こんにちは!ともや先生です!
超一流!?会話力!?それを渡部建さんが!?気にならないハズがありません!
今回のお題は、アンジャッシュ渡部建さんが出した書籍「超一流の会話力」です!
実は僕、学生の頃からファンだったので、前からずっと気になっていたのですが、やっと先日読み終えました!
スッゴイ面白かったです!!!
いろいろ騒動はありましたが、芸能界であそこまでのし上がった実力者!一体どんなことが書いてあるのでしょうか?
渡部さん、この本を執筆する際にありとあらゆるその手のコミュニケーション本を読み漁ったそうです
その数なんと「100冊」ほど!この時点で脱帽ですね!
僕もけっこう読んでいるつもりでしたが、全然100冊には及びません…本当にスゴイ…!
そこで渡部さんは、「それらの本はむずかしい!」と思ったそうです
それは僕も思うところで、難しい用語を多用して読みづらかったり、内容に関しては「それができたら苦労しないよ!」と思うような事も珍しくありませんでした…
特に刺さった言葉は「どうやって話さないか」でした
やっぱり人って自分の事や得意な分野においてはどうしても喋りたく、教えたくなっちゃうんですよね
僕自身、そこで相手の機嫌を損ねてしまうことも珍しくありません…本当に反省です…
本書は、それらを渡部さんなりに噛み砕き、シンプルにわかりやすくまとめたものとなっています
それを渡部さんの芸能経験に絡めて話して下さっています!これが面白くないわけありません!
読んだ感想を、僕なりの考えや体験談も織り交ぜて、いろいろ話させて下さい!
会話力の極意は「話さない」ということ!
上でも少し触れましたが、渡部さんも、最初は「自分が話そう!相手をリードして場を盛り上げないと!面白いことをたくさん言わないと!」という風に思っていたそうです
会話術!っていうと、そういう風に思いがちですよね?僕もそれが当たり前だと…特に渡部さんなんて、いろんな番組のMC、総合司会とかやっていましたし、そういったスキルがより一層必要なのでは?
ですが、違ったそうです…
渡部さんがラジオをやっていた時の話だそうです…自分が全く知らない分野の方がゲストに来た際は、おもいきって「しゃべるのを諦めた」ということです
その代わりにいろいろと質問をしたそうなんですね
確かに、知らないからこそ気付けるような、初心者目線で話せることってあるように思います…
あえて全く知らない…ということ『武器』にして、質問して聞き役に徹し、それで番組がおおいに盛り上がったそうです!…スゴイですね!
やはり「話す力」よりも「聞く力」が大切なようです
「聞き力」の重要性は様々なビジネス書にも書いてありますし、逆に「話す力」の本にも同様なことが書いてありますので、本当に重要なんでしょうね…
自分が話さないことのメリット
会話力の「極意」は話さないこと…というのはお話しさせて頂きました
次は、話さないコトに対する3つのメリットについて渡部さんはお話しされています
相手にいい印象を持って貰う!
なんと、自分が話さないということは、相手に良い印象を与えられるのです!ウソだと思いますか?
例えばですが、貴方なら、どっちの人とまた会いたいですか?
- 面白い話ができる人
- 面白がって話を聞いてくれる人
渡部さんは「この場合、多くの人が2と答える!」と書いてあります
確かに、いくらその人の話が面白くても、一方的に聞かされると疲れちゃって、もういいです…となっちゃうかも…
というのも、純粋に人って自分のこと、自分の好きな事を話すのって楽しいんですよね
面白い話ができる!というのも大切なスキルと思いますが、それ以上に、まずは相手の話を聞く力の方が大切!ということ
でも、中には「話したくない…自分は聞く役でいい…」なんて人の場合、それは自分意外の事や、自分の得意でないことに限られるのではないでしょうか?
授業中や研修中に突然指名されたりするのを嫌がるのもそんな感じではないですか?きちんと正解を答えられるのであれば怖くないはずです
そう言われると、聞かれてもうまく答えられそうにないことって緊張しちゃいますね…
感覚としては「7:3」で相手に7割話してもらえるとちょうどいいようです
5:5がよくない?なんて声もありそうですが、あくまで目安みたいなものかもしれません
会話の切り出しはこっちからがいいかもしれませんが、メインは相手…ということを意識したいですね!
会話に対する苦手意識がなくなる
お次は、自分が話さないと「会話に対する苦手意識がなくなる」そうです!
皆さん…「初対面の人コワイ…」とか思ったりすることありませんか?僕も思う時あります…
その理由は、実は「自分が話さなきゃ!」と思うからだそうです
えー!そうなんですねー!でも確かにーーー!
