こんにちは!ともや先生です!
今回はスパイダーマンについて語ります!
実写映画スパイダーマン作品の中の最初のシリーズ…
「サム・ライミ監督 トビー・マグワイア主演のスパイダーマン」について語ります!
もう何回リピートしたかわからないほど見まくっています!
MARVEL作品が世界で有名になるキッカケを作った偉大な作品。
当時の思い出を振り返りつつ語り尽くしていきたいと思います。
スパイダーマンの最大の魅力
怪力、壁に張り付く能力、スイングアクション、スパイダーセンス…それよりも大きなスパイダーマンの魅力…
それは「欠点のある主人公」ということだと思います!「欠点が魅力?何言ってんだ!」と思いますか?
欠点があることで身近に感じる
「主人公に欠点がある」ということ。今では当たり前かもしれませんが、当時の僕には斬新でした。
基本的にヒーローは完璧超人なのです。力は勿論なのですが精神面でもそうです。
例をあげるなら、スーパーマンやバットマン、アイアンマン等、ヒーローは成熟した大人です。
加えてバットマン・アイアンマンなんて大金持ちだったりしますし、大きな組織がバックについてたりします。
でもそれだと感情移入しにくく「遠い存在」に感じてしまう場合があるのですよね…
確かに、見ているのが学生さんとかだと、自分に重ねづらいかもしれませんね…
※補足すると、完璧であるが故にすっごいハンデ背負わせたり過酷な状況に身を置かれたりするわけですが…
日本のアニメとかで例をあげるとするとドラゴンボールやワンピースも鋼鉄メンタルですよね。「強いヤツと闘いたい!」「海賊王になりたい!」
スパイダーマンみたいなスーパーヒーローだって僕らと同じように悩み、苦しみ、葛藤する…それこそがスパイダーマンの魅力なのです。
アイドルでも手の届かない存在よりも「会いに行ける!」ということを売りにして一世を風靡したりしました。
その中で、まだスパイダーマンはまだ子ども…いろいろと思い悩むのも当たり前です。
この「親しみやすさ」が、最大の魅力ともいえます。
悩む思春期ヒーロー!
上記では「欠点」があることが魅力であるとお話しさせて頂きました。
これからはもっと具体的に話していきます。
スパイダーマンは「思春期真っ盛りヒーロー」なんです!
バットマンとか30代中盤ですが、スパイダーマンは15歳の高校生!
メッチャ多感でデリケートなお年頃です!
例えば以下の事…↓
- 恋人の舞台を見に行きたい!
- 学校の授業に参加したい!
- アルバイトでピザを普通に届けたい!
しかし道中に様々な事件が起きてしまいます…
それを見捨てることはできないので、スパイダーマンになってズバッと解決するのですが…それで約束の時間に間に合わない…
普通の学生みたいに、デートしたり、勉強したり、バイトしたりすることが、ヒーロー活動の為にままならないんですね…
その葛藤にスパイダーマンは思い悩むことになります…
確かに、もう大人でお金持ちだったりすると学校にも行きませんし、バイトもする必要はありませんね…
それ故に、ヒーロー活動をボイコットすることもあります。※パーマンでもそんな話ありましたね。
でも理由は言えず、ひたすら謝るばかり…相手との溝は開いていくばかり…
無償でヒーロー活動してるのに誰も褒めてくれない、それどころかプライベートを犠牲にして、恋人にも話せない…そりゃ嫌にもなりますね…
なにもかも嫌になって闇堕ちすることもあります…
ですがその葛藤が物語を盛り上げていくのですね!
サム・ライミ監督はそこらへんの人間ドラマの作り方がメチャクチャ上手いんです!
ですが、精神的に成熟した30代中盤の「スパイダーマンアフター」みたいな作品もそれはそれでメッチャ興味あります。
味わい深い地味なヒーロー!
