今回は、初期『ドラゴンボール』の劇場版の3作品目!『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』について語り合いたいと思います
「あれ?こんな話だったっけ?」と誰もが驚く、大胆な設定改変と、おなじみのキャラクターたちが織りなす「if」の物語
初めて観た時の衝撃と面白さを、存分にお伝えします!
ようこそ!ともや君です!X(旧Twitter)もやってます!
導入:修行と冒険の始まり
ピラフ一味が出てきてドラゴンレーダーを作るところです
そこからお馴染みのオープニングテーマ!「摩訶不思議アドベンチャー」が流れます
物語は、悟空とクリリンの修行回想をオープニングに、ファンにはお馴染みのシーンから始まります。映像はお馴染みのシーンに加え、悟空とクリリンの修行シーンが描かれます
「でっかい岩を押すところで本編開始」という、修行の厳しさを感じさせるシーンの後、彼らが目指すのは、東の都、ミーファンで開催される大武術大会
大岩を動かすのが亀仙人のジョークだったのも再現されてて笑いました
この大会と、皇帝陛下のチャオズの花嫁ランランの行方不明事件が、物語の軸となります
基本的に映画は本編とは別物として製作されていますが、本作品は特に様々な改変がされています
キャラ設定の変更
ドラゴンボールの映画は基本的に原作・TVアニメとは全く異なる世界設定です
本来なら天津飯とチャオズは鶴仙人の弟子として、二回目の天下一武道会で悟空達と戦いましたが、なんとそこを大胆にアレンジされています
- 王様がチャオズ:まさかの餃子(チャオズ)が国のトップ、ミーファンの国王!
- 天津飯は付き人:チャオズの付き人として常に傍にいるのが天津飯です
- 鶴仙人は大臣:彼の師である鶴仙人が、クールで悪辣な大臣として君臨しています。王様であるチャオズがまだ小さいため、実質鶴仙人のやりたい放題…国もそれで荒れています…どうやら弟のタオパイパイとなにか企んでいるようで…
原作では敵同士のキャラクターたちが、ここでは国の権力構造として繋がっていることに驚かされます
鶴仙人は、王様であるチャオズに「神龍に行方不明の花嫁ランランを見つけ出してもらう」と進言していますが、その裏には、きっと恐ろしい企みがあるに違いありません
なんと鶴仙流以外にも、敵側の戦力としてレッドリボン軍のメンツが加わっております
個人的に特筆すべきはブルー将軍の登場!鶴仙流をメインにして、レッドリボン軍のキャラも絡めてきますね
警察のような立場で登場したブルー将軍。邪魔なクマの獣人を豪快に蹴っ飛ばすなど、強烈なインパクトを残します。
場面は宮中…ランランが見つからないという報告をするブルー将軍です。そして「鶴仙人が花嫁誘拐の犯人ではないか?」と疑ったことでタオパイパイに、原作を彷彿とさせる、舌を使った残酷な仕置きを受けます
実はブルー将軍、鶴仙人の企みに気付いていたようで、それを暴こうとしていたんですね。原作と違って、映画版ではけっこう良いやつなのかもしれません
が、ブルー、ここで出番終了...!
舌を使った方法は、当時子どもの頃の僕もなかなかに衝撃的でしたよ
レストランでのバトル!
ミーファンについた悟空、クリリン、亀仙人、ランチさん
町のレストラン?のようなところで腹ごしらえをします
そこでボラとウパ親子も来店。どうやら大会に参加しようと町に来ていました…が、ドラゴンレーダーでボールを持っていることが知られているのでミーファン軍に襲われます。鶴仙人はもうほとんどドラゴンボールを集めているようです
そこで出てくるのは原作でも大暴れしたメタリック軍曹!
その場に居合わせた悟空とも戦います!もちろん原作同様にロボットですね
そして現れるタオパイパイ!この映画では「倒すべき最後の敵!」な印象ですね!映画のポスターにもデカデカとのってますしね
対峙するボラとタオパイパイ!原作同様に自慢の槍をタオパイパイにつままれて動けなくなるボラ!
原作だったらこのまま無残に殺されてしまうのですが…映画ではなんと亀仙人が割って入ることで、ボラは原作で辿った死亡ルートを回避!
これには拍手ですね!
タオパイパイは、一目で武天老師を亀仙人と見抜き、一旦この場は引き下がります
ブルマたちもドラゴンボールを探していた
一方、ブルマ、ヤムチャ、プーアル、ウーロン一行もドラゴンボールを探索中です
やっぱりタイトルがドラゴンボールなので、ドラゴンボールを探さなくてどうする!といったところです
そこで武道大会に参加する悟空一行と合流します
ここで印象的なのは、亀仙人のセクハラに対してのブルマのハンマー!昭和のギャグ漫画でお馴染みの巨大ハンマー!まるで『シティーハンター』のようだと感じたのは、おそらく僕だけではないはず(笑
大武術大会の開催!
武術大会が開催されます。悟空、クリリンもお馴染みの胴着に身を包み出場です
ブルマと一緒に来たヤムチャとボラも出場しています(悟空達は腕試しですが、ボラは荒れた国を嘆き、大会を通じて国王に直訴する為に参加しています)
原作の武道会と大きく違うのは、トーナメントではなく「勝ち抜き戦」ということ
一回戦目はヤムチャが勝ちました。ヤムチャの強さを見て、逃げ出す出場者達…やはりヤムチャも今でこそネタにされまくっていますが、瘦せても枯れてもZ戦士ですもんね!
そしてヤムチャ VS ボラの熱いバトルが展開されます!原作にはないもしものバトルが見られるのは嬉しいですね!
ボラの強烈な一撃を見舞われて、ヤムチャは場外まで吹き飛ばされて敗北…やりますねボラ!
