【保育園の職員指導】褒める?叱る?よりも大切な信頼関係!

保育
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こんにちは!ともや先生です。

1人でも後輩がいる人に知って欲しいことを紹介します!

先輩保育士
先輩保育士

褒めた方がいいのかなって思うけど、舐められるのも嫌なのよねぇ…

悩むことありますよねぇ・・・僕も「悩んでばかりの日々」の連続でした。

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「褒めて伸ばす?」「叱ることも必要?」

よく「褒めて伸ばした方が良い!」と聞くことがありますが、実際はどっちがいいんでしょうか?

「褒める」も「叱る」も一緒

結論から言いますと「褒める」も「叱る」も一緒です!

えー!ホントに!?そんなわけないでしょ!?

なぜ一緒なのか?

それは「褒める」も「叱る」も相手の事を想っての言葉だからです。

ただ、問題なのは「それが相手に届いてくれているかどうか。」です。

それでは、相手に言葉を届ける為にはどのようにしたらいいのでしょうか?

大切なのは「信頼関係」

信頼関係という土台ができていないと「褒めて」も「叱って」もどっちの言葉も届きません。

土台が出来ていない場合、こうなります。

●信頼関係が築けていない場合

叱った場合

なんにもわかって無いくせに、いちいちうるさいんだよ!やる気なくすわー

褒めた場合

調子いい事言って、いいように使おうとしてんだろ!(なんも見てない癖に!)

上記のように、どんな言葉をかけても受け取ってもらうことができません。

ですが、きちんと信頼関係が築けていれば、言葉は必ず伝わります。

●信頼関係が築けている場合

叱った場合

自分の為に言ってくれたんだ!この人の為にも頑張らないと!

褒めた場合

ありがとうございます!もぉすっごくやる気でます!(きちんと見ててくれてるんだ!)

なので、「褒める」にしても「叱る」にしても、大切なのは「信頼関係」なのです。

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信頼関係を築く為にしたい事

信頼関係が築けていないと、褒めても叱っても、相手に届かないんです。

日頃の関わりを大切にする

信頼関係は一朝一夕ですぐにできるものではありません。日々の関わりを通して積み上げていくものです。

皆さんも、仲の良い友人はいると思いますが、出会った日から親友だったわけではないですよね?

特に園長・主任は、担任を持たず現場から離れてしまうと見えなくなってしまうものもあるので、気を付けたいところです。

デスクワークが大変なのは重々承知ですが、日頃のなにげないやりとりを大切にしてあげて下さい。

話を「聞く」ということ

人を指導する上では「話し方・伝え方」が注目されがちですが、それはまず「聞く」ことができてからの話です。

自分の話を聞いてくれない人の話なんて聞きたいと思いませんよね?

ですが、人の話を聞くということは、できてそうでなかなかできていなかったりする場合があります。

僕自身、日頃から意識しているつもりでも、できていない事も多いので、まだまだです。

「認める」ということ

立場が上になっていくほど大切なスキルです。

こちらの記事で詳しくお伝えしています。
子どものみならず、大人にも当てはまることがたくさんあると思います。

共感、労い、感謝

上記の「認める」という事にも通じるのですが…

オススメするのは、まずは「共感」です。

仕事始めたばかりは本当に大変ですよね。まだ慣れないよねぇ、それでも頑張ってくれて、いつもありがとうございます。

きちんと共感してから、日頃の労をねぎらっていきましょう。 感謝もあったら、尚いいです。

自分のことでも大変なのはわかります。ですが、少し気にかけてあげてみて下さい。

できれば、具体的になにを頑張ってるか見てあげましょう。些細なことでも大丈夫です。

毎日、朝早く来てくれてるね!

体調を崩さず毎日来てくれてるね!

製作準備、大変だったでしょ!

いつも報告ありがとう!

最後に感謝されることで、心は満たされます。

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指導する上でやってはいけないこと

そこで先輩、主任、園長等の指導力が試されていきます。

もちろん全て自分で考えて全て実行してくれるのが理想ではありますが、その場合の指導法は以下のことに気をつけてください。

説教

それどころかマイナスです。した所で意味はありませんし、相手と溝が深まるだけ。「正論」を突きつけたところで、相手を追い詰めてしまうだけです。

ついついカッとなってしまう!そういう時もあるかもしれませんが

怒るという事は

相手に感情を支配されるということ。

相手に手玉に取られている。

と、僕は思うようにしてます。

そんなつもりはなくても、相手が「説教」に感じたら効果はありません。

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まとめ

なにを「教える・伝える」ではなく、相手に伝える前の土台作りが肝心です。

周りにも伝わる

まずは自分が、皆様の日頃の労をねぎらい、感謝の気持ちを伝えていけば、他の職員も他の職員に対して、感謝の言葉が増えていくようになります。

主任や管理職でなくても大丈夫です。

正しい行いは、必ず周りに伝染します。

なにより大切なのは、諦めずに働きかけ続けることです。

「指導」の前に、まずは「信頼関係」ですね!

「影響力」に関して言うと立場が上になっていくに比例し、大きくなっていきます。特に、園長・主任等の管理職は現場に1番、影響を与える立場なので、日頃の言動に気を付けていきたいですね。

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