スパイダーマンは他のヒーローほど華やかではありません。実に地味なヒーローなのです。
蜘蛛の糸を放出する能力の他には、超人的な反射神経と危機察知能力のスパイダーセンスのみです。
確かにミラクルソードや、スペシャルブラスターのような武器もなければ、合体ロボもなく、目からビームも出ませんね…
バットマンのようにハイテク機械もなければ、スーパーマンのような常識外れの怪力や時間を戻す能力もありません。
MCU版のスパイダーマンはアイアンマンみたいな超ハイテクスーツになっていますが、それはまた別のお話
スパイダーマンは、ヒーローでもかなり普通の人に寄り添ったヒーローなのです。
超人的な反射神経と危機察知能力はありますが、特別な武器は特になく、パンチやキックしかありません。
せいぜいクモの糸を利用して闘うくらいですが…そこがいいんです!!!
スパイダーマンが突然、剣を持ったりビーム出したりしたら、それはもうスパイダーマンじゃありません…!
命題:大いなる力には大いなる責任が伴う
スパイダーマンという作品が伝えたい事、それは「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉。
これはスパイダーマンであるピーターの叔父さんであるベン・パーカーの残した言葉です。
※ピーターは両親は不在で叔父さん夫婦との3人家族です。
これこそが一番訴えたいことなのだと、僕は思っています。
この言葉を伝えられた状況…!
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
作品の中で最も有名な言葉です。
当時、僕はまだ子どもだったので、この言葉の意味がよくわかりませんでした。
この言葉を伝えられる時の状況なのですが…
ピーターがある日突然スパイダーマンとしての能力に目覚め、今まで自分をいじめていたクラスのボスをぶっ飛ばしました。
ここだけ聞くと、よくある「なろう系」で、誰もがスカッとする瞬間です。
でもそれを聞いたベンおじさんはピーターに説教をします。
「お前がぶっ飛ばした生徒は素行が悪かったというのは聞いた。その生徒に恥をかかせたんだ。さぞ良い気分だと思う。でも本当にそれでいいのか?」
というような内容でした。
当時はそれがなぜか全く分かりませんでした。
一番自分の見方であって欲しい叔父さんに、なんで怒られなくちゃいけないのか?
「いじめっ子をぶっ飛ばしたんだから、それでいいじゃないの!アイツはそうされるだけのことをいしているし、なんでいじめっ子の方を庇うの?なんで?」
僕もこんな風に思っていました。
この言葉の意味とは…!
大きな力を持ったということは、持ってない人にはできないことができる。という事です。
例えば、火事があったとします。
でも一般市民にはなにもできない。
自分だけに、それを救える力ある。力があるのにそれを使わないということは、見殺しにすることになります。
つまり「人とは違う能力を持ってしまったということは、その能力に見合ったことをしなくてはならない…」ということです。
それは本当に過酷なことなんだ…
ということを伝えたいんだと思います。
もっと極端な例をあげます。
例えば貴方に「触っただけで、どんな怪我でも治せる能力」があったとします。
毎日たくさんの患者がその人の元を訪れて大忙し…
疲れたから…と言って仮眠をとっている間に、救えなかった命があったとしたらそれは貴方の責任でしょうか?
もっと言ってしまうと、寝る間も惜しんで不眠不休で怪我を治しているにも関わらず、間に合わずに救えない命があったとしたらどうでしょうか?
本作はその葛藤を描いている作品だと思います。
「ライミ版スパイダーマン」の特徴
スパイダーマンという作品はたくさんありますが、僕が一番推すのは一番最初の「三部作」です。
サム・ライミ監督トビー・マグワイア主演のスパイダーマン…スパイダーマン1・2・3です。
タイトルも実にわかりやすいですね。
3で完結し、それから監督や配役を変え、二度ほどリメイクされています。
その中で初期三部作、他作品との一番の違いはなんでしょうか?
重厚なストーリーや複雑な人間関係等、pあげられるのですが、その部分は他作品も負けてません。
手から直接糸が出るかどうか
スパイダーマンといえば、蜘蛛の糸でビルとビルの間を軽快に飛び回ることが印象的ですよね?
あのジェットコースターのような迫力あるスイングアクションは素晴らしいと思います!