メインが相手であれば、怖い物はありません
確かに「こっちがなにか面白いことを話して相手を楽しませないと!」…と、思うとちょっとしんどいかもしれませんね…
逆に変なコト言っちゃって、相手に引かれてしまう…というリスクもあったり…
最初声をかけるには勇気がいりそうですが、あくまで主役は相手ということを意識するとハードルも下がりそうです
実は、話す方と聞く方で、優位なのは「聞き手」というそうです
えーーーーー!!!そうなの!?
確かに一生懸命話しても、相手の反応がイマイチだったら落ち込むかもしれませんね…
そう言われてみると音楽のライブでも、お客さんが全く盛り上がってなかったらかなり凹みそうです…そう考えると「聞き手」の方が気が楽かもしれません…
会話がラクになる
3つめです!自分が話さないと「会話がラクになる!」というそうです
…というのも渡部さんは、「上手い話し方」を身につけるのは、かなり難しい…と言っています
それは僕も感じるところです
僕も過去に、話し上手になりたくて、本を読んで勉強してみても、使い方が限定的すぎたり「それ言えるのって貴方だからでは?そんな風にうまくいくんだったら苦労はないよー!!!」と思う事がたくさんありました
そういう事もあるよね?みたいな事例集としては面白いかもしれませんが、実践的で、多くの人に当てはまるかというと疑問がある手法もたくさん見てきました…
上記でも少し触れましたが、空回りして、相手に引かれてしまうリスクもあります
相手の触れて欲しくない話題だってあると思いますし、ガンガン喋る人が苦手な人もいます
そう思うと、相手に喋ってもらった方が、こちらとしても非常にラクかもしれませんね…
やってはいけない会話のNG行動
はい!話してはいけないことのメリットを理解した上で、お次は会話のNG行動についてです!
これ、僕自身も含めてけっこうの人が知らず知らずのうちにやっちゃうこともあるので、本気で意識したいところです
恐ろしい「会話の乗っ取り」
会話の乗っ取り…これ、メチャクチャ気を付けなくてはなりません
マジでこれ、やり方にも拠るかもしれませんが、メッチャ嫌われます
世の中には、相手の会話を乗っ取って勝手に自分のものにしてしまう人がいます…
でもこれって、けっこう多くの人がやっちゃってる事ではありませんか?
人って、自分の好きなことや得意分野だったりするとメッチャ喋りたくなっちゃうんですよ!
例えば…
A「最近X JAPAN最近聞き始めたんだよね…」
B「え、マジ!?いいよね!おれライブも行った事あってさー…ドラムのYOSHIKIが…」
これは話題提供したのがAくんなのに、話し手がBくんになっちゃっていますね…
なんか共通の趣味を持つお仲間を見つけたりすると、嬉しくなっちゃうのはわかりますが、ここはグッとこらえましょう!
本人としては、相手の会話を乗っ取っているつもりなんてないかもしれませんが、これでは支配…独裁状態です…
A「X JAPAN最近聞き始めたんだよね…」
B「え、マジ!?いいよね!なんで聞き始めたの?」
とかできればいいと思います!
A「〇〇って曲がスゴイ格好良くて!他になんかオススメのアルバムとかある?」
コレを引き出してからが、自分のターンかもしれません
本当に気を付けないと、知らず知らずのうちに相手を傷付けてしまいかねないので要注意です
「またBくんばっかり…」みたいに思われていたら嫌ですよね?
話好きの人は特に要注意ですね…相手は笑顔で聞いてくれたとしても、内心ウンザリしているかもしれません…
「僕の話も聞いてよ!」と言ってくれるのならまだいいのですが、大人とかになると、指摘しないで離れていく人も多いと思うので、本気で要注意です
話したくなっても、それを堪える力…もどかしいかもしれませんが、かなり重要なスキルかもしれません
そして更に強者もいます…
第三者のっとり!!!この本には紹介されていませんが、僕はコレ、かなりヤバイと思っています
AさんBさんの話しているところに、「Cさん」が途中に入ってきて会話を奪うんです!
けっこうな上級者テクニックです!これは本当に嫌われる可能性があります
「アドバイス」は非常に危険な行為
話題の乗っ取りの次に気を付けたいのは「アドバイス」です
理由は、極端に言うとですが「相手を怒らせる」ことになるから…です!
繰り返しますが、人は知っていると喋りたくなってしまうんです、答えを知っていると教えたくなっちゃうんです
なので、ついつい言いたくなっちゃうんですよ
A「SNSでいろんな人に批判されて…」
B「あー、そんなヤツ即ブロ即ブロ!」
こんな場合ですね
対処法を相談しているのならまだいいんですが、相手の話に勝手に結論をつけて勝手に完結させちゃっています
もしかしたら、Aさんは批判されて辛かった気持ちを聞いて欲しかっただけかもしれません
これは僕も本当に痛感するところで、マジで痛い目もたくさんあいました
僕の偏見が入りますが、余計なアドバイスやっちゃう人って自分を含めて かなりいると思います
というか、ほとんどの人に当てはまるのではないでしょうか?
