漫画・アニメ

『マジンガーZ/INFINITY』を観た!最高のマジン映画だった!

2025-07-08

ついに見ました!『マジンガーZ/INFINITY』を!今回はそれについてツラツラ語ります!

実は僕、マジンガーZのリアルタイム世代ではないんです。

生まれた頃にはすでに放送が終わっていて、過去の名作として知られる作品でした。

それでも、テレビの懐かしアニメ特集や、スパロボをプレイする中で、マジンガーZのかっこよさにどっぷりハマりました! 特にスパロボを通じて、その魅力に憧れを抱くようになったんです。

高校生の頃は、TSUTAYAでマジンガーZのVHSを借りてよく観ていました。ただ、なぜか途中で借りるのをやめてしまったんですよね(笑)

それでも、OVAの『マジンカイザー』は大好きで、何周も繰り返し観ちゃいました!

そんなマジンガー愛を持つ自分が、ついに『マジンガーZ/INFINITY』を観ました! 今回はその感想を熱く語りたいと思います!

ともや
ともや

こんにちは!ともや先生です!X(旧Twitter)YoutubeYahooニュースやってます

物語の舞台と設定

この映画は、原作アニメの10年後が舞台。マジンガーZによってドクター・ヘルが倒され、平和が訪れた世界が描かれています。

しかし、なぜかドクター・ヘルが復活し、再び戦いが始まるというストーリーです。

主人公の兜甲児はパイロットを引退し、科学者として活躍中。

いや、甲児くん、めっちゃハイスペックになってるじゃないですか! 当時はバイクをぶん回す不良キャラで、勉強はからっきしって雰囲気だったのに、この成長ぶりには驚きしかありません!

原作でも頭良かったのに映画でも更に頭良くなっちゃって…!

ともや
ともや

今更な発言ですがこの作品は2017年作…まだ令和になってなかったんですね

冒頭からグレートマジンガーの迫力バトル!

映画はグレートマジンガーと機械獣の激しいバトルからスタート!

新しい映像でグレートマジンガーが観られるなんて、ファンとしては感激ものです! サンダーブレイクやダブルマジンガーブレードが、迫力満点の映像で炸裂。

原作でおなじみのガラダやダブラスといった機械獣も登場し、懐かしさがこみ上げます。

そこにあの「あしゅら男爵」が登場! 映画では初対面という設定らしく、剣鉄也が冷静に「こいつはあの世から蘇った亡霊だ!」と分析するシーンが最高にかっこいい!

グレートマジンガーとあしゅら男爵のバトルは大爆発で幕を閉じ、そこからタイトルロゴの「Z」がドーンと登場! もう鳥肌ものですよ!

ともや
ともや

昔のアニメがこうやってリメイクされるのは本当に嬉しいですね!

タイトル後には、往年の『マジンガーZ』のオープニング曲が流れ、これまでの物語を振り返るシーンが登場。

元ネタは漫画ではなく、TVアニメ版に基づいていることが、キャラクターデザインやおじいちゃんのビジュアルで一目瞭然です。

この曲、何年経っても色褪せない…! 水木一郎さんの魂の歌声に感動しつつ、ご冥福をお祈りします。

ともや
ともや

アニキ…いつかその歌声を生で聞きたかったのに…悔やんでも悔やみきれない…!

本編の展開と新たなキャラクター

本編では、謎の巨大マシン「マジンガーINFINITY」が発掘され、科学者となった甲児が調査にやってきます。

ただ、甲児の声が石丸博也さんから今時のイケメンボイスに変わっていて、ちょっと違和感(笑)

因みに担当されているのは森久保祥太郎さんです(メジャーやGetBackersで有名ですね!)

でも、まあ仕方ないですよね。

調査中、遺跡から突然裸の女の子が飛び出してくるのは、さすが永井豪ワールド!