サム・ライミ監督のスパイダーマンの最大の特徴は「スパイダーマンの手から直接糸が出る」というものです。
実はアメコミ版スパイダーマンの原作では「糸」は腕につけた装置から発射される。というものだったのです。
サム・ライミ監督版以降の映画作品では原作よりに設定は変更され、手首につけている装置から糸が発射されていきます。※なので闘いの最中に壊されてしまうこともあります。
しかもその装置はスパイダーマンである高校生ピーターが直接開発したものです。
これには僕は後から知ったのですが、かなり驚かされました。
なぜ手から直接糸が出るように原作改変を行ったかというと…
サム・ライミ監督によると「世界の名だたる大企業が技術の粋を集めても開発が不可能なモノが、いくらスパイダーマン自身が天才少年だったとしても、独自に開発することは不自然だ。」というものです。
この理由にはメッチャ納得しました。
個人的に思うところは、装置を使って糸を出すのであれば、誰でもできてしまいます…それを知った時はけっこうショックでした…
スパイダーマンだけができる!という特別な能力にして欲しかったです…
確かに、糸を支える力、引っ張る力、糸を対象物に当てる、飛び上がる力等の総合力が無ければスパイダーマンのように自由自在に飛び回ることは不可能かもしれませんが…
スパイダーマンという名前を冠している以上、糸くらい自分で出して欲しかった…と思います。
映画「スパイダーマン三部作」の感想
当初僕はスパイダーマンの知識はほぼなく、
スパイダーマンが初めてのアメコミ実写化作品でした。
ゲーセンの「マーベルVS亀仙人カプコン」という格ゲーでしか知りませんでした。
そこでスパイダーマンの実写映画が話題になっていたのでレンタルして視聴することに…
最初に見た時の衝撃!
今ではそう珍しくありませんが、当時の僕としては「いじめられっ子が突然スーパーパワーに目覚める!」という設定がとても新鮮に見えました。
※ドラゴンボールやワンピースも、主人公は最初から強いですからね。
チートアイテムで一時的に無双したとしても、あとで必ずしっぺ返しをくらうのが、児童漫画のセオリーです。※ドラえもんなんてそうですよね。
映画のスパイダーマンは当たり前のように自分の手から糸を出し軽快にビルとビルの間を縦横無尽に飛び回ります。
スーツは着ているだけ。という設定にも驚かされましたが、装置から糸を出しているということを初めて知ったときはかなり衝撃でした。
当時の僕は日本のヒーローしか知りません。
日本のヒーローのように変身という概念はなく「スーツはただの飾り」という概念なのですね。
日本のヒーローは変身しなくては弱いですが、海外のヒーローはその人そのものが強いのです。
なので、当時の僕からしたらスパイダーマンに変身してパワーアップ!そのまま手から糸を出すことになんの違和感も持ちませんでした。
確かによくよく考えると、手から直接糸が出てくるのは人間業じゃないですよね。
そこからはもうスパイダーマンの虜です。
能力に目覚めてすぐのピーターは、ジョジョさながらの時間を操る能力を発動します。笑
正確にはスパイダーセンスによる超感覚なのですが…
その力を使っていじめっ子をぶっ飛ばします!これには気分爽快でした!
それについての詳しい話は上記に…
そしてなにもかも背負わなくてはならない過酷な運命…
親友のハリーにも父親殺しで恨まれ…でもその経緯はハリーには話せない…より一層傷付けることになるから…
孤独と葛藤を抱えたスパイダーマン!
MJとの恋愛にドキドキ
スパーダーマンを語る上で外せないのは MJ というヒロインの存在です。
昔からのピーターの憧れ永遠のヒロインです。
好きな女の子のために体を張るヒーロースパイダーマンです。
実にカッコいいですね!
