今回はネットでよく話題になる「魅上は昔デスノートを所持していて、所有権を放棄したために記憶を失っていたのか?」という説について
僕の考えをいろいろとお話したいと思います
個人的にはですが「過去に使っていた」と思いますが、そこをあえて反論してみようと思います!
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魅上照とは?

魅上照は、デスノートのニア編で登場する検事です
27歳くらいの端正なイケメンで、黒髪に眼鏡をかけ、いつもスーツを着ています
何より印象的なのは、彼の強い正義感です
子どもの頃から悪を許せない性格で、成長して検事になった後も、犯罪者を徹底的に裁くべきだと考えています
物語では、夜神月(キラ)を「神」と崇拝し、代わりに犯罪者の名前をデスノートに書いて「削除」と叫びながら裁く役割を担います(ここはネットでもよくネタにされてますね)
几帳面で規則正しい生活を送る姿や、月への忠誠心がとても印象的なキャラクターです
特にアニメだと「削除!削除!」の作画が素晴らしいです!スタッフもノリノリで力入れて作ったんじゃないでしょうかね?
魅上の過去

魅上は子どもの頃、成績優秀で正義感も強い少年でした!(漫画の主人公みたいはヤツですね)
いじめられている子も見逃しません!我が身を盾にして守ります!もちろん多勢に無勢でいじめっ子に返り討ちにされてしまいますが、それでも魅上は折れません!
なぜか?いじめられっこからの「ありがとう」が彼の救いになっていたのですね!(なんて良いやつなんでしょう!)
自分の正義を信じ「いじめ」には屈しない魅上!たった一人でも立ち向かいます!
しかし、力なき正義は無力…悔しいですが、どんな酷い目にあっても心は折れません…が、次第に心は荒んでいったようです…いつもやられちゃうので、次第に「加害者は削除すべきだ!」という発想に至ります
魅上は母子家庭でした…もちろん息子の心配をします
魅上は母は自分のことをわかってくれていると信じ、すべて正直に胸の内を話します
…が、母から返ってきた言葉は魅上の思いもよらぬもので「世の中は自分の思い通りにはならない…いじめっ子に歯向かうのはやめなさい」というようなものでした
ガガーン!!!ここで魅上はショックを受けます!
勿論母は、息子を心配し、愛ゆえの言葉だったのでしょうが、魅上は自分の価値観やこれまでの行いを全て否定された気持ちになったのでしょうか?
魅上は「この親は正義ではない」と結論づけます
確かに…信じていた親に否定されるってかなりキツイですよね…特に思春期であればなおさらです…
そんな中、ある事故が起きます
いじめの主犯だった4人の不良が、無免許運転で交通事故を起こします…その事故に、母親が巻き込まれ、不良4人と母親の計5人が亡くなりました
悲惨な事故ではありましたが、クラスに平穏が訪れました
この一件で、魅上は「悪いことをすれば報いを受ける!悪者はいなくなればいいんだ!」という思いを強く持ちます
そして成長するにつれ、魅上が「こんなヤツ削除された方がいい!」と考えた人物はどんどん死んでいくことになります
なんと9名も亡くなることになります(これはライトがデスノートを拾う前)
なんということでしょう!偶然だとしたらスゲエ偶然です
そこでライトくんキラ降臨!「やはり神はいた!」と、魅上はどっぷりキラ信者になりましたとさ
…というのが魅上のこれまでの生い立ちですね!
僕は「過去にデスノートを持っていた」と思っている