一応こちらとしては、相手のことを思ってのことだったとしても、非常にでっかいよけなお世話になってしまうことがあります
特に、相手のプライドを大きく傷付けてしまうことになりかねないのですし、落ち込んでただ聞いて欲しいだけの人には、更に追い詰めてしまうことになりかねませんので、本気で気を付けていきたいところです
アドバイスを求めているのか…ただ聞いてほしいだけなのか…肯定して欲しいだけなのか…その見極めは非常に困難な時もありますし、アドバイスをするってかなりの リスキーかもしれません…
基本見守りで、聞いてきた時だけアドバイスをする…でいいと思います
脳科学的には、女性の方が「ただ聞いて欲しいだけ」のことが多いので気を付けたい所です
これは僕も普段からSNSで発信したりしていて、気を付けていた『つもり』になっていたのですが、アドバイスって本当にメチャクチャハードルがブチ高いのです!非常にレベルの高いことなので、そこは深く胸に刻んでおくことをオススメします
例えが悪いかもしれませんが、お年を召した方と飲みに行くと、疲れたりしませんか?
それはそのお方の「説教・自慢話」が多い時ではないでしょうか?そのお方はそんな話をしているつもりはなく、ただ純粋に若い自分に対して、この先苦労にしないようにアドバイスしているだけなのかもしれません
自分の倍以上も生きているのです…そう思うのも当然かもしれません
それが受け止めきれずに、過去の僕は「たるいなぁ…」なんて思っていたりしました
後輩にも「勉強になります!って言っとけばいいから!」とか言ったりしてました※ここでも余計なアドバイス出たりしちゃいましたね…
なので、アドバイスってかな難しいんです
表面的には感謝されても心で舌打ちされてたら悲しいですよね…
この本にも強調して書かれていますが、アドバイスが求められていると確信が持てるまでガマン!ですよ!これは僕も本気で皆様にお伝えしたいです
その一方、知ってて黙ってるって意地悪じゃない?なんて意見も聞こえてきそうですが、あえて失敗させるのも、その人の成長に繋がることもあります
そこは育児にも人材育成にも通じる部分かと思います
確かに、経過をとばしていきなり結論だけ話されても納得いかないかもですね…
アドバイスする癖がある人は、もしかしたら周りからは「あの人は説教ばかりする人だ…」と敬遠されているかもしれません
自分としては、良いことしてるつもりでも逆効果になっているとしたら、勿体ないので、気を付けたい所です
言いたいことをガマン…これ、カンタンそうに見えてけっこう大変ですので、練習が必要です
え?そんなことない!と思いました?そうです!それなんですよ!
興味のない話をしてくる相手にどうするか?
興味のない話を一方的にされた場合はどうすればいいのか?
興味のないものはどうしても興味がありません、それは仕方がありません
無理なモノはムリです
それに興味がある貴方に興味がある!
その事柄には興味がなくても、それに興味がある貴方に興味がある!という解釈ではどうでしょうか?
その事柄には興味なくとも、人間になら興味を持てそうな気がしませんか?
例えば、僕は実際に目上の方からよく「ゴルフ」の話をされます
ゴルフは興味ないのですが、目上の人がゴルフ大好きで、延々とゴルフの話をされたとします…むげにもできません…
僕はそれまで、興味のないことに対して「興味のあるフリをすればいいんだ!」と思っていました…ちょっとしんどいです…
なのでこの場合は「ゴルフには興味がないけど、ゴルフにそこまでハマれる貴方という人間に興味がある!」というスタンスでいればいいわけです
つまり「人間」に興味を持てば良いんです
これ面白いですよね
僕の場合は、全くもって自分が興味関心がわかないゴルフ…貴方をそこまでさせる魅力はどこに!?…と考えたらちょっと変わりませんか?
- なんでそこまで真剣になれるの?
- なぜそこまで貴方をそうさせるの?
- 夢中になれる要素は?
そういった事を通して…
あ「そこはちょっと理解出来るかも!あ~、そんな見方もできるのね!」…という風にちょっとずつ共感をしていくのです
そういった部分で盛り上げていくわけです
渡部さんは例としてマツコ・デラックスさんの番組「マツコの知らない世界」を例に挙げています
今までなんとなく見ていましたが、確かにこんなマニアックなジャンルでここまで番組を盛り上げられるなんてすごいなと本当に感心します…それもその事柄ではなく「人間」そのものに興味を持っているからなんですね
相手に興味を持つ方法
上記で「人間」に興味を持とう!と話しましたが「いや、人間にも興味を持てないよ!」という人もいるかもしれません
世の中には自分と同じ人間は一人としていないもので「どんな相手からも学べることはある」と渡部さんも仰っています
確かこの考えは「7つの習慣」でも同様なことが書いていて、もし学びがない!とするならば「この人からは何も学ばないという選択を自分自身がしている」ということになります
特に、自分より下だと思っている人の話は興味が湧きにくいそうです
どんな人からでも学ぼうという姿勢があれば自分は成長できます
僕も保育士をしていて毎日子どもたちからいろんなことを教えられています!子ども達からもいろんな事を学べるのでその何倍も生きている大人からは、必ず学べる事があるハズです!
