こんにちは!ともや先生です!
イヤイヤ期ってそもそもなんなのか?
子どもからの、毎日の「いや!」に疲れ切っていませんか?
「イヤイヤ期」は子どもの成長にとって重要な時期ですが、親にとっては試練の連続でもあります…
しかし、適切な対応法を知ることで、この時期を乗り越えることは可能です
本記事では、親と子どもの絆を深めながらイヤイヤ期を乗り越えるための実践的なガイドをお届けします!
さあ、一緒に乗り越えましょう!
イヤイヤ期とは?
イヤイヤ期(いやいやき)は、一般的に1歳半から3歳頃にかけて、自分の意思を強く主張するようになる時期を指します
イヤイヤ期は子どもにとってとても大切なことですが、親や保護者にとっては大変な時期でもあります
自分でやりたい!という気持ちが強くなる
特徴の1つで、子どもが自分で「やりたい!」という気持ちが強くなることがあげられます
最初は自分の力で立つ事も出来ませんが、成長とともに様々なことができるようになっていきます
それと同時に自我が芽生え、「自分でやりたい!」という気持ちが強くなっていきます
生まれたばかりの赤ちゃんのうちは、大人の「されるがまま」だったりしますが、徐々に自分の気持ちを訴えるようになっていくんですね!
そこで大人が先回りしてやってしまうと「いや、いいから!自分でやるからほっといてくれよ!」と、怒ることが増えてきます
これがいわゆる「イヤイヤ期」です
「考える力」がついてきているので、喜ばしいことなのです!
そして考える力がついてきているので、自分のしたい事を強く訴えるようになります
例えば、「おもちゃを片付けなさい」という大人の言葉に対して「まだあそんでいたい!」と自分で考えて結論を出し「やだ!」と反抗します
突然泣いたり怒ったりする
上記で「自我の芽生え」についてお話ししました
イヤイヤ期の特徴の一つに「突然泣いたり怒ったりする」ということがあげられます
自我の芽生えとともに「感情」が備わってきます
ですがまだ、子どもはその「気持ち」の正体がなんなのかわかりません…そこからいろんな経験を通して、「悲しい」や「嬉しい」という気持ちを学んでいきます
気持ちの表現の仕方がわからず、なにがキッカケで感情が高ぶると突然泣いたり怒ったりするわけです
子ども自身も、突然現れたその「感情」というものに、とっても戸惑っているのかもしれませんね…
例えば、上記の自分でやりたい!という部分と合わせた場合「自分で着替えようとしたけど、結局自分で出来ないで泣いてしまう」というパターンが考えられます
つまり、感情のコントロールがまだ未熟なために起こることなのです
大人でも気持ちが爆発しちゃう時ありますよね
イヤイヤ期の乗り越え方
イヤイヤ期は、子どもの成長にとって非常に重要なものです
この時期をうまく乗り越えるためには、親や保護者が適切な対応をすることが求められます
以下に、イヤイヤ期の乗り越え方について詳しく説明します
①子どもの気持ちを考えて共感する
イヤイヤ期は親にとっても大変かもしれませんが、子どもだって大変です
大人としては、子どもが自分で考える力を育むために必要であることを理解し、忍耐強く対応することが重要です
子どもの「イヤ!」に対して感情的にはならず、冷静に対応していきたいところです
なんで子どもはこれを嫌がるんだろう…と子どもの気持ちを考えてみることが大切です
また、子どもが「いや!」と言った時に「そうだよね、嫌だよね…」や「嫌な気持ちはわかるよ…」等共感してみるのもいいと思います
共感する!というのは大人でも非常に大切ですね
例えば「お着替えを嫌がる」場合です
そうだよね、イヤだよね…着替えたくないよねぇ~
上記のように「イヤだ」という気持ちを否定せず、受け止めて共感してみることが大切です
②自分で選んだ!という満足感を感じてもらう
子どもの「イヤだ!」ということに対して、選択肢を与え、子ども自身で決定してもらいましょう
それにより、自分で考える力を育み、子どもは「自分は大切にされているんだ!」と感じることができます
コレして!アレして!と指示ばかりされ、従わないと怒られる…大人でも辛くなりませんか?
