こんにちは!ともや先生です!
初めての保険って悩みますよねぇ…
僕もお金の事はド素人でしたので、保険加入を機会に「お金の勉強」をしてみることにしました。
僕は貯蓄型保険を2年ほど契約していましたが、解約しました。
その体験を通じて、なにかお役に立てることをお伝えできれば!と思います。
僕がFP(ファイシャンナルプランナー)から保険を契約し解約をするまでの流れ
僕も友人のススメでFPさんと会って契約をしました。
その方はとても熱心な人で、僕自身の人生にあった計画を丁寧に考えて提案をしてくれました。
しかし、それでもFPさんから契約はオススメできません。
保険を考えるキッカケは第一子誕生
当たり前ですが、僕も最初はなんの保険に入っていませんでした。…が、第一子が生まれた際に「保険に加入するかどうか」を考え始めたのです。
そんな中、転職を機に「確定拠出年金IDECO」の書類が届いたのです。
どうやら、前の会社が自動でやってくれていた「公的年金の他に、自分で行う積立の年金」のことのようです。
でも「もう会社を辞めたのだから、個人の管理になりますよ。あとは自分でなんとかして下さいね。」ということですね。
しかも、このままなにもしないで放っておくと、管理手数料としてジワジワ元金が減っていく。ということ。
かなり焦りました…!お金に関しては無知だったので「そんなー!え?コレどうすりゃいいの!?つかIDECOってなんやねん!」という状態でした。
そこで、友人に相談することにしました。
友人からの紹介!
僕と同時期に同じ会社を退職をした元同僚に相談すると…
「なんかこんなの来てたんだけど、IDECOってなんなの?知ってる?」と聞くと…
「良い人がいるから紹介してあげるよ!」
と言われました。
「あぁ、持つべきモノは友達だな!ありがとう!」と感謝し、その方と会うことになりました。
その時は「お金の事はプロに頼むのが一番!素人が下手に手をだしちゃいけないもんだぜ!」くらいに思っていました。
ある日、電話が鳴り、その人と会うことになりました。
なんと僕の仕事の予定に合わせて自宅まで来てくれるんです。
「うわー!スゴイ至れり尽くせりだなぁ、たすかるわぁ~!親切だなぁ!」という風に思いました。
その時の僕は、その人の事を、学生時代の友達かなんかだと思っていました。
訪問①:実はファイナンシャルプランナーだった!
…確か、仕事のない土曜の朝に来てもらったと思います。
約束の時間になると、時間キッカリに「ピンポーン」と呼び鈴が鳴りました。
スーツをバッチリ着込んで、笑顔が素敵な「いかにも仕事ができそう」な30代前半?くらいの男性でした。
ですが、自己紹介の時に、僕がしていた大きな勘違いが発覚しました。
そのお方は「友人の学生時代の友達」とかじゃなくて、FP(ファイシャンナルプランナー)さんだったのです。
要するに保険のセールスマンです。
相談にのってくれる親切な友達の友達。くらいに思っていたのでかなりの衝撃でした。
そこで、「え!?」とまず思いましたが、友人の紹介ということでまず話を聞くことに…
雑談から始まり、次に年収を聞かれ、人生計画はどうするのか?という話になりました。
僕としては「え?IDECOの話をするんじゃなかったの?」とは思いましたが、一応聞かれた質問には答えて人生設計をすることに。
多分、友人からは「なんか困ってるっぽいから相談にのってあげて!」くらいにしか言われていなかったのでしょうね…
途中、IDECOの話をすると、とても親切丁寧に説明してくれて、移管の手続きも滞りなく終わりました。
ですが、そこでも話が終わらず保険の話に…
僕も冒頭でも触れましたが「なにかしら保険に入らなくてはな…」と思っていたので、保険についていろいろと質問をしてみることにしました。
とりあえずその日は2時間くらいで話は終わりました。
もうお金のことはド素人なので、初めて聞くような単語ばかりでチンプンカンプンです。
説明される事については「そういうもんなんだ~…」くらいに受け止めていました。
訪問②:人生計画を丁寧に立ててくれた
2日目
その日は二週間後の日曜の十時だったかと思います。
1日目で話した年収をもとに、人生計画を考えてくれていました。
だいたい人生で使うお金の額は計算できてしまうそうです。
- 1ヶ月にいくら使うか
- 家賃はどれくらいか
- いつ頃家や車を買いたいか
- 今の収入は
- 子ども達の入学、卒業etc…
上記のように、そういったものでザックリと計算できるようです。
丁寧に高そうなファイルからカラー印刷された書類を見せてくれました。※今はもう捨ててしまったのですが、けっこう作るの大変そう(なのかな?)な資料でした。
グラフにして僕の人生設計、お金の動きを詳細に計算してくれていました。スゴイ良いFPさんだと思います。
そこで熱心に、このように説明されました↓
- お客様にとって本当に必要だと思う保険に入って欲しい
- 入った後に後悔はしてほしくない
- 結局は損をしてしまう悪質な営業もいるが、自分は違う
冒頭にもある通り、保険にはいつか入ろうと思っていたので、第一子も生まれたのでちょうどいい!と思い僕も真剣に考えました。
2回目の訪問はこれくらいで終了…時間としてはまた2時間くらいかかったと思います。
訪問③契約!そして勧誘…!
