保育園の職員育成「小さいミスの指摘の方法」

保育・育児
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こんにちは!ともや先生です!

怒るのって苦手な人多いんじゃないですか?

先生達を指導をする上で、「怒る」は基本的に不要です。

具体的に説明していきましょう!

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小さいミスの場合

例えば、書類に抜けがあった場合です。

短く簡潔に伝える

いきなり本題には入らず、まずは雑談から入る事をオススメします。

最近どうですか?暑いですねぇ。

から入って

そうだ。週案、名前が抜けていたので、あとで時間が空いたときにでも入力しておいて下さいね。

くらいでいいでしょう。

指摘事項を伝えられるうえに、コミュニケーションもとれるので是非やってみて下さい。

ついついうっかりのミスです。誰にでも起こりえます。

僕自身も実際に

大丈夫ですよ。次に気を付けていきましょうね~。

くらいで済ませています。

後から確認→認める

少し面倒に感じるかもしれませんが、ちゃんと直っているかは確認してあげて下さい。

確認したら

すぐにやってくれたんですね。ありがとうございます。

と伝えること。

ちゃんと見てくれてるんだ!という気持ちが伝わります。

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何回言っても同じミスを繰り返す場合

ですが、繰り返されると

はぁ…何度も言ってるのに、どうしてわからないのかしら…

と思うかもしれませんが、そこは「忍耐」あるのみです!!

落ち着いて考えてみると、別に怒るほどのことでもないかな?なんて思ったりすることもあります。

信じて見守るのみ

人は自然と失敗から学び改善するもの。

こちらからはなんの改善も見られないとしても、その人なりの速度で成長しています。

反抗的な態度をとられてしまっても、心の中ではなにかを感じ取ってくれているハズです。

1度の失敗ですぐに改善する人もいれば、何度も繰り返す人もいます。

50回繰り返してやっと気付く人もいるかもしれません。

成長を信じて、見守り続けることしか出来ることはありません。

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気を付けたいNG行動

指摘マンになってしまう

話しかけるときは決まって「注意」「指摘」だと相手もうんざりします。

上にも書きましたが、まず雑談から入るのは相手の緊張を解く為でもあるのです。

姿を見るだけで拒否反応が出てしまっては大変!

萎縮してしまい、ミスがミスを呼び、さらなる悪循環です。

「離職」にも繋がるので、これはなんとしてでも避けて下さい。

必要以上にミスの追求をする

例えば、新人のミスに対して

なんでそんなことしたの?

なんでやらなかったの?

なんで前に教えたのにわからないの?

何度言ったらわかるの!?

思うこと、あると思います。

ですが、だいたいの場合…

  • やっちゃったから「やっちゃった」
  • やってないから「やってない」
  • わからないから「わからない」


原因なんてないから、追及する必要はない。ただ、それだけのことなんです。

メモをとらないからだ!

真剣さが足りないんだ!

そもそも人間性が!

いろいろと思う所もあると思います。

が、本当の所、本人にも分かっていないかもしれませんし、原因はもっと、別の所にあるかもしれません。

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アドバイスする場合

会話の「ついでに」伝える

こちらとしては、親切心からで、説教なんてするつもりがなかったとしても、相手が説教だと感じてしまった場合、途端に聞いている側はうんざりします。なにを言っても届きません。

会話が終わった後の「ついでに」で話すのがいいでしょう。

要領は上記にもあるミスを指摘する時と一緒ですね。

※例1:いきなりアドバイスした場合

いきなり

「去年の計画案見といてね!」

とアドバイスしてしまうと

「わかってんだよ、うっせーなぁ・・・」

と思われては大変です!

せっかく良いこと言っていても、伝わらなかったら意味がありません。

相手の話を聞き、日頃の頑張りを認め、感謝して、相手が話し終わってから伝えてみて下さい。

※例2:会話のついでに伝えた場合

いつも頑張ってくれてますね。
ありがとうございます。

なにか困ったことありませんか?

・・・大丈夫ですか?
なにかありましたら、
いつでも言って下さいね。

また明日もよろしくお願いします。

あ、そうだ、
去年の計画案は見ましたか?

じゃ、バッチリですね!
※後で見ておくといいよ!
お疲れ様でした。

途中経過も確認

なにか問題が発生した時、「私はきちんと伝えました。」と言う先生がいます。

あえて強い言葉を使います。これは「責任逃れ」です。

「自分はきちんと伝えた(教えた)から、後輩ができていないのは私のせいではない。」

と言いたいのでしょうが、それは大いなる間違いです。

後輩、新人が出来ていないのは先輩、上司の責任です。

必ず途中経過を確認して、フォローを入れていきましょう。

例:行事の製作

行事の日程と製作の期限を伝えて、
「はい、おしまい」

ギリギリになって

なんで終わってないのー!期限は伝えたじゃない!!

と、怒っても意味はありません。

合間、合間に

準備、進んでる?
間に合いそう?
ちょっと見せてー♪


等で確認

「あ、いい感じだねー!準備大変だったでしょ?頑張ったねぇ・・・あ、ここは糊じゃなくてボンド使った方が良いかも!」

見せて貰ったら「認め」「労い」「ついでのアドバイス」

詰めた聞き方をすると相手が萎縮してしまいます。繰り返しになりますが、普段からの「信頼関係」が大切なのですね!

信頼関係が出来ていれば、

自分は先輩気に掛けてもらえてる

と感じられ安心し、更に信頼関係は深まります。

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個人的な思い「お花の水やりと一緒」

僕はよく「お花の水やり」に例えます。

毎日毎日水をあげても、ぜんぜん花を咲かそうとしません。

もしかしても根が腐っているのかも知れません。土がダメになっているのかもしれません。

ですが、やれる事はただ1つです。

いつか花開くことを信じて、ひたすら水を毎日あげ続けることだけです

そして水はあげすぎても逆効果

そこで「どうして花を咲かせないんだ!!」と怒るような事はしません。

信じて水をあげ続けるのみ。

ただ、一つ気を付けたいのは「大きなじょうろ」みたいなものはありません。

丁寧に手酌で水を与え続けていくしかありません。

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まとめ

今回は「小さいミスの指摘の仕方」をお伝えさせていただきました。

一言伝えただけで、すぐに変わるような魔法なんてものもありません。

いろいろ書かせていただきましたが、職員指導といっても「本人の成長を信じて見守る事」のみ。

大切なのは日頃の積み重ね!ですね!

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