例えば「お着換えを嫌がる」場合…
子どもの好きなキャラクターや色の服をいくつか見せて、どれを着るか選んでもらいましょう
自分で選んだ!という気持ちがなにより大切なのです
他には、やりたくない事も選択肢にしてみると効果があるかもしれません
「野菜を食べてほしい!」と思った時は「ニンジンとキャベツ、どっち食べてみる?」と、苦手なことに対しても自分で選ばせてみましょう
「どっちもヤダ!」となるかもしれませんが、そこは忍耐…!
少なくとも、問答無用で「食べなさい!」よりは効果ありそうです…!
③否定をしないで安心できる言葉かけを
「ダメ!」と、とっさに行ってしまうこと、ありますか?(こんな記事を書いている僕にも、もちろんあります…)
ですが、ここは気を付けたいところです!
子どもの行動をむやみに否定をしてしまうと、逆にエスカレートしてしまうかもしれません
大人に「やるな!」って言われた事って楽しかったりしますよね…背徳感からなのか…
もちろん急を要する場面もあるかもしれませんが、否定をせずに言い換えてみてはどうでしょうか?
いきなり否定から入られるとキツイのは大人も同じではないでしょうか?
例えばこういった具合に…
- 走らない → 歩きましょう
- そっち行かない → そばにいてね
- さわらない → 見るだけね
否定をするよりは、効果はあるハズです
コツはなるべく穏やかにいう事です…!お願いしてみてもいいと思います
よくある例では「お店の商品」を触ってしまう時です…
お願いっ!ここは見るだけにしておこうね?見るだけならいいよ!
そして、きちんと褒めて、認めてあげて下さい
ちゃんと歩いててえらいね!
そばにいてくれてありがとう!
子どもは「親に受け入れられている!」という気持ちで心が満たされ、自己肯定感が高まることへ繋がります
ダメ!と、とっさにでてしまう言葉を一度飲み込むのは最初のうちは大変かもしれませんが、ここは日々の練習です
④規則正しい生活リズムを作る
規則正しい生活リズムを作ることで、子どもは「次に何をするべきか」を予測しやすくなり、安心します
日によって、やることや順序がバラバラだったら子どもも混乱します
大人でも予測してない不測の事態が起こると固まっちゃいますよね
昨日はよかったのに今日はダメ!なんてことになったら、それこそイヤイヤスイッチが入ります
よくある例では、寝かしつけが遅くなり、朝起きるのが遅い場合
時間がないと余裕がなくなります
ゆっくり着る服を選ぶ時間もなく、遊ぶ時間もない…早く早く!と急かされて、大人もイライラして子どもにもキツく当たってしまうとなると辛いですよね…
朝起きて、お着換えをして、朝ごはんを食べて、オモチャで遊んで、それから保育園に向かう…
みたいに流れが定着すれば子どもだってスムーズに安心して動けます
⑤家庭のルールを決めておく
家庭でのルールをきちんと決めておくことも大切となってきます
お父さんやお母さんで言っていることが毎回変わると、子どもも混乱するので、きちんと決めて家庭で共有しておきましょう
そしてそれを「小さいからわからない!」なんて思わずに、きちんと説明をしてあげて下さい
例えば「手洗い」では…
バイキンバイバイするために、ご飯の前は手を洗いましょうね
…といった風にです!それが習慣となっていきます!
きちんとしたルールがあり、みんながそれを守ることによって、子どもは安心します
サッカーをやってたのに、人によって勝手にルールを変えて、急に手をつかいだしたりしたら安心して取り組めませんよね?
年齢にもよりますが、ある程度大きくなってきたら、自分でルールを決めてもらってもいいと思います
この場合、重要なのは自分で決める事です!そしてそれは大人も実行すること!
まとめ
イヤイヤ期は子どもの「自我の芽生え」です
それは子どもの成長にとって重要な時期であり、親もその成長をサポートする役割を果たします
理解と忍耐、そして愛情をもって接することで、イヤイヤ期を乗り越えていきましょう!
僕のこの記事が、なにかしらのヒントになりえればそれほど嬉しいことはありません
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