『DEATH NOTE』の頭脳戦にハマり、子どもの頃に『とっても!ラッキーマン』のギャグに大笑いした僕にとって、「大場つぐみ=ガモウひろし説」は心躍る話題です。
この噂、公式には明かされていませんが、ヒントがたっぷりでファンをワクワクさせます。
今回は、噂の真相、ヒントの数々、なぜペンネームを変えたのかを詳しく解説しつつ、『ラッキーマン』ファンとしての願いも込めてお届けします。
ガモウ先生の絵で『DEATH NOTE』が見たいなんて夢も語っちゃいます!
もくじ
大場つぐみ=ガモウひろし説って何?
大場つぐみさんは、『DEATH NOTE』(2003年~2006年)、『バクマン。』(2008年~2012年)、『プラチナエンド』(2015年~2021年)の原作者として知られるミステリアスな存在。
性別や年齢は非公開で、覆面作家の魅力が全開です。
一方、ガモウひろしさんは、1993年から1997年まで『週刊少年ジャンプ』で『とっても!ラッキーマン』を連載し、子どもたちを笑顔にしたギャグ漫画の巨匠。
でも、2001年の『バカバカしいの!』以降、ガモウ名義での活動はほぼ見られません。
岡田斗司夫さんの発言から始まった
この二人が同一人物だという説は、2005年の「第4回日本オタク大賞」で評論家の岡田斗司夫さんが「大場つぐみはガモウひろし」と発言したことから火がつきました。
岡田さんは編集者からの情報をもとに裏を取ったと語っています。
また、漫画家の木多康昭さんが2006年のトークライブで、ガモウひろしについて聞かれ「大場つぐみさんですね」と答えたことも話題に。
しかし、集英社や本人からは肯定も否定もなし。
2010年に「ロケットニュース24」が集英社に問い合わせた際も、「作家のプライベートに関わることなのでお答えできません」との回答でした。
公式のノーコメントが、逆に想像を膨らませますね!

この、あえて否定をしない…みたいな雰囲気がまた盛り上がりますね!
ヒントが多すぎて隠す気ない?遊び心満載の事例
この説を裏付けるヒントは、作品や関連資料にこれでもかとちりばめられています。
『ラッキーマン』のユーモアを愛する僕には、まるでガモウ先生が「気づいて!」とニヤニヤしてるみたいに感じます。
以下に、詳しい事例を紹介します。
1. 『DEATH NOTE』の「蒲生ゼミナール」
『DEATH NOTE』第1話で、夜神月が通う塾の名前が「蒲生(がもう)ゼミナール」
ガモウひろしさんのペンネームは、埼玉県越谷市の「蒲生」という地名に由来すると言われています。
無数の名前から「蒲生」を選ぶなんて、ファンへのサインとしか思えません!

第一話からさっそくぶっ込んできましたね!
2. 『バクマン。』のネームが激似
『バクマン。』の単行本に収録された大場つぐみさんのネーム(漫画の下書き)は、『ラッキーマン』の絵柄そっくり!
ゆるい線やキャラの表情が、ガモウ先生のあの独特なタッチそのもの。
子どもの頃に全巻集めた(一度手放しちゃったけど、大人になって買い直した!)『ラッキーマン』を思い出し、ニヤッとしました。
3. 『バクマン。』のロゴに「RAKIIMAN」
『バクマン。』のタイトルロゴ「BAKUMAN」をよく見ると、下半分を隠すと「RAKIIMAN」(ラッキーマン)に似た文字に見えます。
これはもう、ガモウ先生の遊び心全開ですよね。
『ラッキーマン』のあのハチャメチャなノリが、こんなところにも。