アニメ版のデビルマンなんかもそうですよね 好きな女の子のために一族を裏切ってしまうわけですから…
このMJがめっちゃ恋愛体質なんですよ。常に男がいなきゃダメというもの。
なんと初期はピーターをいじめていたいじめっことも付き合っています。
ピーターと付き合うようにはなったものの うまくいかず 距離ができてしまうと他の男とも付き合っていくようになります
ピーターの親友のハリーとも付き合ったりしています。
当時は映画を見ていて そこまで気にならなかったのですが、こうして文章にしてみると結構とんでもない女ですよね。
でもそのMJとピーターの恋愛模様がとってもハラハラさせるわけです!
両思いなのにうまくいかない。
スパイダーマンとしての使命を全うするために MJ は ほったらかしにされてしまうわけです。
そこが何とももどかしく物語をより、盛り上げていきます。
そして何かと色々と巻き込まれてしまうのですね。
とらわれのお姫様を助けに行く勇者。という 講座はシンプルではありますが一番盛り上がりますね。
それは日本でも海外でも考えは一緒なようです。
結構 ネットとかではブスがブスだみたいに言われたりすることもありますが、僕は全くそう思いません 非常に魅力的なヒロインだと思っています。
土砂降りの雨の中での逆さまになった スパイダーマンとのキスはシリーズ 屈指の名シーンですね。
スパイダーマンといえば このシーンを思い浮かべる人も少なくないと思います。
OC というドラマ ではこのシーンのオマージュ もあります。
このシーンを見た時は しびれましたね。
スパイダーマン3の感想
スパイダーマン3はファンの間でも賛否がわかれる作品ですね…
1と2の流れが完璧でした。
その分3のハードルが高くなりすぎてしまったことも一因でしょう。
3はハリーが記憶を無くすところまではよかったのですが、そこからが急展開すぎて、視聴者を置いてけぼりににしているイメージがあります。
そして「サンドマンどこいったの!?」と最後思いました。
それは大人の事情で「ベノム」を出さなくてはいけないことが急遽決まったという煽りもありましたね。
僕としては3でサンドマンをメインにし、ベノムをちょい出しくらいにしてファンを煽り、映画のラストでハリーが記憶をなくして終了!
4で新ヴィラン(リザードマン?)と、またヴェノムを出す。
いろいろあったハリーと協力してベノムを倒して完結!※片腕の先生も伏線としてでてましたね。
…が一番よかったのでは?と昔から何回も妄想しています。
本来であれば「4・5・6…」と続いていく予定であたスパイダーマン…
大人の事情もあり監督の好きなように作れず3で完結してしまいました…
今でも「なぜライミ監督の好きなように作らせなかったんだ!2までは完璧だったじゃないか!」と思う時あります。
色々書きなぐりましたが スパイダーマン3 もとっても面白い作品です。
めんどくさい ファンの欲張りな発言 だと思ってください。
NWHの感想
NWH…「Spider-Man: No Way Home」の略ですね。
なんと「トビー・マグワイア復活!」するというニュースが飛んできたのには震えました!
当時はコロナで映画館に行くのを自粛していたのですが…
なんと、公開終了後に未公開11分を追加した再上映「エクステンテッドバージョン」が上映されることになったのです!
なんとか劇場で見ることが出来ました。結果オーライってやつですね!
劇場で見たトビーは…スパイダーマン3から何年も経ってはいましたが、当時のピーターそのものでした!
時間を全く感じさせませんでした…!
僕の予想では「ちょっとだけ出てすぐいなくなるのかな?主人公のピンチに颯爽と現れて助けてすぐに退場するのかな?」くらいに思っていましたが…
がっつり本編に関わっていました!!それが何とも嬉しかったです。
個人的には、最大の特徴である「手から直接糸が出る」という部分も、しっかりいじってくれたのが、痒いところに手が届いてました!
こういう形で復活もあり得るんだな!と知り嬉しく思いました。
僕は今でもスパイダーマン4を今か今かと待ち望んでいます!
まとめ
今回は僕のスパイダーマン愛を記事にさせて頂きました。
僕自身がもっとも見返した映画といえます。
これから先もそれは変わることはないと思います。
スパイダーマン4をこれからも待ち続けます!スパイダーマンフォーエバー!!
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