人は年齢を重ねると話が聞けなくなっていく
人は年齢を重ねると相手の話を聞くのが非常に苦手になっていくんだそうです
確かにこれってある気がします…同様に「若いと舐められる」というのも僕も痛感するところです
でもこれって非常に危険ということを渡部さんは指摘されています
今の時代にの感覚に置いていかれてしまいますから
僕自身も 年を重ねたとしても常に新しいことや 若い人の意見を取り入れて行けるような姿勢をとっていきたいと思っています
例えばですが
僕も 職業柄お年を召した方とお話をする機会がとても多いのですが、やはり パソコンやスマホが十分に使えない方もいます
今や仕事をする上でパソコンやスマホが使えないということは結構 致命的です
そういった部分も若い人に頭を下げて教えてもらう必要があります
お年を召した人こそ相手の話を聞く必要性を感じます
年齢を重ねていくほど、話す力よりも 聞く力がより重要になっていくと感じます
相手がどんな人であっても こちらの姿勢一つで自分の成長となり得ます
渡部さんはこの本で このことを強く主張しています
しかしこれって結構厳しいですよね…
僕もまだまだ修行が足りないのは重々承知 なんですけれども
どんな相手にでもっていうのは結構難しいと思います…
自分のことを軽んじてくるような相手に毎回 興味を持って話を聞くって結構ハードル高いなと感じました
もちろん 嫌いな相手からも学びはあるとは思うのですが なかなか難しいですよね
どうすれば相手に話してもらえるようになれるか
話しかけたくなる人になるには
相手を否定しない
こんな事言っても怒られないんだ!否定されないんだ!と思うと、その人に話しやすくなりませんか?
それを「心理的安全性」というそうです※グーグルの研究でも有名です
個人的にはメッチャこれを押したいです!
気軽に話しかけたら怒られるんじゃないかな…バカにされちゃわないかな…と思っちゃうと途端に話しかけづらくなってしまいます…
これでは心理的安全性が確保されていません
極端に言ったら、否定厳禁!オールイイネ!です!
例えば会議の場で、みんなが見ている中、発言ってけっこう勇気いりませんか?そして自分の発言がみんなの前でダメ出しされたり、怒られたりしたら「ザ・公開処刑」です…かなりの地獄ですよね?
SNSだってそうです!自分の投稿が猛烈に批判されたら?
かなり落ち込みますよね?場合によっては悲しい事件にも発展しかねません…
何度でも言わせて下さい!自分の発言が「叩かれない」という保証…「心理的安全性」コレかなり重要です
究極の必殺技は「笑顔」
上記で「相手の発言を叩かない!オールイイネ!」という心構えをお伝えしました
お次に紹介するのは…必殺技!ずばり「笑顔」です!
そう言われてみると「ムスッ」としている人に話しかけるのってけっこう勇気いるかも
渡部さん自身、書籍の中でも「笑う」ということをかなり強調しています!他に書かれていることを全て忘れてもいいくらい!とまで言い切っています!
確かに!笑って自分の話を聞いてくれるだけで嬉しいですね!
それほど「笑顔」は重要です!僕自身も究極コレだけでいい!と感じます
どの人間関係の本を読んでみても、ほとんどの書籍で同じようなことが書かれています
笑うのは大事!本当に大切!超重要です!
そりゃあ詐欺師だって笑顔で近付いてきますよ!その方が相手を騙しやすいからですね!
そして、テレビに出ている一流のMCさんみたいに「大笑い」できたらいいんですが、とてもムリ…と感じる人もいることでしょう
個人的にはですが、軽く口角を上げるだけでもいいので、ちょっと微笑むくらい…それだけでも心理的安全は確保できると思います
確かに…笑顔がない…ノーリアクションだと緊張するっていうか、怒ってる?みたいに思われちゃうかも
ポジティブな発言を心掛ける
いいですね!「相手を叩かない!笑顔で接する!」さぁお次は「ポジティブな発言」を心掛けていきましょう!
ポジティブな発言をする人に 人は話しかけやすくなるそうです これは実験でも証明されています
いつも誰かの悪口ばかり…ダメ出しばかりする人…周りにいませんか?
純粋に、人の悪口は聞いていて気分が悪くなる時ありませんか?
