければ意味が無い

1億円稼いでも1億円使う生活してたら貯金はゼロ…こんなんじゃいつまで経ってもお金持ちにはなれませんね…

お金持ちとは「貯金-借金」で考えていきましょう

まぁでも子どもはまだ借金してないと思うので、純粋に貯金がいくらあるかでもいいと思います

今すぐ動かせるお金…「貯金」のことを難しい言葉で「純資産」といったりします

資産との違いは「すぐに動かせるかどうか?」です

例えば、車や家や、高級な腕時計も資産ですが、今すぐお金にして相手に払ったりできませんよね?

スーパーに行って、「このお会計は、この腕時計で頼む…50万はくだらない品物だ…」なんて言われても店員さん困っちゃいますよね

そして、一般的には純資産が1億円を超えていたら「お金持ち」と言うそうで、日本全体の2.8%くらい

話を戻します

お金持ちになるには「上手に稼いで、使って、貯める」そんな人の事です

それではどうやって上手に稼げるのか?「人が喜ぶことをしよう!」と言ってみてはどうでしょうか?

ともや先生
ともや先生

曖昧な言い方かもしれませんがこれくらいでいいと思います!レールを敷くより子ども自身に考えて欲しいですね!

コンビニやスーパー、みんな大好きなゲームも、物を提供して喜ばれていますね

これは忘れちゃならない大原則です!

人に喜んでもらう為には、自分はなにをしたいか!なにができるのか?どんどん悩んで欲しいですね!

続いて、上手に使う方法ですが…僕としては、稼ぐこと以上に大切かと思います

ともや先生
ともや先生

僕も自分の息子にも教えています…特にアプリ内課金について…「待てば回復するなら待つ!無課金で遊び尽くすから面白いのよ!」…と!

振り返ってみると「これ買わなくてもよかったかなぁ…」と思うものはありませんか?

例えば、大人でもコンビニでついジュースやスイーツを買っちゃうとか…子どもはガチャガチャとかでしょうか?

一方で「無駄遣いをする」というのも良い経験で、その中で「本当に大切なものはなにか?」を考えていきたいです

なので、無駄遣いは子どものうちにいっぱいやっておいた方がいいかもしれません

締めてばっかりいても人生味気ないですしね

僕自身、若いときは外出する度にコンビニに行ってなんか新商品を見つける度に新しいジュースやコーヒーを買っていました

今思うと無駄遣いだったかもしれませんが、当時は楽しかったのでそれでよかったかかもしれません…汗

お金は大切なので「本当に使いたい!」と思う時のためにとっておきたいですね

そして忘れてならないのは、本当のお金持ちは、たくさん稼いでいても、きちんと節約している

なんか漫画とかでよくあるお金持ちのイメージって、高級スーツにブランドで着飾って、フェラーリを乗り回して、大勢の美女に囲まれて、毎日高級レストランで三つ星シェフのフルコース、葉巻吸って、庶民を見下して…みたいなの想像する人いるかもしれませんが、実際は全然違うようです

僕自身も今は家で沸かしたお茶を持ち歩いているので、外で飲み物を買うことはほとんどありません(全然お金持ちなんかじゃないですけどね笑)

やはり、お金は使うべきところで使わなくてはなりませんね

そして純粋に、お金って使わなければ貯まるんです

100円あったとして、その場でガチャガチャするか、100円お小遣いもらうか、どっちがいいか子ども自身に聞いて見ておいいかもしれません

子どもにお小遣い帳をつけてみるのもいいと思います

「10%割引」と「10%ポイント還元」の違いは?

「10%割引」と「10%ポイント還元」ってなにが違うの?同じようなもんじゃない?

僕もそう思っていましたが、そこが激しく違うのです

ともや先生
ともや先生

この仕組みけっこう面白かったので皆さんに知って欲しい…っ!

