【新人保育士さんへ】仕事が始まる前に知って欲しい事!

保育
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こんにちは!ともや先生です!

新人さん、いろいろ不安なことあると思います。

保育士って、大変ですよねぇ・・・

「保護者対応」や「子どもとの関わり方」「製作準備」等も大切ですが、それよりも基本的な事をお伝えしたいと思います。

そしてそれは、保育士でなかったとしても、必ず必要なことです。

僕自身も新人の時は失敗ばかり。向いてないのかな・・・辞めようかな・・・なんて日々悩んでいました。今でも思う時あります。

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1年目の目的

空気に慣れよう

まず前提として、失礼かもしれませんが、
「新人が即戦力!」とは、「誰一人思っていません。」

まず1年目は現場の空気に慣れることが最大の目的です。極端な話、毎日元気に来てくれるだけでOKです。

今までやってきて思う事ですが、実は、それすらも難しい人、大勢います・・・

毎日来るのは当たり前!」と思っているとしたら、大間違いです。とても素晴らしいことなのです。

毎日出勤してくれる!それだけで才能です!自分を褒めていいですよ!

僕自身、昔はそう思っていました。社会人なんだから「出勤するのは当たり前!」と、その固定観念がありました。

立場も上がり「毎日出勤してくれること」を褒めたら、年配の先生に「そんなこと当たり前じゃ….」と鼻で笑われて、とても嫌な思いをしました。かなり凹みました。

が、今でもはっきりと思います。「毎日出勤」は当たり前ではありません。少なくとも僕は毎日出勤して下さる先生に感謝しかありません。

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新人にやって欲しい事

挨拶はなにより大切

挨拶は相手の顔を見て笑顔で行いましょう。

例え、先輩に 目も合わさずに 、ボソボソした声で「…ざいます…」という人がいたとしても、絶対に真似してはいけません。

挨拶がいいだけで、それだけで評価に値します。

逆に、いくら仕事で頑張っていても、挨拶が出来ていないと、正当な評価を得ることはできないこともあります・・・とても損なことです。

見ている人は、とても見ています。

特に挨拶は職場の人以外にも子ども、保護者等、周りの人全てが見ています。

  • 挨拶は礼儀正しく丁寧に
  • 一度立ち止まり
  • 相手の顔を見て
  • 笑顔で
  • はっきりと伝えましょう
  • 急いでいたとしても、顔はきちんと見ましょう

これは保育士であっても、保育士でなくても、社会で生きる大人として当然のマナーです。

挨拶を重要視している人は多いです。自分の為にもやっておきましょう!それだけで、一目置かれる存在になりえることも!!

損することは何一つありません。

これから先、もし保育士以外の仕事をすることになったとしても、覚えておきましょう。

朝は、先輩よりも気持ち早めに行く

朝早く行くだけで

先輩保育士
先輩保育士

あの子は頑張っているんだな!

という気持ちが周りに伝わります。

仕事をしていなくても、朝早く行くだけで評価が上がるなんてやらないのは勿体ないです。

  • いつもギリギリ
  • 遅刻すれすれ
  • たまに遅刻しちゃう


以上のことが積み重なると、怒られる時にまとめて言われてしまうので、注意が必要です!

これも毎日の積み重ね!見てる人は見ています!

時間に余裕があると、気持ちにも余裕が生まれます。

帰りは必ず先輩に声を掛けてから

勝手に帰るのは本当にNGです。

先輩保育士
先輩保育士

あの新人、なんにも聞かずに勝手に帰って、本当に感じ悪いね・・・こっちは明日の準備がまだ終わってないのに・・・

なんて陰で言われていたら大変です!絶対に一緒に組んでいる先輩に聞いてから帰って下さい。

そんな人いないと思いますが、
軽いノリで「帰っていいですかー?」なんて聞いてもいけません。

新人保育士
新人保育士
  • 明日の準備なにかありますか?
  • 今のうちから、やっておいた方がいいことありますか?
  • なにか自分にもできることありますか?

「やる気」を見せてあげて下さい。

自分の立場を悪くしない為にも、必ず聞いて下さい。

僕自身、今までの職場で、すぐに帰ってしまう職員がいました。帰った後に周りの職員が、帰った職員に対して否定的な言葉を言い、周りの職員同士で盛り上がっていました。僕はそれがとても嫌でした。

ですが、

園によっては、遅くまで作業して全員で帰るのが風習だったり、早番なのに夜の10時まで残させられたりする等、いきすぎた残業が場合もあるので、その場合は転職も視野に入れた方がいいかもしれません。

必ずメモはとる

メモは必ず持っていてください。

もしメモ帳を 忘れた場合は「手のひらに書くくらいの【覚悟】で!」笑

相手に真剣さが伝わるので、必ずやってみましょう。

挨拶以外で、名前を呼ばれたら「即メモの準備!」(・・・これは極端ですが)

僕自身、今でも先生に声を掛けられたときはメモをすぐに出します。

できる範囲で調べてから「相談」

「なんでも聞いてね!」 と、言われてなんでも聞いたら怒られた経験はありますでしょうか?

えー!?なんで怒るの?話が違うじゃん!

と思うかもしれません。実は「なんでも聞いてね」「それくらい自分でやってよ」同じ意味なのです。

最初は親切丁寧に教えてくれたとしても、積み重なると、ふとしたキッカケで怒られてしまうこともあるかもしれません。

例えば、いきなり先輩に

新人保育士
新人保育士

行事の製作は、なにやればいいんですか!?