純粋にマイナスの情報を聞いていると、その人もマイナスになります…
SNSでも常に誰かを批判してばかりいる投稿をする人とお近づきになりたいと思いますか?
僕の経験談ですが、常に事務所が、その場にいない誰かの悪口で盛り上がっている職場に勤務したことありますが、本当にイヤでした
そんな時は、悪口大会には参加せず「そんな事あったんですねー」と軽く微笑んでその場を去ることをオススメします
人ですから、なにかあった時に愚痴りたくなるのは仕方ありません…でも常に愚痴…悪口を言っていると離れていく人もいます
そして渡部さんは「ネガティブな言葉でもいくらでもポジティブに言い換えができる」と断言しています
マイナス面を「理解している」のであれば、プラスにも変換できる!という理屈だそうです!これは僕もハッとしました!
でも確かに 言葉って言い方 一つで同じことでも全然伝わり方が変わりますよね
本書ではいろんな言い換えの事例が記載されています
ここで僕の体験談をもう一つ…昔、職場の同僚の出勤中の話です
自転車を漕いでいたら鳥の糞が落ちてきて服が汚れちまったよ!本当に最悪だ!
更衣室でそれを聞いていた僕は…
そうだったんだ!よかったね!頭に落ちなくて本当にラッキーだったね!
と、言いました
この時の僕はまだ若く、本なんてほとんど読んでませんでしたが、とっさにその言葉が出ました
おそらく落ち込んでいる同僚を元気づけたかったんだと思います
それを聞いた同僚は「確かにそうだね!」と言って暗い表情が一転明るくなったのを今でも覚えています
自分の失敗談で距離を近づけよう
相手から「話しかけやすい人」になるためには、自分の失敗談を話す事を本書ではオススメしています
完璧な人ってなんだか近寄りがたい雰囲気ありませんか?
失敗談を話す事で、その人が身近な存在に感じられるというわけですね
ダメなのは自慢話ということです
人の自慢話って聞いてるのタルイですよね~
あと、個人的に感じることは、人に引かれるような「失敗談」は避けた方がいいと思います
実は昔、〇人で刑務所に入って~みたいな話をしたら相手にドン引きされちゃいますよね?
僕も昔は遅刻しちゃって怒られたことがあって~…や、スボンのチャック開けっ放しで~…のように今でこそ話せるような、クスッと笑えるエピソードがいいと思います
テレビのタレントさんも、自虐ネタで場を盛り上げたりして下さいますよね
相手の話の聞き方
次はもっと具体的な話にうつっていきましょう!
反応がないことの恐ろしさ
ちょっと上でも触れましたが、話を聞く上でのリアクションも非常に大切です
リアクションとは「あなたの話をきちんと聞いてますよ!」というメッセージを相手に届ける行為のことです
一番悪いのは「ノーリアクション」だと渡部さんは述べています
これには僕もハッとしました、目からウロコです
確かに批判するにしても、相手の意見を聞かなくてはなにもできませんからね
話し手が一番嫌がること…それは「話を聞いてもらえないこと」なのです
考えてみれば当たり前ですよね?誰も自分の話を聞いてもらえないなんて、寂しすぎますよね…
マザー・テレサの言葉で「愛の反対は憎しみではなく無関心です」という言葉が頭をよぎりましたが、その後全く同じ言葉が本で紹介されていて驚きました
実は難しい「オウム返し」
相手の喋っていることをそのまま返す「オウム返し」の手法です
コレは非常に有名で、どのビジネス書に書いてあるといってもいいかもしれません
相手が言ったこと返すだけですよね?簡単じゃないですか!そう
これが、なかなか難しいんです…
実際に僕もやってみたのですが、けっこう難しですよ!本当に!
まず、テンションを相手にあわせることです
場合にも拠りますが、大袈裟すぎても低すぎてもよくない事があります
大袈裟だと「馬鹿にしてる?」、低いと「ホントに聞いてる?」な印象を与えてしまうことがあります
場合にもよりますが、あいてに合わせるのが無難です
そして、余計な一言を追加してしまうのも避けたいところです
A「昨日の夜、うちの子の夜泣きが大変で…」
B「夜泣き、大変だったんだ、うちの子は夜泣きしたことないけど…」
こんなこと言ったら「イヤミか!!!」となってしまいますね(汗
もしくは
B「夜泣き、大変だったんだ、そういう時は〇〇したらいいよー!」
これはもうアドバイスまでしちゃってますね…人によっては「あ!そうなんだ!」と役立つこともあると思います…
ですが、上でも触れましたが、アドバイスって凶器になってしまうことがあり、相手のプライドを大きく傷付けてしまう恐れがあります
この場合は
B「夜泣き、大変だったんですね…」
で、OKなんです
なので、テンションを相手に合わせて、言われたことをそのまま返す!これが「ザ・オウム返し」です!