例えば、1万円のパソコンを買うとします

「10%割引」の場合は、9,000円でゲットできます

「10%ポイント還元」の場合は10,000円払って1,000円分のポイントをゲットします

ここまでだと、同じなように聞こえちゃいますが…

そしてポイントは持っているだけではなんの意味もありません…使って初めて得をします

なので後日、1000円分のポイントを使って買い物をしたとします

すると、11000円分の商品に対して10000円払った事になります

ポイントを使い切るところまで計算すると、純粋に払ったお金の合計は9,000円と10,000円です

ともや先生
ともや先生

利率を計算するとまどろっこしいので省きますが、「10%割引」のほうが「10%ポイント還元」より約10%ほどオトクということです

これは金額が高くなってしまうとより実感できますね

100万円の1%は1万円です

「10%割引」のほうが「10%ポイント還元」より1万円ほどオトク!と考えたらどうでしょう?

しかも、10%割引に対してそこにポイントがつくとしたらもっとオトクですね

Vポイントや楽天ポイントみたいに、使える幅が広ければまだいいですが、店舗限定とかだと余計にムダに感じてしまいます

(まぁお店側からしたらポイントは使われずに失効された方がオトクと言えるかもしれませんが…)

ともや先生
ともや先生

まぁでも個人的には、どんどん貯まっていくポイントを見るのは好きです!学生の頃とか、レンタルする度に貯まるTポイントをレシートで見る度にニヤニヤしていました

総合的に見て、どっちが得かを考えていきたいですね、そしてそれを子どもにも伝えたい

クレジットカード:悪魔の契約「リボ払い」

クレジットカードの仕組みも、子どものうちから知って欲しいことだと思います

ここでクレジットカード…クレカの仕組みもおさらいしておきたいですね!

まずクレカは基本「後払い」ということは忘れてなりません

そもそも、クレカでのお買物は、支払が終わっていたとしても「実はまだお金払ってない!」ということを子どもも理解しておきたい

クレカで使ったお金は、クレカの会社が代わりに払ってくれていて、それを毎月決められた日にまとめてゴッソリ持って行くのがクレカ会社です

一時的にクレカ会社から借金をしている…ということですね

なので、クレカを使って1万円のお買物を十回しました…その時点では自分のお金は減らず、決められた引落し日に、いっぺんに10万円引きますね…ということ

なので引き落とし日までに口座にはまとまったお金を用意しなくてはなりません

そしてクレカにはいくらか支払の方法があります

3パターンあり

  • 一回払い
  • 分割払い
  • リボ払い

なにが違うのか?「手数料」です!支払いの方法によって後々払う金額が変わってくるんです

一回払い、もしくは二回払いまでは、会社によっては手数料が無料なところがほとんど

次の「分割払い」ですが、上記の例でいくと、だいたい3分割にしたくらいから手数料が発生していきます

その中でバツグンに手数料が高いのが「リボ払い」です

リボ払いは「悪魔の契約」です

僕も自分の子ども達に対し「リボ払いだけは絶対にするな!」と伝えています

本書にはリボ払いの丁寧な説明も載っていますが、そんなの知る必要もないほど必要のないシステムです

ともや先生
ともや先生

とんでもない手数料を払わなくてはならなくなるので、「ダメ絶対」でいいと思います

気になる人は調べてみることです

因みに「リボ払い」の広告が多いのは、親切な便利機能を紹介したいのではなく、リボ払いを利用してくれた方が会社は儲かるからです

無料ゲームはどうやって儲けているの?

スマホやタブレットで無料のゲームを楽しんでいる人も多いと思います

僕が小さい頃だったら考えられません…無料で遊び放題なんで夢のようですね

ともや先生
ともや先生

ロブロックス、フォートナイト、パズドラ…どれも無料です!本当に今の子は羨ましい!