彼女は「リサ」というアンドロイドで、「ゴラーゴン」という謎の言葉を残して気を失います。

このリサが物語の鍵を握る存在で、感情豊かなアンドロイドとしてめっちゃ魅力的でした。

おなじみのキャラたちの10年後

場面は変わり、炎ジュンと弟のシローが新幹線で移動するシーン。

シローはめっちゃイケメンに成長してるし、ジュンは妊娠中! さやかさんも登場し、ほのぼのしたやり取りが楽しめますが、なんとさやかは甲児と別れを考えているとか…切ない展開にドキッとしました。

研究所では、甲児たちがマジンガーINFINITYを解析。

頭が良すぎる甲児くんが、難しい言葉を並べる姿に「不良だったあの甲児がこんなに!?」とまたも驚愕(笑)

そこで機械獣襲撃の知らせ!テキサスの光子力プラントが襲われていると!(オープニングのバトルシーンですね)

甲児くんのところにもブロッケン伯爵率いる鉄十字軍団も研究所に攻めてきます。

リサがアンドロイドの力で敵をぶっ飛ばすシーンは爽快! ブロッケンが「ガミアか!?」と叫ぶなど、原作へのオマージュが随所にあって、ファン心をくすぐります。

ともや
ともや

原作愛が感じられると嬉しいですよね!

マジンガーINFINITYの脅威

機械獣が街を襲う中、人類は量産型マジンガーみたいなロボットで応戦しますが、そこへマジンガーINFINITYが起動して大暴れ!

甲児は前線には出ないはずでしたが「じっとしてらんねぇ!」と量産型マジンガーに乗り込み出撃。さすが我らが甲児くん!

すると、INFINITYの頭部にグレートマジンガーが取り込まれているのを発見!

さらに、INFINITYが放つブレストファイヤーが周囲を焼き尽くし、なんとマジンガーZが焼かれて消滅…! ファンとしては「ウソだろ!?あのマジンガーZが…こんな簡単に?」と衝撃の展開です。

そして、INFINITYを操るのは復活したドクター・ヘル! (彼の声もイケメンボイスになっていて、正直ちょっと若すぎる気が…(笑)

他のキャラの声は気にならなかったんですが、ドクター・ヘルはもう少し渋さが欲しかったかも。

ヘルは人類との共存を語りますが、実際は独裁を目論む悪の親玉そのもの。人間たちに選択を迫る展開がスリリングでした。

そこからヘルは人類に猶予を与え、一旦停戦です。

ともや
ともや

INFINITYって敵側のマジンガーの名前だったんですねー

ボスたちのラーメン屋とリサの人間らしさ

場面は一転、ボス、ヌケ、ムチャが経営する「ぼすらーめん」に。

10年後の設定なのに、キャラのビジュアルがほとんど変わらないのはご愛敬(笑)

ジュンのお腹が大きくなってるくらいですね。

ラーメンを作るシーンがめっちゃ美味しそうで、観ていてお腹が空きました!

そこに甲児とリサが訪れ、リサが初めてラーメンを食べるシーンは、彼女の人間らしい一面が垣間見えてほっこりしました。

ラーメン食べて帰るだけのシーンだったんですけど、きっとここは後からなにかに繋がるんでしょうね!

ともや
ともや

10年経っても変わらないボスが見られて安心します

人類の危機とドクター・ヘルの思想

意識を取り戻した剣鉄也のもとにドクター・ヘルが現れ、興味深いことを語ります。

「人類の最大の弱点は多様性。複数の正義が対立するから争いが起きる」と。

確かに、戦争はそれぞれの正義の衝突ですよね。この哲学的な問いかけに、深く考えさせられました。

一方、世界は大混乱。各国首脳が会議を開くも、意見はまとまらず。

マジンガーINFINITYはリサがいないと動かないはずが、グレートマジンガーと鉄也を利用して起動しています。

マジンガーZもグレートマジンガーも失われ、規格外のINFINITYに人類はなすすべなし…

リサは甲児に「残された時間をさやかと幸せに暮らして」と涙ながらに懇願。感情豊かなアンドロイドに胸を打たれました。

ともや
ともや

ここらへんのやり取りを、アンドロイドらしくメッチャ専門用語で語って甲児を説得しようとするんですが、そこがまた泣けます!