共通の話題の見つけ方
話の枠を広げてみる
人は、自分の好きなものが好きな人を身近に感じます
でも共通の好きなものが見つからない場合はどうしましょう?
渡部さんは、そういった場合は「フレームを広げよう!」とお話しています
例えばですが
僕は熱心な「X JAPAN」のファンです
もちろん同じファンの人を見つけると嬉しいですし、トークも熱くなります
ですが、音楽好きでも別ジャンルだったらどうでしょう?
アイドルソングが好きな人とは話が噛み合うはずががありません
「音楽を聴くと、すごいいい気分転換になりますよねー!」
ではどうでしょうか?
この場合はジャンルを「音楽」そのものに広げています
では、音楽好きとスポーツ好きの場合はどうでしょうか?
「熱中できるものがあるっていいですよねー!」
この場合は「好きな事」という括りで広く捉えています
これは、僕もうまいなー!と感心しました!さすが渡部さん!
共通点が全くなさそうな相手であっても、ジャンルを広げて広げていくと、共通点が見つかっていくようです
極端な話「人類みな兄弟!」ですかね!?
ここは「自分が喋り過ぎてしまうこと」に注意したいところです
上でも触れましたが、同じ趣味で、自分と同じような熱量を持っていると喋りたくなっちゃいます…熱くなっちゃいます!
上の例でいくと…
「おれ、Xの再結成ライブ行ったんだよね!」
とか言ってしまうと、自分は気持ちいいかもしれません
「いいなぁ~!」とか言われたいですよね?わかります!
でもそこで思い出して下さい!自慢話NGです!
「Xのライブは行った事あります?」
「いや…実はないんです…Aさんはあるんですか?」
みたいな流れになったら言ってみてはどうでしょうか?
それでも喋りすぎは、考えてみて下さいね!
知らない話題はビッグチャンス
本書では、知らない話題はチャンス!と述べられています
なぜかと言うと、知らない分野は当たり前ですが、知らないんです
上でも触れましたが、知らない話題は初心者にしか気付けないことがあるので、考えればいくらでも質問が浮かんでくるそうです
これを聞いて僕はハットしました
僕はですが、ついつい知らない分野の話って、よくわからないから退屈で、ついていけないので「すごいですねー」とか言って聞き流してしまいがちになってしまいます
要するに「つまらない」と決めつけていたんですね
上記でお話しした、「その人に興味を持つ」の発動ですね
人が会話で気持ち良くなる瞬間
褒める時は自分を下にすること
人って褒められると非常に気持ちいいですよね!
しかし、褒めるという行為は「相手を評価する」ということに繋がる場合があるので、上から目線な印象を持たれる場合がありますので気を付けたい所です!
例えば…
「部長、最近頑張ってますね!」
こんなことを目上の人に言ったら、いくらなんでも失礼ですよね?
では言い方を変えてみましょう
「僕では部長みたいに頑張る事は難しいです…なにか秘訣があったりするんですか?」
で、どうでしょうか?
相手には「自分じゃとてもじゃないが適わない…是非教えて下さい!」という姿勢が相手に伝わるかどうか、ですね
自分の方が詳しいんだ…みたいな感じ出しちゃうと印象悪いですからね…
実は、自分の知らない分野のことって、相手に気持ち良くたくさん喋ってもらう為のチャンスというわけです
加えて言うと、あんまり大袈裟すぎたりしないことです…バカにしているような印象を与える恐れがありましから
自分の言葉で相手を変えることができた時
それは、自分の言葉で、その人の行動を起こした事を知った瞬間です
自分の話した事で相手がなにかしらでも行動を起こしたら、かなり嬉しくないですか?
要するに「自分の言葉で相手を変えることができた時」ですね!
僕にも覚えがあって、身近なところだと「あの漫画メッチャ面白いんだよね~」となにげなく話して、次に会った時に「あれ試しに読んでみたら面白かったよ!」と言われたらかなり嬉しくはないですか?
実際に行動に移さなかったとしても「家に帰ったらサンプルだけでも読んでみよっと!」と言われたらよくないですか?
あとは、強力な方法として紹介されているのが「アドバイスを求める」というものです
上でも触れましたが、勝手にアドバイスをしてしまうと、場合によっては相手を怒らせます
やはり、アドバイスってしてる側は気持ちいい場合が多いんですよね
それを逆手にとって、こちらからアドバイスを求めてみましょう!
ただ、個人的に思う所は、相手の話した会話の流れでアドバイスを求めた方が無難…というところです
例えば「サッカーについて」アドバイスを求めるとき
例えば、相手がなにも話してないのにこっちから「サッカーに詳しいんですよね?うまくなるコツ教えて下さい!」なんていったら一方的に情報をとりにいっているので失礼にあたるかもしれません
相手がサッカーの話を気持ちよくしているところ
「リフティングって、けっこうコツを掴めば簡単なんだよね~」
「コツを掴めば簡単なんですね!具体的にはどういったことに気を付ければいいんでしょうか?」
こんな具合です
上記の「オウム返し」とのあわせ技ですね!