しかし、ゲームを作るのにもコスト…つまりお金がかかります

ゲーム開発者もボランティアでやっているわけではありません…やはりお金を頂かなくてはやっていけないのです

それはどこから貰っているのか?「広告」と「課金」です

一番身近なのは「広告」で「この動画を見たら…アイテムゲット!一回復活!報酬が倍!」とかいうやつですね

だいたい一つの動画を視聴すると、ゲーム会社に1.5~3円と言われています

中には広告ベタベタで、全然先に進めないものも…アイテムを人質にして広告を見せて荒稼ぎ!そういうのは即削除っ!

しかし、広告のほとんどない無料ゲームも存在し、その時に出てくるのが「課金」です

「課金」とは直接ゲーム提供者にお金を支払うシステムです

便利なアイテムを入手するには直接お金を払う…

ともや先生
ともや先生

僕個人の考え方ですが「ゲームは無料で遊ぶから楽しい!お金を使ったら負け!」と思っています

息子から課金をお願いされたら、買い切りのゲームなら…

それも自分のお小遣いやお年玉から、一緒に考えて購入を考えます

今の時代、あたりを見渡して考えれば無料で遊べるコンテンルはゴロゴロしています

僕としては、その思考力を身に付けてほしいと強く思っています

それか、セール中で「魔法石30個!90%オフ!」ですね

買うときは安い時を狙って買う!ここも覚えてもらいたいですね!

そもそも、アプリ内課金ってメチャクチャ怖いんですよ

買い切りのゲームならまだ全然いいんですが、そうでない場合「上限がない」ゲームもあることを忘れてはなりません

ハマってしまうと、極端な話で、何百万、何千万とつぎ込んでしまう可能性があるんです

寧ろ「無料」で釣っておいて、課金へと誘導…ほんとタダより怖いモノはないっていいますよね

これはもう法律で取り締まった方がいいレベルでの重大な案件だと個人的には思っております

無料ゲームはとことん無料で遊び倒す!買うならセール中に相談!

言葉が悪いかもしれませんが、たかがゲームです…いつか飽きます

ともや先生
ともや先生

人によるかもしれませんが

でも子どもはそれにまだ気付きにくい…そこに大人は寄り添ってあげたい

中学受験はどれくらいお金がかかるのか

中学受験…これって育児でもっともお金がかかるポイントの一つですね…

月に4万5千円としたら、毎月4万5千円だち一年間54万円

だいたい小学校4年生から通うとしたら、いくらくらいになるでしょうか?

学年が上がるほど月謝も上がり、3年間で250万円は軽く超える

こう考えるとスゴイですね…その他にも教材費だったり夏季講習もあったりしますし…

受験料もかかって、私立中学だと2~3万円で、5校受けたらそれだけで10~15万円です

ともや先生
ともや先生

僕自身も小学生の頃に塾に通わせてもらっていましたが「そんなにかかっていたんだ!」と驚いています

合格してからも大変です!私立中学の場合は年間143万円以上となります!

受験しないで公立だったら、年間54万円弱

私立と公立で2.6倍近く変わります

私立と公立で一番違うところは「授業料がかかる」ということ

公立だと授業料は無料ですが、私立はお金がかかります

あと、交通費もバカにできません

確かに、効率は歩いて通うイメージで、私立は電車で通うイメージですね

大事なのは「なぜ私立中学にいきたいか?」というのを考えること

私立の大きなメリットとしては中学で付属のところに入ってしまえば、それから高校、大学と受験で苦労する必要がなくなる

受験勉強をしなくてよければ、その時間を自分の興味のある勉強に使えるのは大きいと思います

私立の中学に進みたいかどうかは「子ども自身が見学に行く」という風にキッカケ作りはおうちの人がしてあげたいところです

借金にも「良い」と「悪い」がある

借金!…と聞くとなんか「ワルイモノ」みたいなイメージを持つ人もいると思います

もちろん「悪い借金」もありますが「良い借金」だってあるんんです

例えば「住宅ローン」です

これも「ローン」と言葉をかえてはいますが「借金」です

一括で家を買える人なんてよほどのお金持ちでもない限りかなり厳しいですよね?