またその2週間後かな?日曜の朝十時に来て貰いました。
もう話は大詰めです。
あとは契約をするかしないか?
僕の考えている保険は「貯蓄型保険」でした。
説明すると、毎月16,000円で僕になにかあって働けなくなったらおりる保険です。そして積立期間は10年。10年経った後は運用され、お金が増えていく。しかし10年経たないで解約をしてしまうと、お金が減った状態で返ってきます。というものでした。
当時僕は「保障もされて10年後にはお金が増えていく!?なんていい保険なんだ!これは入るっきゃない!」と思いました。
そして契約…!!
僕も遂に保険というものに入ったんだ!としみじみ思いました。
ですがその後に「知り合いの紹介」を強く勧められました。
それまで物腰が柔らかく丁寧な対応だったのですが、けっこう押しが強く引いてしまいました…
「友人に話しておく、電話番号を伝えておくようにするので、そっちから電話をするようにしておく。」と伝えたのですが、それでも押しは強く「いつ頃話してくれるのか、連絡はいつ頃来るのか?」を熱弁されました…
正直それにはかなり戸惑いました…
まぁFPさんもボランティアではないので、そこに熱が入るのも当然といえば当然かもしれません…
2年ほど契約してから解約
こういった経緯で僕は保険を契約したわけですが、2年後に解約してしまいます。
そのキッカケは、契約してから1年くらい経ったある日、ふとコンビニでこのような本を見つけました。
カミナリに打たれたような衝撃です。
そこで僕が知ったのは、「お金の事も勉強できるんだ!手を伸ばせば情報はそこらへんにゴロゴロ転がってるんだ!」ということでした。
保険は家や車に並び、人生で最もお金がかかるお買物!それを人任せにしてしまっていいのか?はたして本当にそれでいいのか?
そこからはもう調べまくりましたね。
ネットで検索しまくりましたし、YouTubeでも動画を見まくりました。
王道中のド王道、両学長にもお世話になりました。※コチラは聖書みたいなものです↓
そして、「お金のことも人任せにしちゃいけないんだ!」と強く感じ、保険のことも調べ上げ、自分の意思で解約をしました。
ですが、「10年積立」でしたので、元本割れ…たしか二万くらい損をしたと思います…
それでも僕は解約をし、代わりに投資をすることにしました。
勉強して学んだ事
ここからは、僕が実際に学んだ事で特にお伝えしたいことをお話ししていきます。
いかに「お金」に対して「無知」であったか
お金って生活にとても身近なのに、誰も教えてくれないんです。
お金のことは、どこか遠い世界の、限られた専門家のみの領域というように錯覚していました。
手を伸ばせば届くところに情報はあったのに…
会計士や税理士みたいな専門家はまた別ですが、今の時代は基本的な知識は自分で調べることが可能です。
因みに、お金に対しての無知を気付き始めたのは契約から1年後だったのに、なぜ解約が2年後なのか?というと、サボりサボり勉強してたからです…やはり新しいことをやろうとするとエネルギー使いますよね…汗
「窓口」や「FP」からは絶対に買わない
まずお金の勉強をして、多くの方が口々に言う言葉は「窓口には近付くな!」「FPからは買うな!」というようなものでした。
なぜ、FPや窓口で契約をしてはいけないのでしょうか?
当たり前な話ですが、人から買うと手数料を多めに取られるんです。
それもまぁ当たり前な話ですよね。
間に人を入れると、それ相応のお金を取られますよね。
その「売り上げ」が欲しいのです。
考えてもみて下さい。なんの関わりもない赤の他人の為に、貴重休日を潰して朝の10時に自宅まで来ますか?
なんでそこまでするの?そこに「売り上げ」があるからです。
正装して自宅まで行くのってけっこう大変ですよね?でもその労力を補ってあまりある「売り上げ」があるからFPは自宅まで行くのです。
今思うと合点がいきます
要望にメッチャ合わせてくれて良い人!…じゃないんです!「売り上げ」があるからそこまでするんです!
夜の12時とか言っても来てくれそう…いや、それはさすがにないかな?