人は「アドバイス」を気持ち良く受け止めてくれてくれる人のことを好きになる
これを聞いて本当にそうだ!感じました
僕もよく実践するところです
これは僕の個人的な体験談ですが、お年を召した方達とご一緒させて頂くと、けっこうな頻度で「昔話」をされることがあります
そこでいろいろと自慢話やアドバイスを頂くのですが、僕の場合はこの言葉を使っています
「肝に銘じておきます…」
本書には他にもいろんな言い方が記載されていますよ
なので、言い方は悪いかもしれませんが、相手から不要でもアドバイスをされる時は「気に入られるチャンス!」と思ってもいいかもしれません
※それ以前に余計なアドバイスを、自分がしてしまわないか気を付けたい所です…
相手がどんどん話したくなる質問のコツ
相手の話したことへの「質問」というのは、貴方の話している事に感心がありますよ!」というメッセージなのです
これはあまたのビジネス書でも書かれています
純粋に話しては「あ、この話つまらなかったのかな…?」と不安にさると渡部さんは述べています
確かに質問って、その人の話を真剣に聞いていないとできないかもです…
質問された内容が「いや、それ話したから!」という内容だったりすると、ちゃんと聞いてなかったんだな…なんてガッカリしてしまうかもしれませんね
本書ではいくつかに質問をわけて解説していましたが、僕はザックリとつにわけてお話しします
具体的に聞く
音楽が好きな人には
- いつから聞いてるんですか?
- 好きになったキッカケの曲は?
- ライブにも行かれるんですか?
- 新曲はいつ出るんですか?
とかです
これは上記でも紹介した通り、事前知識はいりません
話している「その人」に興味を持つという手法です
話題を変える質問
音楽の例で続けると
「音楽が好きなら楽器も弾かれますか?」
「音楽以外にハマっていることとかありますか?」
ですね
ただ、急に話題を変えるのは相手に失礼な場合があるので、①の質問をして、一段落をしてから、会話を広げるために言った方が無難だと、渡部さんはこの本で述べています
③質問と「褒める」を組み合わせる
これ、僕が「スゴイ!」と思った手法です
褒めると「質問」の合わせ技!こんなのがあったのか!と、目からウロコでした
コレって、使い方にもよるかもしれませんが、相手からしたら、褒めて満たされた上に、アドバイスも送れちゃうっていう、かなりキラー戦略ではないですか?
僕もけっこう、昔に音楽をかじっていて「知識量がスゴイ!」と言われた時があります
そこで追加で「知識がスゴイですね!なんでそんなに詳しいんですか?」とか聞かれたら気持ちいいかもしれません
照れながら「全部ウィキに載ってるよ…」なんて言っていたかもしれません…そこで「マジですか!家帰ったら見てみます!」なんて言われたらどうでしょう?
繰り返しにはなりますが、
その他テクニック
相手から嫌な話をされた場合
同感はせずに共感だけしよう
例えば誰かの「悪口」です
「アイツってホントにバカだよね!」
と言われたとします…
そこで「そうだよねー、ホントにアイツやばいよねー」
これは同感です
無難にやり過ごしたくて、相手に話を合わせただけであっても、この方法はオススメできません
なぜなら、共犯にされることがあるからです
なにか揉め事に発展して、同感してしまった場合「アイツも同じように思ってる!」と名前を出されてしまいます
思ってもないようなことで巻き込まれるのはイヤですよね?
じゃあどうすればいいの?
共感だけすればいいんです
例えば友人から…
「アイツってホントにバカだよね!」
「あ、そう思うような、なんか出来事があったの?」
こんなんでいいと思います
この場合は愚痴であることが多いので、ただ話を聞いて欲しいだけでしょう
これはSNSとかでも僕はよく使います
自分とは意見が真逆なポストを見かけたとき「なんでそういう風に考えるのかな?」と興味がわき
「確かにそういった部分もあるかもしれません…しかし、そう思ったキッカケはなにかありましたでしょうか?」
…な、感じです
その人の考えを深く知るためのキッカケになりえます
ただ、愚痴や悪口というのも悪いことばかりではありません
相手の愚痴を聞くのは悪い事ばかりではない
悪口や愚痴ってマイナスなイメージを持たれがちですが、実はそう悪い事ばかりではないのです
これは僕も胸に深く刻んでおきたいことでまります
愚痴・悪口というのを吐き出すということは、心の平和を保つと言う上で、けっこう重要な役割になっていくからです
あえて聞き役に徹することで、その人との親密度も上がっていく!と、渡部さんは仰っています
確かに、なにか嫌なこと、辛いことがあった時…一人で抱え込むよりも、誰かに話して楽になった経験って誰にでもあるのではないでしょうか?