甲児の決意とマジンガーZの復活!

絶望の中、リサとのやり取りの中で、甲児は決心します…「マジンはまだ一機ある!」と。

もうこの時点でテンション爆上がり! 甲児はさやかを呼び出し、「ドクター・ヘルを倒したら話がある」と死亡フラグ全開で宣言(笑)

ちなみに、ドクター・ヘルの目的は世界征服のその先にある「好奇心」だと判明。

確かに、支配した後にずっとその国を治めるのは面倒そうですよね…それも全世界ときたら…(笑)

甲児はおなじみの赤いパイロットスーツを着て、ホバーパイルダーに乗り込む!

ボスボロットも復活し、リサを連れて「マジーンゴー!!」と叫ぶシーンは鳥肌モノ!

光子力研究所のプールが割れ、マジンガーZが姿を現す瞬間は、ファンなら涙なしには観られません!

「これだよ!これを観たかったんだ!」と叫びたくなる最高のシーン!

パイルダーオン!、ジェットスクランダー!、スクランダークロース!のアナログな演出がたまらなくカッコいい!あの頃の記憶がよみがえります!(レンタルの記憶だけど)

最新の映像で蘇るマジンガーZに、シビれが止まりません!

ともや
ともや

ココが一番カッコよかった!と言ってもいいですね!最高です!!

最終決戦と感動のクライマックス

ボスボロットのコミカルな活躍も光ります。

子どもの頃は「弱いからいらない」なんて思ってましたが、大人になってその必要性がよくわかりました。この作品には欠かせない存在です!

マジンガーZは、おなじみのBGMにのせて、ミサイルパンチや冷凍光線など、原作の技を次々と繰り出し、機械獣を蹴散らしていく! スパロボしか知らない人には新鮮な技も満載で、技名を叫ぶ甲児の熱さが最高!

地上戦でスクランダーをオフにする細かい演出も、ファンにはたまらないポイントです。

ブロッケンやあしゅら男爵を、華麗に倒し、INFINITYにたどり着いたマジンガーZ。

グレートマジンガーを救出しようとしますが、ドクター・ヘルが操る地獄大元帥が立ちはだかり、甲児に揺さぶりをかけてきます。「平和は退屈だろ? 戦うことが喜びなんだ」と。

ボロボロになるマジンガーZですが、そこにシローが量産型マジンガーで駆けつけ、グレートを救出! シローのパイロットデビューが熱すぎる!

しかし、ドクター・ヘルはグレートなしでもINFINITYを起動(もうなんでもアリやん)

絶体絶命の中、リサがマジンガーZにINFINITY並の力を与える策を講じ、甲児に問います。「この世は存在に値しますか?」 甲児はもちろん肯定し、マジンガーZは超巨大化!

このシーン、永井豪先生の『デビルマン』を思わせるテーマが込められていて、音楽も相まってめっちゃ感動的です!

それでもINFINITYには及ばず…が、世界中から光子力を集める元気玉展開に! そしてラストは王道のロケットパンチで決着!

やっぱりマジンガーZはこれですよね!

リサとの別れのシーンでは、彼女が未来の甲児とさやかの娘だったことが判明。もう涙が止まりません…!

総評とファンへのメッセージ

言葉では伝えきれないほど、めっちゃ面白かったです!

マジンガーZの続編として、最高の出来栄え! 全てのマジンガーファンに観てほしい!

ラストは号泣必至の感動展開です。

あと、今思えばですが、永井豪作品の映像化あるあるかな、とも思いますが、お色気成分は少な目でしたね。

追記:グレンダイザーは今回もハブられちゃいましたね(笑)

-漫画・アニメ