今回のお題は「金田一少年の事件簿」です!僕も子どもの頃…「なんか大人な漫画だなぁ…」と思いながら怖いもの見たさで読んでいました!
大人になって読み返すと子どもの頃とは全然違って何度も楽しめる作品ですね!
そして金田一少年といえばこのセリフ!「ジッチャンの名にかけて」です!このセリフを言う時のはじめちゃんは格好良すぎてシビれまくりですね!
そして今回は、漫画版金田一少年の事件簿Fileシリーズの「ジッチャンの名にかけて」を集めてみました!ネタバレ全開で感想、思い出を含めて語っていきます!
Fileシリーズをまとめてみた!
Fileシリーズといえば「オペラ座館~速水麗華誘拐殺人事件」までのことですね
ネタバレ全開で、当時の感想も交えながらお話しさせて頂きます!
それではいってみましょう!
①オペラ座館殺人事件
実は一番最初の事件の「オペラ座館殺人事件」では言っていないのです
代わりに美雪が言ってくれています
自分が襲われるんじゃないかと不安になっている早乙女先輩へのセリフです
このあとファントムに襲われてしまうわけですが…
緒方先生…生き残ってレギュラー化してほしかったなぁ…
②異人館村殺人事件
初出はいろいろ訳アリの「異人館村殺人事件」からになります
ドラマでもなかったことの扱いされている不遇な事件です…
なんとここで初めてこの名言が出てくるのです
しかしこのセリフは、実は犯人だった小田切先生を元気づけるためにも放ったセリフなんですよね…
この時の小田切先生の「ありがとう…」はどんな気持ちで言ってるんでしょうね…
③雪夜叉伝説殺人事件
記念すべき明智警視と速水麗華の初登場事件!
明智警視…最初はキャラがまだ定まっておらず、ただのイヤミヤローでしたね(笑
ですが、実はこの事件でも金田一は「ジッチャンの名にかけて!」とは言っていないのです…意外でした…
そして、この事件のトリックのインパクトは作中でもダントツではないでしょうか?
車も通れる氷の橋…!なんて大胆な発想なんでしょう…!
子ども心にメッチャ印象的だったのを今でも覚えています
そういえば、この事件で初めてハサミにも左利き用の物があるって知りましたね
④学園七不思議殺人事件
鏡を使ったトリックが印象的な「学園七不思議」
桜木センパイ…緒方先生同様、これからの主要人物として活躍して欲しかったのに…(美雪と三角関係になったりして…)
ちょい役の朝基や真壁みたいなポジでもいいのに…本当に金田一は容赦がないですよね…
放課後の魔術師は、小学生当時は本当に恐怖でした…
因みに、大人になってから桜木センパイの元ネタを知った時の衝撃はというと…笑
⑤秘宝島殺人事件
メッチャ冒頭に、事件とは関係ないですが言っています
冒頭ではお約束となりつつあるこのシーンです!
そして茅さん…幼い僕にトラウマを植え付けたキャラの一人です…
一方で、最後の金田一のお説教は、当時とても感動しました
⑥悲恋湖伝説殺人事件
この事件では2回言ってます
一回目は、事件とは関係ないですが、メッチャ冒頭で言ってました
もはや金田一少年シリーズでは「お約束」になりつつありますが…
それにしても「いいとも」とか「鬼平」とか時代を感じますな…僕も見ていました…!
そしてなんと、今回の事件は記念すべき「いつきさん初登場」の事件です
今でこそ、人情に厚い男になっていきますが、最初はけっこうキワドイキャラでしたね…
でもあの飄々とした感じは好きです
そういえば今思うと、いつきさんはアニメではワンピースのサンジと同じ声優さんでしたね
遠野センパイが殺されてしまい、落ち込む金田一が自分を奮い立たせて美雪に宣言するシーンですね
⑦異人館ホテル殺人事件
人気の高い「金田一少年の殺人」の前に、金田一が手錠をかけられてしまう事件です
そして、佐木くんが…(泣
この事件は金田一少年の中でも「魔犬の森」に並ぶ衝撃作と思います
この絵はネットでもけっこう見る気がします
しかし、犯人がケーサツ側だったとは…ある意味反則ですよね…不破鳴美警視には女版明智みたいな。金田一嫌い系のイヤミオバハンデカな感じで再登場してほしかったなぁ…本当に金田一少年は容赦ないですよね…
安全圏は美雪とか剣持のオッサン、明智警視とかそれくらいでは?(レイカちゃんはないと信じたい…)
⑧首吊り学園殺人事件
秘宝島と同じようなノリで2回出てきます
一回目がコチラ
個人的にこのノリはお約束なので、けっこう好きです
2回目はコチラ
異人館村の時もそうですが、元気づけるためにも言っていると思うのですが、その人は犯人です…犯人も、どんな気持ちで「ありがとう」と言っているのでしょうね…
しかしこの事件…子ども心にメッチャ怖かったですね…子守歌をこんな不気味に事件に組み込むなんて…脱帽ですよホントに!