と、聞くのは聞かれた方に「丸投げ」してしまっているので、避けた方が無難でしょう。

この新人はなんにも考えていないんだな・・・

と、思われかねません。やれることはやってから聞きましょう。

●例をあげると
① ネットで調べる
② 保育雑誌を見る
③ 昨年度の計画案・記録簿を確認する
④ 過去の製作を保存している場合、確認する

先ほどの「製作」を例にしてみましょう。

新人保育士
新人保育士

時計の製作は○○(写真、もしくは簡単に描いた絵を見せる)を考えているんですが、ハサミって使ったことありますか?どこまで子どもやってもらおうか考えていまして・・・

先輩保育士
先輩保育士

まだハサミはやったことないから、のり付けとクレヨンまでにしておこうか?

質問するというより「相談する」ですね。

人は自分の得意な分野で頼られると嬉しいモノです。

その方が「そこまで考えているなんて、とてもやる気のある新人なんだな!」と思われます。

相談もできて、評価も得られ、一石二鳥です。

特に今の時代、YouTube等の動画でも、丁寧に教えてくれますね。

作業を変わる

これはちょっと勇気いるかもしれませんが、

先輩が重い荷物等を運んでいたらすぐに交代しにいきましょう。一人で持つには厳しい場合は一緒に持ちましょう。

先輩!かわります!!

先輩が荷物を運んでいる中、それをボーッと見つめている等。見て見ぬフリはやめましょう。

おそらく

あ、大丈夫ですよ。

と、断られると思います。

それでも、「やる気」を示すことができます。自分が言われたらどうでしょうか?

「この新人は見込みあるなぁ!」なんて思いませんか?

自分で勉強する

早く戦力にならなきゃ!先輩に迷惑ばかりかけていられない!

と思っている先生、いるのではないでしょうか。

子どもと接する仕事なので、特に正解はありません。経験がモノを言う職業でもあります。

個人的にオススメしたいのが読書です。保育や育児に関する書籍はたくさん出ています。

足りない経験は知識で補う他ありません。

こんなことやって失敗した!成功した!と様々な人がは情報を発信しています。それを知らないのは損なことです。

字を読むことに抵抗がある人は、今の時代youtubeでも発信している人がいますので、そちらを見てみるのもいいと思います。

僕自身「常に勉強!勉強!」を心掛けています。

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仕事でミスをした場合

言葉で言われただけで完璧にできるのでしたら苦労はいりません。

確かに、世の中には言葉を聞いただけで何でもできてしまう完璧超人はいます。

ただ、言葉で聞いただけではそれは知識です。知識と経験が合わさって、初めて身につくことなのです。

次に気をつければ良い

ミスしてしまった場合の対処法、これには明確な答えが出ています。

次に気をつければいい。それだけです。

  • ミスをしてしまった場合は、次に気をつければいいのです。
  • また同じミスをしてしまった場合は、また次に気をつければいいのです。
  • またまた同じミスをしてしまった時は、またまたその次に活かせばいいのです。

落ち込むこともあるでしょう。自己嫌悪で泣きたくなることもあるでしょう。すぐに「切り替える」なんてできないこともあるでしょう。

仕事の失敗は仕事で返せばいいんです!借金と一緒です。みんな同じような苦労を積んで「今がある」のです。

必ず「振り返り→報告」

「ミスしちゃったけど、次頑張ればいいや~」と軽く受け止めるのは違います。

必ず「振り返り」をして、対処法を自分なりに考えて下さい。そして、それを先輩や周りの人に伝えて下さい。

すみません!

次から気を付けます!

次頑張ります!

これだけだと信用されません。

なぜか?具体策がないからです。

先輩保育士
先輩保育士

はぁ・・・この新人はなにも考えていないんだなぁ・・・

と、思われてしまう場合があります。

具体的に今後どうするかを明らかにして下さい。

これからはすぐにメモをします。

次から15分前に来ます。

必ず2人以上で確認します。

「有言実行」!これを積み重ねていく他ありません。

言ったからには必ず実行して下さい。

言ったことをきちんと守っていれば、周りもだんだん認めてくれるハズです。

「自分で考える」ということに意味があります。

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まとめ

1年目は、どれだけ「やる気」「頑張り」を示せるかどうかです。

仕事は「経験」を積まなくては身につきません。ですが、「やる気」と「頑張り」を示すことは今すぐにできます!

「自分もちゃんと考えている」という姿勢を見せてあげて下さい

目標は自分で決める

どこまで頑張ってみるかは、自分で目標設定してみてください。

周りから「1年で辞めるなんて根性ナシだ!年は働いてみろ!」等、言われても無視して下さい。

  • 三年は頑張る!
  • 一年は頑張る!
  • 冬のボーナスまで頑張る!

ただ、「一時の感情で辞める」のは待って下さい。自分で目標を定めて、是非達成してみてください。

未来の自分の自信になる

それまでに頑張った経験は、これからのあなたの自信となります。

僕自身がそうでした。

僕の話です。

要領の悪さもあり、1年目は毎日怒られてばかり。時には理不尽に思えるような事もありました。毎日保育園に行きたくないと思っていました。それでも歯を食いしばって毎日通いました。周りの同期には、とても心配されました。それでも1日も休まず働きました。

「そんな中とりあえず、1年!」と思っていました。1年目を乗り越えた経験は、今でも僕の大切な宝物です。

僕も一緒です!負けないでください!

この記事が、一人でも多くの悩める新人の手助けになりえれば、それほど嬉しいことはありません。

応援しています!

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