僕の例で言うと「10年積立」ですので、10年間毎月毎月お小遣いを払い続ける…という状態になるということです。
しかも満期で解約しなければそれ以降も、余計なお小遣いを払い続け、十年を過ぎても、むしり取られるというわけです。
しかしそれも当然…!
「窓口」も「FP(ファイナンシャルプランナー)」もボランティアでもなければ、純粋な人助けでやっているわけではないのです。
「自分で考えるのが面倒で、全部お任せしたい!」と思うのならいいかもしれませんが、僕はそれは嫌だったので解約に至りました。
…なので「自分で調べたり、考えたりするのが面倒、全部代わりにやって下さい!」と思うのでしたら窓口やFPさんにお任せしてもいいかもしれません。
そして、「基本的に相談する人と売る人が同じな場合は信用はできない」ということです。
中には「詐欺同然で必要のない保険を高く売りつけてくる悪質な人」も世の中にはいるって聞きます…
例えば窓口で「うちの社より、他の社の方が安いから、そっちの方がいいですよ?」とはならないですよね?
窓口もFPも営業マンです。
あくまで「売り上げ」が目的なのです。(別にそれが悪い事だとは思いませんが)
スーパーで買うと、原価に上乗せされた金額で買うことになりますよね?それは別にいいことです。ですが農家まで直接買いにいくとなると大変ですよね…その分の手間や作業を肩代わりしてくれるのです。
ただ、窓口もFPも「手数料の説明」をあんまりしないのです。
それは僕自身も感じるところ…
相手からは「契約書を確認してみてください。」や「手数料はこんな感じです。」みたいにサラッとしか言われません。
僕は仕事柄よく銀行には行くのです。(某大手メガバンク)そこで待ち時間に、いろんな投資や保険の勧誘を受けるのです。一応「聞くだけ聞いてみるか!」と思い、耳を傾けますが、手数料の話はほぼゼロ。これは知らない人は流されちゃうなぁ…知識がないって怖いな…なんて思ったりします。
お金の勉強なんかした事がなかったので、今思うと「いいカモ」というヤツですね。
一般的には年間手数料は0.5%以上だと高いと思った方がいいそうです。
ただ苦手意識で思考停止していた自分が恥ずかしいです。
契約するなら個人で直接ネット契約
本当に納得して加入するのなら別ですが、だったら自分で調べてFPや窓口を通さずにご自分で契約することをオススメします。
上記の通り、ムダに手数料を払うことになるので
それをきにしないほどお金があるのなら別ですが…
お金がある人は別にそういうの気にしないですよね…
僕がしていた【最大の勘違い】は『保険は「窓口」や「FP」に勧められてしか買えないもの』だと思っていたことです。
しかし違いました。今のこの時代、インターネットで保険も個人で直接申し込めるのです。
手数料が、かなり違います。
上記もしましたが、間に人を通すとその分、手間賃が発生するのは当然のことです。
ただ、知識がないと話になりません。
そこらへん面倒だからプロにお願いしまーす!と思うのならいいかもしれませんが…
なるべくでも安く済ませたいのであればご自分で勉強されることをオススメします。
ただ、注意したいのは「保険必要と不必要」で両方調べることです。
自分が必要と思うなら不必要側の意見を!逆に必要と思うなら不必要側の意見を!取り入れること。
自分が欲しいと思う情報だけではなく、反対の意見も集めないと情報が偏ります。
窓口やFPが悪いわけではない
「悪い」という表現を、あえてするのであれば「知識のない自分」です。
窓口やFPも仕事なので、いろいろと教えたらお金をとるのは普通のこと。
加入したあとの、なにか困りゴトや相談にものってくれますしね。
塾や教室に通うとお金を取られるのと同じ理屈です。
「自分が儲かるから!」とマルチに勧めてくる友人とはワケが違います。
余計なお金を払いたくないのであれば、自分で勉強して考えることです。
僕は考えた末に保険を解約し、投資を始めました。
「保険」が不要と言っているわけではない
重ねてお伝えしたいのは「民間の保険が必要無い!」といっているわけでもありません。
本当に必要な人もいると思いますし、それで救われている人もいます。
ただそれを他人任せにせず、自分で考えて本当に必要な保険に入る事が大切と考えます。
ボクはそれを他人任せにしてしまいました。
なんとなく保険に入らなきゃあなぁ…と思い、流されるまま契約…愚の骨頂ですね…
まとめ
今の時代、保険やお金の事は自分でいくらでも調べられます。
是非自分から手を伸ばして情報を取りに行って下さい!
ご自分の大切なお金を守る為にも!
やはり「人生は勉強!勉強!」ですね。ではまたどこかでお会いしましょう!
コメント