⑨飛騨からくり屋敷殺人事件
一瞬、金田一が本当に帰りかけた事件でした…犯人側からしたら完全犯罪一歩手前まで、はじめちゃんを追い詰めましたね…
「ジッチャンの名にかけて」は見つけられなかったのですが、代わりに美雪が発言しています。犯人に一度捕まって、生存してからのセリフですね
事件のラストは、お母さんの執念というか…毒を盛られてまで我が子を守ろうとしたお母さんの狂気?といいますか…トラウマ級だったのをいまでも覚えています。
あと、「どんでん返しの扉」のトリックが子どもにメッチャわかりやすいのが印象的ですね。雪夜叉といい、金田一はこれくらい大胆なトリックがいいと思います!
⑩金田一少年の殺人
シリーズ屈指の名作と言われる本事件。金田一少年は殺人なんてしていないのにタイトルは「金田一少年の殺人」です。
クローズドサークルで起こるのが主な金田一で、珍しくいろんなところで事件が起こりました(学園七不思議や首吊り学園では閉ざされてなくても事件の起こる場所は一緒でした)
野暮なツッコミは置いておいて…ここの「ジッチャンの名にかけて」は鳥肌ものです!
そういえば、はじめちゃんが明智警視に拳銃で撃たれたシーン…「なんで手を当ててるの?手を貫通しないとおかしくない?それか撃たれてすぐに手を当てた?考えにくい…」と、子どもながらに疑問に思っていました…
⑪タロット山荘殺人事件
なんと、タロット山荘は、珍しいパターンなのです!!
通常ですと「ジッチャンの名にかけて」と発言してからの「謎はすべて解けた…」の場合が多いのですが
この事件に関しましては「謎は全て解けた!」の後に出てくるんです!珍しいですよね!?そして、声にすることなく、金田一が心の中で言っているのです!けっこう事件に巻き込まれて落ち込んでいる人(犯人含む)に向けて元気づけるために発言することが多いのですが、かなり珍しいパターンですよね。
状況としては、犯人の罠によって金田一は死にかけます…その状況でも思考を巡らせ、犯人を特定
そして見事、窮地から生還し、このセリフを心の中で自分に向けて語り掛けます
⑫蝋人形城殺人事件
出ました!蝋人形城!これははじめちゃんが推理ミスをする珍しい事件として有名ですね!
そして、この事件で言う「ジッチャン」は、なぜかカタカナになっています

コロンボさん好きだったなぁ…再登場求ム!
⑬怪盗紳士の殺人
首狩り武者に続き、なんとこの事件でも金田一は帰りかけます
そして前回は「ジッチャン」はカタカナだったのに対し、今回でまた漢字にフリガナに戻っています
なにか理由があるのかな…
ここを最後に「金田一耕助」にルビを振っての「ジッチャン」は出てこなくなります
大人の事情というやつですね
⑭墓場島殺人事件
今回からカタカナの「ジッチャン」に統一されていきます
確かドラマの最終事件だった気がします、「これで終わっちゃうのかぁ…」と寂しい気持ちを今でも覚えているので、思い出深いですね
⑮魔術列車殺人事件
記念すべき永遠のライバル高遠遙一の初登場!
当時、金田一がどうやって底なし沼から生還したのかわからず何度も読み返したものでした…今でもわかりませんが…
これもまた珍しく、事件が解決した後の高遠が刑務所から脱獄した報告を聞いた際に言いました
⑯黒死蝶殺人事件
個人的に、一番ショックだった事件です…るりちゃん…まさか子どもは安全圏だと思っていたのに…酷すぎるよ!先生!
本当に金田一は容赦がありません。幼い僕に一体いくつトラウマを植え付ければ気が済むのでしょうか?
怒りに燃える金田一!2ページにわけて言っています!
超サイヤ人が如く体からオーラがほとばしっちゃってますね!
僕も当時怒りに震えました…が、犯人の気持ちを想像すると泣けてきます…子ども心に、犯人の過去話にガチでもらい泣きした唯一の事件です…
⑰仏蘭西銀貨殺人事件
これはますみちゃんも惚れちまうやろ…
メグレ伯爵…!メッチャ好きでした!再登場しないかなぁ…
⑱魔神遺跡殺人事件
これまたいろんな意味でこれまたトラウマな宗像センパイが出てくる事件です…子どもには刺激が強すぎまんがな…笑
珍しいパターンで、八話目の扉絵で心の中で言っています
この左手の握り拳がいいんですよね!
⑲速水玲香誘拐殺人事件
Fileシリーズの最後の事件ですね
真面目な「ジッチャンの名にかけて!」が2回聞けます
それにしても玲香ちゃんは二度目の誘拐です…かわいそうに…
当時、単行本で読んでいたとき「え!これが最終回!?」と仰天しました
まとめ
今回は漫画版金田一少年Fileシリーズの「ジッチャンの名にかけて」を集めてみました
やはりこのセリフを言い放つ金田一はイケメンですね!サイコーにシビれます!
個人的にはですが、僕はコナンも好きですが、どっちかっていうと金田一少年派です
ではまた!




















