『ドラゴンボール』は鳥山明先生の天才的な才能が生んだ名作ですが、その裏には編集者たちの鋭いダメ出しや提案が隠されています。
初代編集者の鳥嶋和彦、二代目編集者の近藤裕、三代目編集者の武田冬門は、それぞれの時期で作品を磨き上げ、世界的な人気を支えました。
特に、鳥嶋さんの容赦ないダメ出しや、近藤さんのベジータの魅力爆発の裏話、武田さんの感動的な展開の提案はファン必見!
最新情報も交えながら、これらのエピソードをいろんな角度から掘り下げます。さあ、『ドラゴンボール』の名場面の裏側を一緒に覗いてみましょう!
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①鳥嶋和彦 - 容赦ないダメ出しで悟空をヒーローに

鳥嶋和彦は、鳥山明先生のデビュー作『Dr.スランプ』から担当し、『ドラゴンボール』(1984年~)の立ち上げを支えた伝説の編集者
『週刊少年ジャンプ』の編集長も務めた「Dr.マシリト」のモデルは、厳しさとユーモアで鳥山先生を鍛え上げました。
「アラレを主人公に!」の賭け
『Dr.スランプ』では、鳥嶋さんが則巻アラレを主人公に据えるよう提案
元々アラレは1話限りのキャラ予定でしたが、鳥嶋さんが「女の子主人公の漫画を描いて、読者アンケートで3位以内なら続行」と賭けを持ちかけ、結果3位に!
この成功が『ドラゴンボール』のキャラ重視の展開に繋がりました。
「悟空が目立たない!」初期の軌道修正
『ドラゴンボール』の初期は、悟空がドラゴンボールを集める冒険ギャグ漫画でした。
しかし、鳥嶋さんは読者アンケートで順位がジリジリ下がるのを見て、「悟空が目立たないのが問題」と指摘。
ブルマや亀仙人が目立つ一方、主人公の悟空が埋もれていると感じ、天下一武道会の導入を提案しました。
鳥嶋さんは「悟空の『強くなりたい』という気持ちを明確にしろ」とダメ出し。
たとえば、初期の原稿で悟空が脇役っぽく描かれた際、「これじゃ主人公が弱い! もっと目立つ展開にしろ」と鳥山先生に修正を求めたそうです。
この結果、第21回天下一武道会での悟空vsジャッキー・チュンの名勝負が生まれ、悟空が「戦うヒーロー」として輝き始めました。
「500枚のダメ出し」で才能を磨く
鳥嶋さんは鳥山先生の新人時代、原稿に容赦ないダメ出しを繰り返しました。
デビュー前の読み切り『ワンダーアイランド』は、鳥嶋さんが「面白いけど最下位」と評価し、鳥山先生に何度も修正を要求。
『Dr.スランプ』に至るまで、鳥嶋さんは「500枚以上ボツにした」と語るほど厳しかったとか! このダメ出しは、「面白い漫画は読者の視点で作る」という鳥嶋さんの哲学に基づくもの。
鳥山先生が「ジャッキー・チェンのカンフー映画を観ながら仕事してる」と話した際、鳥嶋さんは「じゃあカンフー漫画を描け」と助言し、『ドラゴンボール』のバトル要素の原型を作りました。
ゲーム化での「ゴミ箱に捨てて」発言
鳥嶋さんのダメ出しは漫画だけじゃなく、メディアミックスにも及びます
2003年の『ドラゴンボールZ』ゲーム開発で、バンダイが編集部の許可なく進めていたプロジェクトに「悪いけど、これはゴミ箱に捨ててください」とバッサリ
数億円の予算を投じたゲームをやり直させたこのエピソードは、鳥嶋さんの「クオリティ第一」の姿勢を示しています。
鳥嶋さんのダメ出しは厳しいけど、愛がある! 悟空が「ただの元気な少年」から「カッコいいヒーロー」に進化したのは、鳥嶋さんの「主人公を輝かせろ!」という情熱のおかげ。ジャッキー・チュンとのバトルにワクワクした人は、鳥嶋さんに感謝だ!
②近藤裕 - ベジータを不朽のキャラに!