しかし「マイホームを買って快適に暮らす」というのは最高です

場所によっては資産価値はなかなかのものになるかもしれません

歳をとって子どもも巣立っていたら、大きな家を一括で変えてもあまり意味ないかもしれません…

奨学金だって借金です(タダで貰える奨学金もありますが、すごく成績がよかったり、すごくお金に困ってないと貰えなかったりします)

そうでないと、就職してから少しずつ返していき、十年くらいかかったりします

しかし大学で身につける知識だったり、友達だったりはお金には変えがたい点

就職先は大卒という認定があるかないかで選択肢はかなり変わります…それは生涯賃金に影響します

高卒だと、応募したい企業があっても条件に「大卒」と書かれてあったらもうダメですもんね…

借りたお金以上に価値のある体験ができるかもしれないのが「良い借金」です

余談ですが

奨学金を受給している学生は、大学では49.6%、短大では56.9%といいます

そのうち、返済が必要な学生は9割…

だいたい、324万円を借金し月に16,880円返済していくイメージ

返済期間は14年7ヶ月が平均…返し終わる頃には35歳くらい

ともや先生
ともや先生

謝金をおわせて社会に出すのは…ここは国が頑張ってほしいところと思います!

貯金はどれくらいあればいいか?

貯金はしておいた方が良い!とは言われてはいますが具体的にいくらあればいいんでしょうか?

それは、だいたい生活費の六ヶ月分くらいと言われています

なぜか?怪我や病気で働けなくなる期間は平均して3~6ヶ月くらいと言われているからです

そんな感じでいいんですね!でも3~6って結局どっち?

3ヶ月分でもいい理由は会社員や公務員の人は「健康保険」に加入しているから

健康保険に入っていると「傷病手当」がもらえます…これは働いていなくてもお金がある程度貰える仕組みですね!

だいたいお給料の三分の二ほどもらえます

社会保険ってスゴイですね!だから3ヶ月は大丈夫ってことなんですか!

しかし、フリーランスや個人事業主の人は貰えないで、全額貯金から出すことになります

そういった場合に、6ヶ月分の貯蓄が必要になってくるわけです

ともや先生
ともや先生

組織に守ってもらえるのってやっぱ強い!そして個人で働くのも良いことばかりではありませんね…

どれだけお金があればもう働かなくていいの?

どれだけお金があったら働かなくていいのか!

2億5000万円が目安とのこと(住む場所や、子どもがいるかどうかでも変わってきますが…)

主にお金のかかるのは以下の事↓

  • 結婚費
  • 出産費
  • 教育費
  • 住宅資金
  • 老後資金

といったところでしょうか

老後も年金がもらえるとはいえ、そこそこ楽しみたいなら2600万円ほどは自分で用意するといいそうです

しかし、いくらお金がたくさんあっても働けるウチは働いて置いた方がいいと言いますね

ともや先生
ともや先生

イーロン・マスク級にお金持ってたら別ですけど…

働けなくなったら介護費もかかります…そして老人ホームに入る期間は平均で5年ほど

介護費用は平均して一ヶ月8万3000円…

介護用のベッドを買ったら74万円かかる場合もあるそうです

そこに現役時代の生活費を合わせると一生に必要なお金はだいたい2億5000万円ほどになってきます

ともや先生
ともや先生

これだけ聞くと、とんでもない金額に聞こえるかもしれませんが、一生の間に長い時間をかけて稼いでいけばいいんです

ザックリとした金額を知っておくだけでも、子ども達の意識も変わってくるかも知れませんね

ザックリとでも知っておくだけで無駄遣いを減らそうとするかもしれませんね!

そこで「投資」の考えを覚えておきたい!

株式投資はなぜ儲かるの?

子どもだって株のことを知って貰いたい!

はい、まず「株」とはなんなのか?これ、大人でもうまく説明できない人いるんじゃないですか?