逆にそれが上手にできない人が、心を病んでしまい悲しい事件に…なんて…
それを防げる手助けをしている…と考えたら、愚痴や悪口を聞くのも、そう悪い事ではないかもしれません
会議でも使える質問術!
会議でなにか案を出したとします
そこで僕もやってしまっていたのですが、こんな聞き方をしてしまいました…
一通り説明し終わって…「皆さん、どうでしょうか?」
しーん…
これ、僕はけっこう経験あるんですよね…!それで、ちょっと間を置いて、経験ある職員が「いいと思います!」みたいな?
でも本当に欲しい意見てどんなものでしょうか?なので
「この案の良い(悪い)と思う所はどこだと思いますか?」と聞くのがいいそうです!
これはスゲー!!!と思いました!確かに!
漠然と「どう?」なんて聞かれても、みんなの前では緊張してしまいますよね!
話すことがない!そんな時は?
上記で様々な会話のテクニックを紹介して参りました
それでも…
質問なんかやり尽くした!話す事なんてない!
…と思う場面、あるのではないでしょうか?
そこで有効な方法…ちょっと上級テクニックかもしれませんが…
「前に話した事の続きを聞く」のはいいんじゃないか?と渡部さんは仰っています
これスゴイですね!自然とできればいいんですけど、けっこう前に話した会話なんて忘れちゃったりしませんか?
「この前、電車通勤が大変だと仰ってましたが、今日はどうでしたか?」
前にした話の続きをすればいいんです
そうすることによって「この人は、前に話した事を覚えていてくれてるんだなー!」と相手は嬉しくなります
これ、たまにしか会わない人はもちろん、毎日会う人にも非常に有効な手法です
「センパイ!前に腰が痛いって言ってましたけど、今はどうですか?」
と、こちらから会話のキッカケを作ることも可能です
別れたあとにすぐメール・ラインを!
これはちょっと応用編です
これ、僕もやるようにしていましたが、今までは、ただしていただけでした…
実は、かなり有効な手段だったのです!
面接が終わった後はどうでしょう?
僕はですが「今日はありがとうございました!またなにかお困り事があれば、いつでも聞いて下さい」
凝縮するとこんな感じのメッセージを送っていました…なんと薄い文章でしょう…泣
これはこれでいいのかもしれません
ですが、ここに印象的だったエピソードを加えたらどうでしょうか?
「今日はありがとうございました!またなにか…(省略)引越の準備、大変かもしれませんが頑張って下さいね!」
なんと、こう送ることで、相手への気遣い+自分自身のメモ代わりにもなるんですね!
そして、次に会った時や、改めて連絡する時に
「引越準備進んでますか?なにか協力できることがありましたら、また仰って下さいね!」
なんて聞くと、話題作りにもなり、相手にも「覚えていてくれた!」という思いが伝わります
好きなアーティストとかを聞いたのなら「新曲出した?ライブいった?」とか、また聞く事ができます
僕としては、この「覚えてくれている!」という気持ちが伝わるのが非常にいいと思います
・人によっては事前知識がないことに怒る人もいる
僕とアンジャッシュの思い出
アンジャッシュには本当にハマっていました
アンジャッシュといえば「すれ違いコント」が有名ですが、僕が…確か一番最初に見たのは「ピーポーくん」のコントだったと思います
あまりの面白さに感動したのを今でも覚えています
お笑いはそこまで興味なかった僕ですが「もしかしてお笑いって、とっても面白いものなんじゃないのか!?」と思わせてくれました
それから時は経ち、社会人となった僕
仕事がうまくいかず落ち込む日々…そんな中、ふとパソコンでYouTubeのオススメ欄に出てきました
そういえば昔よく見てたな…と思いなにげなくクリック…その時は確か「覗き」のコントだったかと思います
もう爆笑!笑いが止まりませんでした!!!
そこでかなりのエネルギーをもらうことができました!とっても救われました!
「明日もまた頑張ろう!」そんな気持ちにさせてくれました!
なので、アンジャッシュは僕の恩人です
まとめ
今回は、僕の大好きな芸能人の渡部建さんの書籍「超一流の会話力」についてお話しさせて頂きました!
とてもわかりやすくまとめられていて、この手のコミュニケーション本の入門としても、非常にオススメな一冊でした
聞く力が大切!笑顔が重要!これらの話は様々なところでも言われていますが、より一層噛みしめていきたいですね!
常に意識していないとやらかしてしまいそうなので、僕も身を引き締めていきたいと思います!
書籍そのものも簡潔で、とっても読みやすく、この手のビジネス書の入門としてもいいと思います!
ではまた!
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