しかし、勝ち抜き戦の最中、タオパイパイが乱入!ボラはあえなく敗れ、石像に串刺しにされ死亡してしまいます
せっかく原作での死亡ルートを回避したのに、運命は変えることはできませんでしたね…ある意味原作よりも残酷な仕打ちに衝撃です…!
目の前でボラを殺されて、悟空はブチギレ!かめはめ波を放ちますが、焼けたのは服だけ…ここも原作ではお馴染みですね
タオパイパイのドドンパに吹き飛ばされ、はるか遠くのカリン塔へ吹き飛ばされてしまいます
一方でブルマもプーアル、ウーロン、ランチさんと一緒に城に忍び込んでドラゴンボールを奪おうと画策します
ランチさんのマシンガンの銃弾を、鶴仙人がすべて手で掴み取るという、驚異的な技を披露!鶴仙人の武術家としての恐ろしさが際立ちます(似たようなシーンが原作で亀仙人がやっていましたが、映画では代わりに鶴仙人がyってくれましたね)
カリン塔に行った悟空
カリン塔へ飛ばされた悟空を待っていたのは、カリン様
まさかのカリン塔を登らなくてもオーケーなのは驚きですね。原作ではそれなりに苦労して登っていたのに…
そこでカリン様に大事なことを教えてもらいます
「目の前で友人が殺されて、我を忘れて、実力を出し切れていなかった」ということ
ハッとした悟空は筋斗雲に乗ってまた会場に戻ります
ここでカリン様の出番終了
(原作だとそのままカリン様と超聖水をかけて鬼ごっこをしたりして修行する悟空でしたが、映画は尺が限られているのでそこまでしている時間はありません)
まさかの「アラレちゃん」登場!
なんとこの映画にも『アラレちゃん』が登場するのです!ファンには堪らない演出ですね!
悟空がドラゴンボールを持っているかもしれないということで、ネットでも有名な、柱を投げてその上に乗って移動する独特な方法でタオパイパイ
移動中にアラレちゃんに岩をぶん投げられ、地面に落とされます
このシーンは最高ですね!マジ笑えます
まさかの移動中に狙撃されるとは…!本来ならブルーの役目のハズですが、本作では早々にやられちゃいましたので、ブルーを倒したタオパイパイにお役目が回ってきましたね
さすがのタオパイパイでも、アラレちゃんにはタジタジ…ギャグ漫画のキャラは無敵ですね
そして悟空もそこに到着!最後のバトルが始まります!
しかし、アラレちゃんが出てきた時の安心感といったらありませんね
最終決戦と天津飯の決断
冷静さを取り戻した悟空はタオパイパイを圧倒します!
ドラゴンボールといえばやっぱりコレですね!終盤での悟空の巻き返し!凄まじい強さで相手を圧倒!コレですよ!
先ほどぶっ飛ばされた「どどん波」も、もう悟空には通用しません
打つ手なしのタオパイパイ
原作同様に、騙し討ちをしようとしたタオパイパイですが、悟空に爆弾を弾き返されやられてしまいます
小さい違いはあれど、大きな違いは戦う場所が聖地カリンではなく、ペンギン村だったことですかね。個人的には武舞台で華々しく勝利を飾ってほしかった気もしますが
一方、物語は鶴仙人の謀反により、国家の危機へと発展します
大会はもうどうでもよくなっちゃって城ではドラゴンボールを巡っててんやわんやの大騒ぎ
鶴仙人の謀反に対し、王様であるチャオズは絶体絶命の危機に。ついにチャオズを排除しようとします。
天津飯はチャオズの付き人であり、最も信頼できる人物であったのですが、天津飯は鶴仙人の弟子で、いうなればスパイだったのです!
ガーン!なんということ!
鶴仙人は天津飯にチャオズを殺すように命令!揺れる天津飯!
しかし、原作同様に亀仙人のお説教に救われ、鶴仙人を裏切り気功法で鶴仙人を吹き飛ばします
因みに原作でのお説教亀仙人はコチラの記事でも触れています。普段おちゃらけてるスケベジジィがマジになるのってカッコいいですよねぇ
で、ランランはどうしたの?と思いますか?
実はランランとはお人形のことだったんですね。鶴仙人の指示で天津飯が隠していました。ちゃんと謝ってチャオズに返しました
なんともドラゴンボールらしいオチですね!
そしてドラゴンボールが7つ全部集まったので、シェンロンを呼び出して、ウパの父、ボラを生き返らせます!
尺の都合なのか、そこらへんの下りはエンディングテーマと合わせられてましたね。
これでミーファンには平和が訪れました!
まとめ:摩訶不思議な魅力が詰まった傑作!

劇場版『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』は、おなじみのキャラクターを大胆に再配置した「パラレルワールド」的な設定が魅力の作品です
一方で再放送みたいで、あまり見る必要ないのでは?という意見もありますが、やはり大人になってくると長いアニメを見返すのもなかなか大変だったりします
本作の見どころでは、原作と違った「もしも」の展開ではないでしょうか?
例えば
- 鶴仙人とタオパイパイの絡み
- ボラのまさかの死亡ルート回避
- カリン様の修行
- タオパイパイのペンギン村
原作では、見られない「もしも」が見られて面白いんですよ
ここらへんは原作を知らなくても楽しめるポイントだったと思います
それと、この映画は46分でサクッと見たいときにいいかもしれません。原作にもこんな場面あったなぁということを思い出しながら見れました
実際に僕も息子と一緒に見ましたよ。ある意味短いのでドラゴンボール入門にいいかもしれませんね
あ、そういやピラフ達は本当に冒頭だけでもう出てこなくなっちゃいましたね