「株式」とは、会社がお金を集めるための証券のことです

例えば「ケーキ屋さんの会社」を作るとして、でも一人じゃ会社を作れるほどのお金はない…

なので、自分の会社の強みをアピールして誰かに株を買ってもらうんです

ウチはめっちゃ美味しいケーキ作ります!良い!と思ったらウチの株を買って下さい!

その会社を応援する為に買うようなイメージですね

こんなに美味しいケーキなら、この会社大きくなりそう!じゃあ1株もらうわ!

それで株を買った人は、その会社が儲けたら利益を貰うことができるのです

会社は株主に対してお礼をするので、これを「配当金」といいます

ケーキが爆売れしてたくさん儲かったよー!これ、お礼のお金!

会社が儲かっていればたくさん貰えるけど、そうでない時は「0」です

トホホ…今月はケーキが売れ残りすぎて…なんにもお返しできません…ごめんなさい…

これらは、欲しい人がたくさんいて、追いつかないときは価格は上がり、余ってしまう時は価格が下がり、ちょうどいいところで価格は落ち着いていきます

安い時に買って、高くなったら売ることで儲けがでます

ケーキがたくさん売れて、1株1万円で買ったのが1株10万円になったわ!今売れば9万円の儲けね!

一方で、会社が倒産すると価値はゼロとなります…なので、順調に伸びている会社の株を買いたいですね

あのケーキ屋さん潰れちゃったのね…せっかく1株1万円で買ったのに…1万円損しちゃったわ…

そして、ある程度株を持っていると、なんとその会社に口出しをすることができるんです!

このケーキの味イマイチじゃない?もとこうした方が~…え?いいじゃない!私がたくさんお金出してるんだからこの会社やってけてるんでしょ!これくらい言わせて貰うわ!

株主総会…とか言いますよね

こういった知識を前提にして、子どもと一緒に株を買ってみても面白いかもしれません

最初は子どもの興味のある分野…例えばゲームの任天堂や大好物のマクドナルドとか、子どものお小遣いを使って株を買ってみるのも面白いかもしれません

そして、損してみるのも経験!

ともや先生
ともや先生

親としても、株というものを子どもにしっかりと説明できるようにしておきたいですね!

口を出す権利については、たくさん株を買って、会社が倒産したら大変です、なので口を出せるのです

子どものうちから証券口座を持っておいてもいいかもしれませんね

どうして銀行にお金を預けるの?

なぜ人は銀行にお金を預けるのか!

それは「利息がつくから」というもの

投資に比べたら少ないですが「銀行の利息は必ずもらえる!」という安心感があります

ともや先生
ともや先生

ここのところ、銀行の金利も上がってきていますね!

投資の場合は、その時の状況によって、お金が減ることも予想されますが、銀行だと基本的にその心配は不要です

今すぐお金が必要な時に、投資の場合だと、株価が下落している時も売らなくてはならない場合もあるかもしれない

因みに、お金が2倍になるまでにかかる期間は計算可能で「72の法則」といいます

純粋に72を金利で割ればいいのです

例えば、金利が0.5%の銀行に預けた場合、2倍になるまでには…

72÷0.5で144年となります

銀行でお金儲けをするのはよっぽどの資金を持っていないと難しそうですね…

今は変わってきていますが、銀行の利息が「0.001%」の時は、なんと2倍になるまで7万2000年かかる計算です…長生きしなきゃね~笑

そして忘れてはならないのは「利息は借金にもつく!」ということ

FXで大儲け!とは?

はい、お次は「FX」について知りましょう!

FX!?ナニソレキャーヤメテそんなのワタシに関係無いわ!じゃないんです

僕も知る前もなんかよくわかんなくて怖いような印象持ってましたが、知ってみるとそんなことはない、カンタンな仕組みでした

子どもだって知っていいと思います

基本的な考えは「安く買って高く売る」ということ

難しい言葉で言うと「外国為替証拠金取引」です

ともや先生
ともや先生

こうやって漢字をしきつめられると引いちゃいますね…でも待って下さい!本当にカンタンなんです!

