園長・主任等リーダーは働かないのが仕事?職員育成の為の責任感とは?

保育
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ともや先生
ともや先生

こんにちは!ともや先生です!

園長・主任等の責任者は働いちゃいけないんです!

え!?責任者こそ働かなきゃいけないんじゃないの??

今回はそれを詳しくお話ししたいと思います。

よければ「目次」から見たいところだけでも見てって下さい!

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働いてはいけない理由

園長と主任は働かないのが仕事です!と言うと…

別に「事務所でyoutube見てたり、Webマンガ読んでろ!」なんて言うわけじゃありません。

きちんと理由があるのです。

仕事を振って管理をする事が仕事

リーダーが率先して動いて作業してしまうとどうなってしまうでしょうか?

  1. リーダーが率先して動く
  2. 他の先生の作業を奪ってしまう
  3. 手持ちぶさたな職員が出る
  4. リーダーだけ、いつも大変
  5. 動けない職員…

手持ちぶさたな先生が出ては本末転倒。先生が手持ちぶさたにならないように、見てあげるのが仕事です。

あ、ここお願いできますか?ありがとうございます!

…というように、優しく声掛けして行動を促せたらいいですね。

仕事を振って、やってくれたら褒めて、自信をつけてもらいましょう!

確かに、リーダーが作業しちゃうと気付いてあげられない場合があるかも…

園長・主任になると指導・育成をやっていかなくてはなりません。

行事準備等大きな作業では、担当ごとに仕事を割り振り、主任はその報告を受けるだけにしたりしないと、本当に大変です。

主任がやってしまう分、作業が減ってしまうのは簡単な理屈です。

そして新人等、下の先生にもプレッシャーを与えてしまう事にもなりかねません。

どうしよう!主任が動いてるのに…なにかやらなきゃっ!でもなにしたらいいのー!?

率先して動いて道を示すのも大切ですが、気を付けたい所です。

人間1人で出来ることなんてたかが知れているので、思い切って任せるのも非常に大切なのです。

みんなが働きやすくなる仕組みを作る

仕事を任せると言っても、丸投げして「あとよろしく!」はちょっと違います。

経験がある先生はまだいいのですが、初めて担当に就いた先生は手探り状態だと思います。

なので、取りかかるまでの準備に寄り添いましょう。

去年の計画案は確認しましたか?私も過去に〇〇で困ったことあるから、いつでも聞いて下さいね!

一言あるかないかだけでも職員の気持ちはかなり違います。

具体的に言うと、僕は写真付きのマニュアルを用意して、必要な物も全て書き込んで職員に配っています。

ディズニーでも社員は接客も販売もしないらしいですね。

目的は職員の「責任感」「意識」を高めていくこと

どうせリーダーがやってくれるー

…と、なってしまってはいつまで経っても下が育ちません。自分で考えない職員の出来上がりです。

責任感や意識が低いな…と感じる職員に対し、怒ったところでなにも変わらないどころか、溝ができます。

なので、最初は小さいことでもいいのでなにかしらの「担当」にしたり「責任者」にするのがいいでしょう。

人は失敗から多くの事を学ぶ

やらせてみないと人は育ちません。

自分がやった方が早い!人に任せるとかえって時間がかかる!という意見もあります。

ですがそれは、いつまで経っても下が育たず、いつまでも自分一人が忙しい!という状況を生みます。

もちろん場合にもよるかとも思いますが、失敗させてみる!というのも非常に大切です。

やることは「振り返り」に徹底的に付き合うこと。

人材育成に繋がります。

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あえて「ヒマそう」にすることが大切

園長・主任はいつも大忙し!ですがそこを、あえてヒマそうに見せるのです。

え!?なんで!?と思うかもしれませんが、非常に大切です。

声をかけやすくなる

理由は、指揮をする人が忙しそうだと、下の先生は「声を掛けづらくなってしまうからです。

  • 確認したいことがある
  • 見て欲しいモノがある
  • 困っているから相談したい

以上の事があっても、忙しそうにしていると声をかけられないんです。

確かに!例えば「電話中の人」には声を掛けられないですよね。

もし勇気を持って声をかけても

え!?今忙しいから後にしてくんない!?

なんて言ってまうと次に声をかけるハードルが上がってしまいます。

上司はいつも「ヒマ」でなくてはなりません。ヒマそうに見せるのもスキルなのです。

リーダーが忙しそうにしている事が原因で、本当に大事な報告が遅れてしまったりした場合、園そのものの信頼関係に関わる事もあるので気を付けたい所です。

本当に忙しい時は

事情があって本っ当~に忙しい時にして欲しい事があります。

  • 1度手をとめて
  • 体を相手に向けて
  • 顔を見て

ごめんなさい。後でも大丈夫ですか?

と言ってあげましょう。

本当に一分一秒を争う時はムリかもしれませんが、そんな状況はそうそう無いと思います。

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事例:運動会の前日準備

例えば、明日が運動会!前日準備をするとします。

具体的に言うと以下の通り…

  1. 入場門設置
  2. 授乳室設置
  3. 荷物置き場準備
  4. 遊具使用不可の準備
  5. ライン引き
  6. バリケード設置 etc…

これらをリーダー1人でやるなんて無理に決まっているので、事前にそれぞれ細かく担当をわけて任せます。

写真付きのマニュアルがあればそれを事前に一緒に確認。必要な物があれば一緒に用意しておく。後は担当に任せること。

作業が始まったら、リーダーは適当にフラフラして…

どうですか?

進んでますか?

なにか困ってませんか?

いいですね!

ありがとうございます!

等、声掛けをしてあげて下さい。

すみません、こんな感じでよろしいでしょうか?

リーダーは担当者の報告を受けて一緒に確認する。くらいが好ましいです。

実際にやってみたら、〇〇が足りなそうで…

相談を受けたら一緒に考えてみて下さい。

必要に応じて作業に参加するのは仕方が無いとして、基本的にヒマそうにしていたいですね。

それがリーダーの仕事です。

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率先して取り組むこと

これまで「働いちゃいけない!」と散々言ってきましたが、そればかりではありません。

率先してやって欲しいこともあります。

普段の生活態度を周りに示す

具体的にあげるなら、以下のとおりです。

  • 服装
  • 髪型
  • 余裕を持って出勤
  • 言葉遣い
  • 挨拶
  • 笑顔
  • お礼を言う

なんだそんなこと!と思いました?本気で大切ですよ!

園の方針によるところもあるかもしれませんが、具体的に行動で示す方が、言葉で言うより遙かに伝わります。

このような、細かいかも知れませんが、行動1つ1つが保育の質に直結すると考えます。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

ザックリ言うとリーダーは…

  • 仕事を任せるのが仕事
  • 準備には徹底的に付き合う
  • ヒマそうにしている
  • 生活態度は率先して手本を見せる

勿論場合にもよると思うのですが、相手を信頼して仕事を頼みたいですね!

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