これ知った時、マジですげえな!と思いました!早速鉛筆置いて試してみたのを今でも覚えてます
4. 川口たろうはガモウ先生の分身?
『バクマン。』のキャラクター・川口たろうは、ギャグ漫画『超ヒーロー伝説』で成功したものの、その後の作品が打ち切りになった漫画家。
この経歴は、『ラッキーマン』後のガモウひろしさん(『ぼくは少年探偵ダン♪♪』などが短期間で終了)と重なります。
しかも、「漢の浪マン」というヒーロー名は、『ラッキーマン』の「男のロ・マン」にそっくり!
ファンとしては、川口たろうにガモウ先生の姿を見てしまいます。
5. ガモウひろしの絵本に大場つぐみのコメント
2008年に発売されたガモウひろしさんの絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』の帯には、大場つぐみさんからの推薦コメントが掲載されています。
知り合いでもない限り珍しいですよね。
しかも、絵本には『DEATH NOTE』を思わせるノートやリンゴのイラストが!
これはもう、ヒントを超えたファンサービスです!
6. 『DEATH NOTE』のギャグ要素に『ラッキーマン』の影
『DEATH NOTE』はシリアスな心理戦が魅力ですが、リュークのリンゴ愛やLの変な座り方には、どこか『ラッキーマン』のハチャメチャなユーモアが感じられます。
ガモウ先生のギャグセンスが、シリアスな作品にもチラッと顔を出してる気がして、ファンとして嬉しくなります。
7. 編集者の証言とファンの反応
『週刊少年ジャンプ』の元編集者・佐々木尚さんが、2006年のインタビューで「大場つぐみとガモウひろしは親しい関係」と匂わせる発言をしたことがあります。
また、Xでは「『バクマン。』のネーム見て、ガモウ先生だと確信した!」というファンの声も。
ヒントが多すぎて、隠す気がないどころか、気づいてほしいって感じですよね!
『DEATH NOTE』の一発ネタをどうやって大作に?
『DEATH NOTE』の「名前を書くと死ぬノート」というシンプルなアイデアを、12巻も続く緻密な頭脳戦に仕上げたのは本当にすごい。
『ラッキーマン』ファンとして思うのは、ガモウ先生の「単純なネタをどこまでも広げる力」がここでも発揮されたんじゃないかってこと。
『ラッキーマン』だって、「運だけで戦うヒーロー」という一発ネタを、ギャグやシリアスな展開で7年間も盛り上げました。
たとえば、『DEATH NOTE』では、ライトのノート隠しやLとの駆け引きが緻密に描かれています。
これは、『ラッキーマン』でラッキークッキーや宇宙人とのバトルを次々生み出したアイデア力と通じるものがあります。
ガモウ先生が『ぼくは少年探偵ダン♪♪』で推理ものを描いた経験も、『DEATH NOTE』の複雑なプロットに活きたのかも。
子どもの頃、『ラッキーマン』の単行本(買い直したやつ!)を何度も読み返した僕には、このストーリー構築力に感動しかありません。
なぜガモウひろし名義を使わなかったの?
もし大場つぐみさんがガモウひろしさんなら、なぜペンネームを変えたのか。
『ラッキーマン』ファンの僕としては、ガモウ名義の新作を読みたくてウズウズしますが、こんな理由が考えられます。
1. 『ラッキーマン』のイメージをリセット
『ラッキーマン』は子ども向けのギャグ漫画として大人気でしたが、そのゆるい絵柄とコメディ感は、『DEATH NOTE』のシリアスな雰囲気と真逆。
ガモウ名義だと「ラッキーマンの人?」と先入観を持たれる可能性が。
Xでも「ガモウ名義だと『DEATH NOTE』のイメージが合わない」との声があります。
新しいペンネームで、作品の雰囲気をゼロから作りたかったのかも。

たしかに、デスノトートで原作「ガモウひろし」だとそれだけでネタみたいな雰囲気になっちゃいますね。
2. 「大バツ組」からの自虐ネタ
大場つぐみという名前は、ジャンプ編集部の「大バツ組」(ボツ原稿の箱)をもじったという説が。
『ラッキーマン』後のガモウさんは打ち切りが続き、ボツ原稿が多かったことから、この名前で再スタートしたのかも。
ガモウ先生のユーモア、最高です!
3. 小畑健さんとのタッグを強調
『DEATH NOTE』や『バクマン。』は、小畑健さんの緻密な作画とガモウさんのストーリーの化学反応が魅力。
小畑さんがストーリー作りに苦手意識を持ち、ガモウさんが絵に…(まあ、愛らしい絵ですけど!)という弱点を補い合いました。
新ペンネームで「原作・作画分業」をアピールしたかったのかも。

「ヒカルの碁」の時から連載読んでて、絵がスゴイなぁ、とは思ってましたし
4. ミステリーで話題作り
大場つぐみという謎の存在は、ファンの好奇心をくすぐり、作品の注目度を上げました。
ヒントをちりばめて噂を広げることで、『バクマン。』連載中にネットが盛り上がったのはその証拠。
ガモウ先生、めっちゃ楽しんでる感があります!
ガモウ先生の絵で『DEATH NOTE』が見たい!
『ラッキーマン』のファンとして、子どもの頃に全巻集めた思い出は宝物です(一度手放したけど、大人になって買い直した時の喜びったら!)
『DEATH NOTE』も大好きだけど、ガモウ先生のあのゆるい絵柄でライトやLが描かれたら、どんな化学反応が起きるんだろう?
リュークのリンゴ愛がもっとハチャメチャになったり、Lがラッキークッキー食べてたり…想像するだけで笑えます。
Xでも「ガモウ絵の『DEATH NOTE』、絶対見てみたい!」という声が…
そして何より、ガモウひろし名義での新作を心から待ち望んでいます! 『ラッキーマン』のリブートや新しいギャグ漫画でもいいし、ガモウ先生のユーモアで子どもたちをまた笑顔にしてほしい。
ガモウ先生の絵とストーリーで、またあのワクワクを味わいたいです!
まとめ
大場つぐみ=ガモウひろし説は、公式発表はないけど、ヒントの多さからめっちゃ信憑性が高いです。
『DEATH NOTE』の塾の名前や『バクマン。』のネーム、絵本のコメントなど、ガモウ先生の遊び心がファンにはたまりません。
ペンネームを変えたのは、『ラッキーマン』のイメージをリセットし、新しい挑戦を成功させるためだったのかも。
『DEATH NOTE』も大好きだけど、『ラッキーマン』のファンとしては、ガモウひろし先生の新作や、ガモウ絵の『DEATH NOTE』が見たい!
みなさんも、作品を読み返してヒントを探してみると、ガモウ先生のユーモアにニヤッとするはずです!