僕としては、魅上照は以前にデスノートを所持していたと思う派です
そう考える方が、ストーリー的に納得がいくからです
何らかの事情で所有権を放棄したため、デスノートに関する記憶を失っていたのではないか、と感じています
やはり上記にあげた過去話ですね
ここはデスノートを使っていたと考える方が自然と思います
単純に、いじめっ子と母が同時に死ぬなんて出来すぎていますから
それに加え、自分が死んでほしいと思った人間がその後立て続けに9人も?そんなこと普通ありえます?(漫画だからありえるかもしれないけど)
そして「魅上だけ過去の回想が挟まれている」のにも注目したいところです
大場先生は、意図的にそのような生い立ちは描かないと仰っている中「なぜ魅上だけ…?」という部分です
僕としては「やはりそういう事なんだな」と、より一層この説に信憑性を持たせます
これは公式の設定ではなく、僕の個人的な感想なのですが、物語の描写と照らし合わせると、とてもしっくりくるように思います
その時の年齢的にも、ノート使ってしまった罪悪感に耐えられず手放すって事は十分にあるかと
本当に死ぬなんてわかってて書くハズありません…その場の勢いで書いてしまい、後悔してノート返却…だと思ってます
もう一つは、連載前の読切版デスノートに登場する主人公・鏡太郎くんが、魅上のモデルになっている点です
読切版ではいじめられっ子がデスノートを手に入れて復讐する話なので、似たバックストーリーを連想してしまいます(さすがにお母さんまでは手にかけませんが…)
また、魅上がキラの存在を知った後、「神は自分に目をかけてくれていた!」と言う回想シーンも、過去に何かあったようなニュアンスを感じさせます
反論!デスノートを持ったことがない!というなら?

ここであえて反論をしてみましょう「魅上は過去にノートを持っていなかった」とするならば?
ニア編で魅上は「初めてデスノートを所持した」と言い切っていますし、母親の死は自殺ではなく明確に交通事故です
母親は虐待をしていたわけではなく、母子家庭で魅上のことを愛してくれていたはずです
子どもだった魅上が、自分の価値観を否定されたショックから、そこまで極端な行動を取りますかね?
また、原作の魅上の過去話に「偶然」と書いてあるのだから「わざわざ深読みする必要はないのではないか?」とも思います
大場先生もインタビューで「魅上の勘違い」とおっしゃっています
デスノートには「人を操って別の誰かを殺すのはできない」というルールもあります
ただ、組み合わせ次第では、できる可能性もあります
確か「劇場版デスノートの前編」で、このルールをうまく使っていましたね
ですがその場合、一人ひとり名前を書いて、死因を書く必要があります
しかも死因に他の人の名前を書いてはなりません
例えばこんな感じでしょうか?簡単に書きますがこんな感じでしょうか?
簡単にではありますがこのような感じでしょうか?
ここまで緻密にデスノートを使うのってけっこう無理ありませんか?
しかも最初の使用ですよね?(実はテストしていたということは否定しきれませんが)
リュークのノートではないようなので、使い方も書いていません…頭の良い魅上ならそれくらい朝飯前?または、その時の死神が懇切丁寧に教え込んだのでしょうか?
やはり不良達や母の死は「偶然」であった…と考えるほうが自然ではありませんか?
それと、母親は特に悪いことをしていなかった点も気になります
母に自分の正義を否定された気持ちになったのはわかりますが、ただ「正義ではなかっただけ」で、悪ではありません
傷ついたのはわかりますが、実の母相手に「そこまでやるか?」と思う気持ちもあるんですよね…虐待を受けていたわけでもありませんし…
思春期ゆえの暴走…ともとれなくもないですが…おそらく本当に偶然なのでしょう
その後に、たて続けに魅上が「死んだほうがいい」と思ったに人間が9人もなくなります…が、それも偶然なのでしょう、きっと!
原作ではこのすべての出来事をサブタイトルとあわせて「偶然」と表現しています…わざわざ深読みする必要もないのではないかと
もしかしたらですが、ミサのように、死神に目をかけられて、勝手に殺してもらえていたか?
それか、読切版のように「友達がノートを使っていた」というパターンもあるかもしれませんね
まとめ:デスノートの魅力は想像の余地

もちろん、これはあくまで一つの考察です
公式では一切明かされていませんし、作者も肯定も否定もしていません
でも、デスノートが面白いのは、こうした曖昧な部分を残して、読者に自由に想像させるからだと思います
僕自身、いろんな「もしも」を考えながら何度も読み返しています
皆さんはどう思いますか? 「ありえる!」と思う人も、「ただの偶然でいいんじゃない?」と思う人も、きっと楽しめる話題だと思います
この考察をきっかけに、もう一度デスノートを読み返してみるのもおすすめです。
新しい発見があるかもしれません!今ではカラー版もありますしね!