FXを理解するためには、円高と円安を理解しなくてはなりません

1ドルが100円から、1ドルが120円になると「円安」となります

そして円安だと外国人観光客が増えます

円が安いのでドルでたくさん日本のものが買えるんですね

これけっこうゴッチャになってしまう場合があります

イメージ的には1ドルが120円とか150円とかになった方が数字が増えていくので、なぜだかお得な感じする人もいるかもしれませんが、逆なんです

毎日買ってた100円のパンが150円になると「円安」…と想像してみるとわかりやすいかも…

円が安くなってしまい、今まで100円では買えなくなってしまったことを「円安ドル高」と言われています

逆に1ドル50円になったらどうでしょうか?

100円で2ドルもらえるので、その時が海外旅行に行く時かもしれません!

スーパーでいつも300円のキャベツが今は100円!?トクしたわー!…

この場合が「円高ドル安」です…高と安はセットですね、極端な覚え方ですが、一方が上がると一方が下がるシーソーみたいなものと思っててもいいかもしれません

ともや先生
ともや先生

FXが儲かると言われる仕組みもこの「スーパーのキャベツ」と同じようなものです

100円で買った1ドルを200円の時に売ったら

200-100で100円儲かることになります

他の国のお金を買ったり売ったりして設けることがFXの基本です

FXもやってみると海外のニュースにも興味を持つキッカケにもなるかもしれませんね

日本にいるから、日本から出ないから関係無い?そんなこともありません

日本はいろんな物を海外から輸入していますからね

ビットコインとはなにか?

お次は「ビットコイン」のお話です

FX同様に恐れる必要はありません!ゆっくりお話ししていきましょう!

まず、ビットコインを一言で表現しましょう!

ビットコインとはお金の歴史を変えるかもしれない「未来のお金」なのです!

ともや先生
ともや先生

ドドーン!!!こうやって言うとなんかスゴイ響きですね…未来ですよ未来…フューチャーです!

ビットコインとは「暗号資産」の一つの種類で、ちょっと前には「仮想通貨」みたいに呼ばれていました

暗号?仮想?なんなのそれ?やっぱ難しそう…

けっこうイメージではパチンコスロットみたいな?素人が手を出してはいけない危険なギャンブル!みたいに思っている人はいませんか?

大丈夫です、ゆっくりいきましょう

ビットコインは、つまり「お金」のことです…いや、それじゃまんまですね

と言うと「国が管理していない、手で触ることのできないお金のこと」を言います

ともや先生
ともや先生

お金ではあるんですが「円」でも「ドル」でもない!という部分がポイントです

Suicaやペイペイは、円の形が変わってスマホで管理しているだけなので、全くの別モノです

国が管理しているってどういうことか?

円は国が管理しているお陰で、百円のジュースを百円を出して買うことができるのです

国が管理していなかったら、お金なんてただの平らな丸いコインで、お札はただの紙切れなわけなんですねー!

日本にいる限り「百円は百円なんじゃ!ワシが保証したる!」と国が責任を持ってくれるわけです

もしお金がなかったら、欲しいものを得るために、それに見合ったものを用意しなくちゃいけないんです

相手の欲しがってるものなんてよくわかんないし、いちいち物と物を交換するって考えるとかなり面倒ですね…

お金という価値のあるものを国が保証することで、スゴク世の中が便利になったのです!

ともや先生
ともや先生

そう考えると「お金」っていう概念はスゴイ発明ですね!

一方、ビットコイン?暗号資産はなんなの?具体的に円やドルとどう違うの?

円やドルは国が管理してくれる、ということはお話ししました

ビットコインの場合はその逆で「もう国には頼らない!お金の価値は自分達で決めるんじゃ!」ということが、画期的なんですね

そして「円安だー!ドル高だー!」に左右されない!という部分が強いのです

確かに!円でもドルでもないなら世界情勢に影響されにくいのかもしれませんね!