近藤裕は、1986年頃から『ドラゴンボール』を担当し、サイヤ人編やフリーザ編の初期を支えた二代目編集者。物語を宇宙規模に広げ、ベジータの魅力を爆発させた立役者です。
ベジータの「プライド高き王子」の誕生
近藤さんの最大の貢献は、ベジータのキャラ造形。初期のベジータは単なる冷酷な悪役でしたが、近藤さんが「複雑な魅力を持たせよう」と提案
サイヤ人編での敗北と再登場は、近藤さんの「人気キャラを活かし、プライドや葛藤を描こう」という助言が反映されています
たとえば、ベジータが地球で悟空に敗れ、プライドを傷つけられながらも再び立ち上がる展開は、近藤さんが「ただの悪役じゃなく、読者が感情移入できるキャラに」と鳥山先生に伝えました
その結果、2025年2月のJ-WAVE鼎談で、近藤さんは「鳥山さんのキャラは見た目で善悪がわかりやすい。
それを活かしつつ、ベジータに深みを加えた」と語っています。
「宇宙の地上げ屋」フリーザの原型
近藤さんは、鳥嶋さんからバトンタッチされた際、「フリーザを宇宙の地上げ屋として設定しよう」と提案
当時、地上げ屋は悪イメージの象徴で、近藤さんは「読者が一目で『悪いやつ』とわかるキャラに」と考えました
この設定が、フリーザの冷酷な支配者像の基盤になっていきました
鳥山先生が追い詰められながらポンと出した「ナメック星のドラゴンボールは願いが3つ叶う」設定も、近藤さんの「シンプルでインパクトのある悪役」提案が引き出した天才的なひらめきの一例です。
読者アンケートでキャラを強化
近藤さんはアンケートを徹底活用し、ピッコロやクリリンの活躍を増やしました
ピッコロが悟飯を鍛える師弟関係は、近藤さんの「キャラの絆を深めよう」という提案が影響。
ベジータの人気もアンケートで高かったため、近藤さんが「再登場させよう」とプッシュしたことで、後のフリーザ編での活躍に繋がりました。
戦闘シーンのダイナミック化
近藤さんは、鳥山先生の戦闘シーンを「もっと派手に!」と後押し
悟空vsベジータの戦いは、近藤さんの「読者を圧倒するアクションを」という声が反映された名場面
ナメック星でのフリーザ戦の緊張感も、近藤さんの「スケールを大きく、ドラマチックに」という提案が効いています。
近藤さんのおかげで、ベジータは「ただの悪役」から「超カッコいいライバル」に! フリーザの「宇宙の地上げ屋」設定や、悟飯とピッコロの絆に心揺さぶられた人は、近藤さんのセンスに拍手! サイヤ人編のド迫力バトル、最高ですよね?
③武田冬門 - 悟飯とベジータに深い感動を

武田冬門(冬野)は、セル編からブウ編(1989年頃~1995年)を担当した三代目編集者
物語の終盤に深いテーマ性と感動を加え、『ドラゴンボール』を締めくくりました。
悟飯を主人公に押し上げた提案
武田さんは、悟飯の成長を物語の中心に据えることを提案
セル編での超サイヤ人2への覚醒は、武田さんの「悟飯を主人公に!」という強いプッシュが影響
鳥山先生は当初、悟空を主人公に続けるつもりだったそうですが、武田さんが「世代交代で読者を驚かせよう」と説得
2025年5月のX投稿で、ファンが「鳥嶋さんが悟飯を推した説もあるけど、武田さんの影響が大きい」と議論しており、武田さんの提案がセルゲームの名場面を生んだことが伺えます
ベジータの人間性を掘り下げ
武田さんは、ベジータの内面を深く描くことを重視
ブウ編の自爆シーンや「俺は地球で家族を守る」という名言は、武田さんの「ベジータに家族愛や葛藤を」と提案した結果
2025年5月のX投稿でも、ファンが「ベジットの誕生やベジータの人間的な展開は武田さんの提案」と話題に
武田さんは、鳥山先生と「ベジータのプライドと成長」を丁寧に議論し、読者の心を掴むキャラに仕上げました。
ブウ編の悲壮感を軽減
近藤さんがフリーザ編やセル編に「悲壮感」を求めたのに対し、武田さんはブウ編を「明るく、楽しく」と提案!
2025年2月のJ-WAVE鼎談で、近藤さんが「ブウ編は悲壮感がない」と振り返り、武田さんが「読者に希望を与える終わり方を」と鳥山先生に伝えたことが明らかに!
この方針が、ゴテンクスや魔人ブウのコミカルな展開や、元気玉でのフィナーレに繋がりました。
鳥山先生の負担を支えたパートナー
連載後半、鳥山先生は過酷なスケジュールで疲弊
武田さんは、鳥山先生の健康を気遣いながら、物語の整理をサポート
オレンジスターハイスクール編のような日常パートは、武田さんの「息抜きになる展開を」との提案が反映
武田さんの細やかなケアが、連載完結を可能にしました。
武田さんのおかげで、悟飯の覚醒やベジータの家族愛、元気玉の感動が生まれた!
ブウ編の明るい雰囲気や、悟飯の学園生活のほのぼの感に癒された人は、武田さんのバランス感覚に感謝だ!
まとめ:編集者たちの情熱が『ドラゴンボール』を不朽に

鳥嶋和彦氏の「悟空を輝かせろ!」のダメ出し、近藤裕の「ベジータに深みを!」の提案、武田冬門の「悟飯で感動を!」のプッシュが、『ドラゴンボール』を単なる漫画から世界的な伝説に変えました
鳥山先生のインタビューでは、「編集者たちの厳しさとサポートがなければ、ここまで続けられなかった」と感謝の言葉が
あなたのお気に入りの名場面は、どの編集者の影響が強い? コメントで教えてください!