さらに、銀行等の手数料も不要で、そのまま国を超えてのやりとりができるんです!

例えば、海外留学している子どもに「仕送り」をするとします

1万円を送るとして、円をドルに交換するのにも手数料がかかりますし…円安だと値下がり…銀行に手数料をとられ、向こうにたどり着く頃には一体いくらになっていることやら…

確かに…間に人の手が入れば入るほどどんどんお金は減っていきますよね…

ビットコインだとそういった手間が不要で直接お金を送ることができるというわけです

これだけ聞くと、スゴイ便利なイメージありますよね-!さすが未来のお金って言われるだけあります!

じゃあなぜビットコインといえば「お金儲け」や「ギャンブル」みたいなイメージがあるのか?

その仕組みも投資と同じようなもの

1ビットコインは〇〇円…のように値段がつくので安い時にいっぱい買って、高くなってから売りに出せば儲かります

ともや先生
ともや先生

基本的にお金儲けってだいたいそんな仕組みですよね…仕入れた以上に高く売る…これだけ!至ってシンプルですね

しかし、新しい技術なので先が読めないのが難しいところ…

1ビットコインが100円だとして1,000円になった瞬間に売れば900円の儲けですね!

その逆も然り…なのでリスクが高い、ということを忘れてはなりません

なので、今は「失っても痛くない」程度に購入する等、勉強で買ってみる…というのもアリかもしれません

でもそんなの本当に信用しちゃって大丈夫なの?

ビットコインは「取引記録」が全てネットに残り、みんなが見る事ができるのです

なので、変なコトしているとすぐに周りにバレてしまいます

そうやってお互い監視しあえるように使われているのが「ブロックチェーン」

ブロックチェーンの監視の下に安心して取引できるということで、ビットコインは注目を集めています

この「ブロックチェーン」は「暗号技術」といわれていて、だから「暗号資産」と言われているようです

仮想でも現実でも「信用が大切」ってことなんですね…

投資信託を知ろう!

投資に限らず、皆さん損はしたくないですよね…

しかし忘れてはなりません…「投資」で損をしない人なんて存在しません

そんな方法わかってたらみんなハッピー世界は幸せです

なぜなら「今が一番安いから買い時だよ!」も「今が一番高いから売り時だよ!」というのも、みんなわからないからです!

そんな中でリスクをギュッと小さくする方法は

  • 長期
  • 積立
  • 分散

この3つで投資を行うことです

ともや先生
ともや先生

様々ないろんな銘柄に、少しずつちょっとずつ、長い目で見て時間をかけて、投資をすることです

まず、長期というのは、買ってからすぐに値上がりしたかといって、すぐに売りに出さないこと

そもそも株価というものは上がったり下がったりしながらも上に上がっていくものなんです

これは過去のデータも証明していて、50年という長い期間で見ていて、ジグザグしながらも上がっていく…ということ

つまり、長期で保有していれば、どのタイミングで売っても儲かる確率が高いってことですね!

短期でバシバシ売り買いする方法もありますが、素人にはけこう難しいといいます…

加えて言うと、日本の株ではなく海外の、アメリカの株の方がいいということ

日本は2025年3月時点で不景気ですからねぇ…

そして、長期のもう一つのメリットは「複利」です

100万円に複利がついて103万円になったとしたら、売らなければ売らないほど、元のお金は増えていく…増えた分をまた上乗せしてどんどん回して、雪だるま式に増えていったらいいですね!

ともや先生
ともや先生

素人であれば、投資をした後はほったらかし!投資のことなんて忘れてしまうくらいでいい!とも言われています

お次は「積立」です

株で儲ける仕組みは「安い時に買って、値上がりしたら売りに出す!」という単純なものですが

投資初心者の素人に「いつ買って、いつ売ればいいか?」なんて判断が非常に難しいんです!というかほとんどムリです

そこで役に立つのが「積立」です

これは「いつ安いか高いのかわかんないならいつ買っても同じでしょ?」という考えです

株が安くなっていたら、たくさん買えますし、高くなってたら少なく買うことになります

それが「積立投資」です

値下がりしてたらたくさん買えて嬉しい!値上がりしてたら価値が上がって嬉しい!

へ~!どっちに転んでも美味しいんですね!

僕も月1で積立してます

次は「分散」です

1つの会社に集中して買ってしまうと、それが潰れたらかなり痛い思いをすることになります

いくつかにわけて投資をしておけば、どれかが潰れてしまっても大丈夫!

ネットが発達している今なら世界中の株にカンタンに投資ができます

なので、値動きの違うものを組み合わせることが「分散」のコツです

…でも自分でアレもコレもソレも、一つひとつ調べてたくさん買うのって大変そう…

そこで出てきたのが「投資信託」です!

投資信託とはつまり「まとめ売りセット」のことです

これ1つ買うだけで分散投資ができてしまうという優れもの!

ともや先生
ともや先生

投資信託は僕も実際にやってて「S&P500」とか買ってますよ

特定の1社の株を買うよりリスクをかなり抑えられます

例えば「S&P500」なんて有名ですね

S&Pの部分は置いといて、これは「アメリカの500の会社に分散している」という意味の500です

えー!ソレ一つ買うだけで500の会社にいっぺんに投資できちゃうんだ!

毎月100円で積み立てることも可能なので、子どもでも始めやすいかもしれません

NISAってなに?

NISAって聞いたことある人いますか?NISAとは、つまり「投資」のことです!はいおしまい…とはなりませんよね?

ですが基本的に上記でお話しした投資と同じと思って大丈夫です

じゃあなにが違うのか?普通の投資と違う所は「税金がとられない」ということ

今の制度では、投資で儲けた利益も20%ほど引かれてしまうんです!

えー!20%も!それって取りすぎじゃないの!?ウソでしょ?

ザックリ言うと、100万円儲かったら20万円持ってかれちゃうんです…でもそれが今のシステムなので仕方ありません

ですが、そこをNISA枠を使えば満額もらえる…というシステムなんですね!これスゴイですね!

そもそもなぜこのような制度ができたか?

日本では「貯金最強!投資はダメ!お金は汗水流して稼ぐもの!」みたいな考えを持つ人が多いからです

働かないで投資でお金を増やす…という考えがまだ少数派です

ともや先生
ともや先生

かくいう僕もお金の勉強をするまで投資はパチスロのようなギャンブルみたいなものだと、自分とは一生縁のないものだと思っていました

アメリカでは、1割くらい貯金して、あとは投資に回しているという人が多いというから驚きです

しかし、政府はもっとお金を投資に回して欲しいのです!そうしないと、国が豊かになりません

タンスの中にいくらお金を蓄えていても、それらがさらに増えることはありません

確かに貯めてばっかで使わなかったら経済も回りませんよね…

だったらガンガン投資に回して、国を盛り上げて、投資者ももっともっと儲けることができれば素晴らしいですね!

だから「NISA」というシステムを作って「お願い!税金とらないから!皆さん投資して下さい!もっと国を盛り上げていきましょう!」と国が訴えているというわけです

ともや先生
ともや先生

あ、あとNISAは個人的にネットで始めたい!窓口で買うと手数料とられちゃうぞー

まとめ

今回は子どもにも伝えたいお金の教科書についてお話しをさせて頂きました!

お金については算数や国語と違って先生は教えてくれません!しかしお金はとっても大切なもの!

子どものうちからもある程度お金については知っておきたいですね!

僕も改めて知ることでいろんなことが見えてきました!

ともや
ともや

読んで下さりありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!ともや@tomoya45108)でした!

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